コンビニメシの楽しみ方のひとつに掛け算グルメがある。
コンビニにはさまざまな弁当や総菜、食材が揃っているわけだが、それらを掛け合わせることで思わぬ絶品料理が誕生することがある。
思わぬ発見があった時は、思わずニンマリしてしまい誰かに教えたくなるもの。
そんなコンビニ掛け算グルメがネット界にはたくさん紹介されている。
そういうのも楽しいけど、シンブルに弁当を豪華仕様にカスタマイズするというのも手軽で楽しい。
今回はそんなカスタマイズに挑戦してみることにした。
目次(タップできる)
セブンじゃがうまコロッケビーフカレー
掛け算グルメは味の相乗効果を予測して食材を熟考し作り上げられる至高のグルメ。
それに対して、今回挑戦するカスタマイズはその場その時のインスピレーションでチョイスしたものを合わせる一期一会なグルメだ。
そして今回チョイスしたのは、「THEセブンビーフカレー」×「ゆでたまご」×「じゃがうまコロッケ」。
なんというココイチ感(笑)
だが、いま求めてているものをフィーリングで選んだものをカスタマイズするのがもっとも楽しいところ。
たとえそれが破滅への第一歩だったとしても、その歩みを止めるという選択肢は存在しない。
さっそく面白くもなともない結果しか見えない超鉄板カスタマイズに挑戦だ。
メインとなるのがこれ、THEセブンビーフカレーアンガス種牛肉使用。
データ
THEセブンビーフカレーアンガス種牛肉使用
販売 北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海、近畿、中国、四国、沖縄
価格 460円(税込496円)
エネルギー 668kcal
タンパク質 20.2g
脂質 16.1g
炭水化物 113.5g
食塩相当量 2.8g
巷の噂では美味しいとのことなので、食べる前から楽しみだ。
ここにじゃがうまコロッケ、ゆでたまごをトッピングすれば『セブンじゃがうまコロッケビーフカレー』の完成だ。
ボリューム満点な贅沢な一杯に進化した。
コロッケとカレーの相性の良さは鉄板、ゆでたまごも同様だ。
美味さの三重奏ゆえにこれは絶対美味いに違いない。
まずはコロッケから。
うーんなんか違う。
コロッケ単体でかなり美味いが、だからといってカレーに合わせても美味しいかと言われたらそうともいえない。
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セブンのじゃがうまコロッケ(チーズ)。コンビニコロッケ史上最強のヤミツキになる美味さ
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いや待て、これはもしかしたらカレーに原因があるのかもしれない。
ひとのまずそのままで味わってみる。
トマトの酸味にタマネギの甘みあるコクのあるカレーで、牛肉の旨味もしっかり出ている。
だが、この牛肉がハズレをひいたのかどれも筋膜がっつりついていて食感、風味ともにクセがある。
このクセ感はさすがに個性的すぎる。
スパイス感を上回るその甘みの主張の強さも特徴的。
カレーは中辛から甘口が好きという人向けな味といったところだろうか。
最後に
今回はセブンイレブンの弁当をカスタマイズしてみた。
美味いと評判のセブンビーフカレーのハードルを上げ過ぎてしまったのか、思っていた味とは違った特徴的な味だった。
ルー自体のコク感はなかなかのものだが、この甘みがどうにも主張が強すぎてクドさを感じてしまった。
昔の追いスパイス付きの方が美味しかったような気がする。
リニューアルという名の劣化はこれまで何度も経験してきたが、久しぶりにその洗礼を受けてしまったということなのだろうか?
美味いものを加えれば美味くなるとは限らない。
そんな一杯だった。