カレー研究家である一条もんこさんの監修した『あしたのカレー』を食べてみた。
日本人が大好きなカレーといえば、1日目よりも2日目のあの味がたまらないという人も多い。
コクと旨みが熟成、濃縮された2日目のカレーはヤミツキになる美味さ。
あの味がすぐに食べられたらどれだけ幸福なことか。
そんな味を再現したカレールーを完成させたのが、カレー・スパイス研究家である一条もんこさん。
『カレーで世界を幸せに』という理念の元で研究を続けること10年。
ついに完成したのが「あしたのカレー」。
今回はそんなあしたのカレーを食べてみた。
目次(タップできる)
一条もんこ監修あしたのカレー
これが一条もんこ監修あしたのカレー。
データ
あしたのカレー
発売日 2018年3月29日
販売 スーパーなど
価格 399円
内容量 200g
エネルギー 355kcal
タンパク質 9.3g
脂質 25.8g
炭水化物 19.8g
塩分相当量 2.0g
パッケージに自らを掲載するというのは、並々ならぬ自信の表れだろう。
それもそのはず、この『あしたのカレー』は10年(2018年3月時点)というカレー研究の末に辿り着いた究極の一杯だからだ。
新潟県出身のカレー研究家である一条もんこさんは、「カレー研究会」およびスパイス料理教室「SpiceLife」の主宰でもある。
数々のカレー店での経験を経て現在に至る。
その10年の構想により生まれたのは、家庭ていな手作り感のあるカレーの味を次の日食べた時のあの味を再現したもの。
2日目のカレーの独特の幸福感から、明日への希望を持ってもらうという意味も込めて命名されたこの一品。
今回手に入れた「あしたのカレー」は、一度煮込んで完成したものを一度寝かせてからパッケージングすることで実際に1晩寝かせた味に仕上げている。
家庭的なカレーらしく、国産野菜を大ぶりにカットした随所にこだわりのある一品。
あしたのカレー食べてみた
さっそく食べてみよう。
作り方
・袋のまま熱湯に入れ5分~7分。
・耐熱容器に中身を出してラップをして電子レンジで約2分(500W)
なかかなのビジュアル感。
大ぶりな人参、じゃがいも、角切りポーク、トロトロにとろけた玉ねぎ。
まさに家庭の手作りカレーのような感じそのまま。
さっそくひとくち。
酸味とスパイス感、玉ねぎなどの野菜の甘味がしっかり効いている。
辛さは優しめで食感はなめらかクリーミー。
ゴロゴロと大きな野菜が食べごたえ感があって満足感も十分。
コクがあって後味もいい感じだ。
上質なプロ路線のカレーもいいが、家庭的な手作り感あるカレーもなかなか悪くないな。
最後に
今回はカレー研究家である一条もんこさん監修のあしたのカレーを食べてみた。
なにより本格的な味ではなく、2日目のカレーという発想が面白い。
そこに着眼点を置くのは10年の探求があればこそ。
ゴロゴロと大きな野菜はまさに家庭のカレーといった感じで、独特のクセになる味わい。
家庭によって2日目の味は違うとは思うが、おおむねアリだと思う。
ひさしぶりにカレーを作りたくなってきたな。