栃木市に異色のラーメン店が2019年4月より営業されていた。
らーめん居酒屋舟唄、まさに昭和を感じさせる居酒屋を間借りした居酒屋としてラーメン店として同時営業をするお店だ。
どうやらこのお店、埼玉岩槻にあるG系ラーメンが人気の「麺家ひまり」の暖簾分けのお店のようだ。
そのお店の系統を受け継ぐネーミングのG系ラーメンなどが食べられる居酒屋。
居酒屋だけに夜のみ営業だが、とても気になったのでさっそく行ってみることにした。
らーめん居酒屋舟唄
ここがらーめん居酒屋舟唄。
この外観に見おぼえのある人もいるだろう。
そう、らーめんにい村の店舗の並びの一角にある居酒屋だ。
場所的には栃木ホルモン炭臓と沖縄宮古島料理がちまやー桃太郎の間にある。
昭和を感じさせる外観は、地元の常連さんのやってくる居酒屋といった感じ。
もともとカラオケのある居酒屋として営業を続けているお店だが、親父さんのお店を間借りして息子である店主が始めたラーメン店。
それゆえに居酒屋の営業中にラーメン店も同時営業となる。
もしかしたら今後人気になったら、居酒屋の営業していない昼間の営業もあるかもしれない。
ただ、夜中まで食べられるラーメン店というのはある意味ポイント高い。
ちなみに店主は中沢製麺の社長と同級生らしい。
となれば、きっとここで使われる麺は中沢製麺謹製で間違いないだろう。
中沢製麺社長に確認済
らーめん居酒屋舟唄へのアクセス
住所
らーめん居酒屋舟唄
栃木県栃木市今泉町2丁目9-23
アクセス
車 栃木インターより4.4km(およそ8分)
電車 新栃木駅より徒歩950m(およそ12分)
駐車場 店舗前に3列(うち一番左はお店の車なので、後ろに停めても邪魔にはならなそう)
店内
店内はまさに昭和が息づく居酒屋スタイル。
右手にカウンター席が5席。
左手小上がりに6人掛けの座卓が2、4人掛けの座卓が1。
居酒屋だけに、常連のおばちゃんと親父さんがワイン片手に盛り上がっていた。
親父さんからワインを奢られそうになったが、飲酒運転になってしまうのでするめだけいただいた(笑)
席に備え付けはこんな感じ。
たぶんラーメン店用じゃないと思うけど。
らーめん居酒屋舟唄のメニュー
メニュー
お酒も飲む場合はお通し代+400円
舟そば食べてみた
今回チョイスしたのは舟そば。
はいペペロンチーノです
トッピングは舟そばチャーシュー(ブロックチャーシュー)2個、刻み生にんにく、野菜。
上の黒いのは生姜醤油が効いた背脂。
地味にキャベツが大きいのが嬉しい。
まずはスープから。
微乳化系の豚骨醤油スープは、表面脂が層を成しつつも嫌なクセもなく意外とすっきりしている。
完飲も余裕そうだ。
続いてチャーシュー。
脂はトロッと、身はしっかりしとた肉感ありつつもホロッとする噛み心地。
味付けはほのかに甘味を感じるタレ効いた味で、噛むほどに旨味があふれ出す。
ある意味二郎系に近い感じだろうか。
何年も食べてないから確かではないが。
それではさっそく麺をいただこう。
丸麺タイプの太麺で、表面ツルリとした喉越し良いタイプ。
もっちりとしてコシの強いプリプリ系な食感の麺は、噛むほどに小麦の風味が広がる。
続いて背脂を混ぜてみると、生姜の風味と濃いめの醤油がスープに絡み、先ほどよりもコクと旨みが増した感がある。
これは最初からしっかり混ぜて食べるのがベストかもしれないな。
この背脂、ご飯にぶっかけて食べたら3杯は余裕でいけるくらい好みの味。
G系でありながも、すっきりとした後味は完飲を誘う。
G系入門者にもおすすめできる一杯だった。
最後に
親父さんから帰りに貰ったてんてきの糖
居酒屋でありながらラーメン店という異色の新店。
オープンから7か月(2019年11月時点)も経つというのに、これといった情報もなく隠れ家的なラーメン店だった。
ついにその存在が公となったので、これから色んな人が訪問して賑わうことだろう。
まだ食べてないメニューばかりなので、どれがオススメなのか不明だが、麺家ひまりの暖簾分け店ならばきっと最初の一杯は舟そばをチョイスすべきなのだろう。
まぁこれから訪問する人はお好みで。
らーめん居酒屋舟唄
住所 栃木県栃木市今泉町2丁目9-23
TEL 0282-27-9537
営業時間 18:00~25:00(LO24:30)
定休日 火曜日
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