【小山市】串カツ田中小山駅東店。大阪のB級グルメ串カツの人気店が小山市にやってきた

大阪の伝統的にB級グルメ串かつで話題の串カツ田中が小山市に初進出を果たした。
2019年5月31日にオープンした串カツ田中小山駅東店。

串カツ田中といえば、いわゆるロードサイドに店を構えず買い物帰りの主婦の目に留まりやすい場所に店を構えたり、店内全面禁煙にすることで子供連れでも訪問しやすく、かつ子供が楽しめる仕掛けをするといった独自のスタイルにより注目を浴びている串カツ専門店だ。

先代より受け継ぐという田中の味は大阪西成区で誕生したレシピを元にされている。
2008年に東京世田谷に1号店をオープンし、今や全国、海外にまで進出。

衣、油、ソースにこだわり店舗ごとの味のブレを無くすことを徹底、串カツは変わり種を含む30種類以上の豊富なラインナップも特徴。

そんな串カツ田中の小山駅東店に行ってみた。

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串カツ田中小山駅東店

小山駅東口から徒歩5分、雑居ビルの1階角にひときわ目立つお店。
ここが今回訪問した串カツ田中小山駅東店。

若干、主婦の買い物帰りに目に入りやすい感は低く、子供連れで訪問するには刺激あるお店があったりもするスポットだ。
訪問したのは土曜の20時半頃、店内は混み合っている様子。

とても明るい店内。
4人掛けのテーブル席が10卓、カウンター席が6席ほどあり満席となっていた。

店舗入り口にはドラム缶を使用したテーブルに高めの椅子が3卓分。

どちらかといえば、こちらは椅子を撤廃して立ち飲み専用にした方が良さそうな印象だ。

ちなみにチンチロリンハイボールの注文が多いようで結構賑やか(笑)

店内テーブル席はこんな感じ。

七味や塩、田中特製の激辛ソース、田中の万能しょうゆと田中ブランドが並ぶ。

最初に席に備え付けの確認プレートで「未成年」「運転するから飲まない」「飲むから運転しない」的な指差し確認をさせられる。
なんだがまるで工場とかの安全確認みたいで面白い。

串カツ田中のメニュー

串カツ田中のメニューはこんな感じ。

串カツは定番から季節限定など豊富。

串カツは100円～200円と金額ごとに分けられていてわかりやすい。

どうしても揚げ物だけに提供に時間がかかる。
クイックメニューが色々選べるのもうれしい。

大阪名物や、子供が喜びそうな自分で焼くタコ焼きなどもある。

一品メニューや〆メニューも豊富。

裏ワザレシピとかなんか試してみたくなる。

ドリンク類も豊富で、お約束のチンチロリンハイボールも健在。

居酒屋なのに子供用のメニューがあるのも斬新。

子供も楽しめる趣向が凝らされている。

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色々と堪能してみた

まずはドリンクとお通しのキャベツ(おかわり自由)と二度漬け禁止ソースが提供される。

ちなみにソースは二度付け禁止と書いてはあるが、お客ごとに提供し、使用後は処分されるので衛生的。

まずはソースをつけたキャベツをつまみに酒。
ソースはとろみのあるシャバシャバ系、甘すぎない味付けでほのかな酸味とスパイスが効いている。
これくらいの甘味だとちょうどいいな。

備え付けの激辛ソースは辛さがしっかり効いているので、追いがげしてもよそさうだ。

キャベツは後半つけづらいかもしれないが、どうせ1回ごとに捨ててしまうソースなので具体的には書かないがぶっちゃけアレだ(笑)

ということでいつもやつでスタート。

※この日三軒目のはしごである

今回のチョイスはレモンまるかじりサワー(450円)。

レモンを皮ごと丸かじりできるやつ。
果肉は甘くてトロトロ、皮はほろにがでクセになる一杯だ。

さいぼし

大阪名物から河内の特産品さいぼし(590円)。

馬肉を燻製にしたもので、ニンニクやしょうがを効かせてキレのある醤油でいただく。
燻製独特の豊かな香り、クセがなくあっさりしつつも旨味は濃縮されている。

醤油はちょい付けくらいが良さそう。

冷やしトマト

クイックメニューから冷やしトマト(350円)。

シンプルにカットしたトマトにマヨネーズが添えられているだけ。
お好みで塩をかけていただく。

串カツ色々

20分ほどするとお待ちかねの串カツの登場だ。
提供のさいに注文票でひとつひとつちゃんと指差し確認をするという徹底ぶり。

左からししとう(100円)、ぎんなん(100円)、ニンニク(100円)、しいたけ(120円)、レバカツ(120円)、ハムカツ(120円)、紅しょうが(120円)。

カレー玉(150円)、うずら(120円)。

まずはカレー玉。

ほどよくカレーの風味が効いた肉団子。
衣はしっかりめのサクサク仕様。

ジューシーさはあまりないな。

続いてししとう。

サクッとした衣にシャキッとしたししとうの食感。
苦味が効いていて、ソースの甘味も引き立つ。

続いてぎんなん。

サクッとした衣にホクホクのぎんなんの食感がたまらない。

続いてニンニク。

しっかりめに揚げられていて、衣はパリサク、ニンニクホクホク。
ニンニクの風味、辛みが効いた一品。

お次はハムカツ。

練り系の厚切りハムで、ジューシーでスパイス感がある。

最後は紅しょうが。

大ぶりな紅生姜だ。
シャキシャキした食感、ピリっとした辛味に塩気は強め。

牛すじ土手

大阪名物から牛すじ土手(430円)。

じっくり煮込んだことで濃縮され、コクと旨みと甘味が増している。
トロトロのプリプリでとろけるような舌触り。

この甘辛な味付けが後半きついが、まぁお酒を飲みながらチビチビやるには良さそうだ。

出汁茶漬け

最後は〆メニューから出汁茶漬けの冷やし(350円)。

出汁の効いた汁、かつおぶしの風味、甘めの梅干しがさっぱりとして〆にいい。
冷やしにすると氷を入れてくれるので、最後までひんやりだ。

最後に

小山市駅東に2019年5月31日よりオープンした串カツ田中に行ってみた。

土曜の20時過ぎだけに店内は激混みで後客も絶えない。
安価なので味も相応だが、気軽に沢山食べられるのもうれしい。

店内は混み合っていても、スタッフが多いので提供スピードは安定している様子。
そしてスタッフの接客が良く、帰りにはお店の外まで見送ってくれるという徹底ぶり。

小山駅東口付近は入れ替わりも激しいので、これからも頑張ってほしいものだ。
そしていつか大阪に初上陸して、本場の味を食べてみたい。