6月15日は栃木県民の日。
明治6年(1873年)6月15日に栃木県と宇都宮県が合併し現在の栃木県の基礎となった。
蔵の街のある栃木市は、かつて日光例幣使街道の宿場町として栄えた地であり、明治初期には県庁が置かれた場所でもある。
市内にある神明宮神社の神明祠の棟に10個の千木が付いていることから十千木(とちぎ)と名付けられ、それが栃木になったとも言われている、そんな栃木県名発祥の地が栃木市。
県内各地では有料施設の無料開放や割引などサービスなど、県民の日にはイベントが開催される。
そして県名発祥の地である栃木市をPRするために開催されているのが『十千木縁日』だ。
目次(タップできる)
十千木縁日
3年ぶりに県名発祥の地「栃木市」にて十千木縁日が開催される。
栃木市を知ってもらうことを目的として始められたイベントも今年で16回目となる。
会場となるとちぎ山車会館前広場でさまざまなイベントが行われる。
おなじみの栃っ子茶屋やからくり人形の実演、お囃子公開練習などが開催、さらに今回はゆいのマルシェ&ちょこふち主催の「ゆかたdeマルシェ」も同時開催。
さらにイベント当日(および翌日)はとちぎ山車会館の入館も無料。
イベント詳細
イベント詳細
十千木縁日
会場 第16回とちぎ山車会館前広場
開催日 2022年6月11日(土)
開催時間 10:00~16:00
住所 栃木県栃木万町3-23
アクセス 車 東北道栃木インターより3.6km(7分)
電車 栃木駅北口より1km
駐車場 周辺有料、無料駐車場あり
運営
主催 第16回県民の日イベント県名発祥の地十千木縁日実行委員会
共催 栃木市商店会連合会・栃木市観光協会
後援 栃木市・栃木商工会議所
問い合わせ先
県名発祥の地十千木縁日実行委員会 0282-23-3131
当日 栃木市観光協会 0282-+25-2356
【第16回】十千木縁日行ってみた
3年ぶりの開催となる十千木縁日。
例年通りなら2日間開催で夜の部も楽しめたが、今回も1日限りの夕方までの縮小開催。
今年はゆかたdeマルシェ同時開催となり、浴衣姿の来場者がいたりと華やかなイベントとなった。
縁日気分を盛り上げる出し物
会場内には出し物がいたるところに配置、縁日気分を盛り上げる。
金魚すくいにラジコン大会など子供が喜びそうなものが目白押し。
恒例のお囃子公開練習が縁日気分をより一層盛り上げる。
マルシェエリアでは、手作り雑貨の販売やワークショップなども開催。
全体的に体験系の出店が多い印象。
屋台やキッチンカーグルメも充実
もちろんキッチンカーや屋台も出店し、食でイベントを盛り上げる。
チャーハンに焼きそば、ラーメンにクレープ、唐揚げなど、どれもうまそげじゃないか。
今回はマルシェエリアにハンドメイド雑貨店などの出店が少なく、体験と食メインといった印象だった。
せっかくの県民の日イベント、いつかもっと規模が大きくなって盛り上がるイベントになる日を夢見つつ撤収。
【第15回】十千木縁日の様子
栃木県民の日2019年6月15日(土)、栃木市で開催された十千木縁日に行ってみた。
栃木県民の日といえば、学生時代にはどうして近県は休みなのに栃木は県民の日が休みにならないんだと思いながら学校給食のゼリーを食べていた人は多いだろう。
栃木県には30年ほど前から始まった県民の日ゼリーというイチゴゼリーにホイップクリームを乗せたものが学校給食で提供される「県民の日デザート」が定番だ。
今回で15回目となる十千木縁日。
開催地となるのは蔵の街栃木のとちぎ山車会館前広場。
蔵の街に響くお囃子、そして賑わう人々といいたいところだが、残念ながらこの日はあいにくの土砂降りまじりの雨模様。
あまり賑わっている様子ではなかったが、今年は1日限り(これまでは2日間)のイベントなうえに、丁度6月15日というのもあってか日曜に延期にするわけにはいかないようだ。
規模を縮小しての開催となった。
イベント詳細
イベント詳細
第15回県民の日イベント 十千木縁日
開催地 とちぎ山車会館前広場
無料駐車場 栃木警察署跡地
開催日時 2019年6月15日(土) 10:00~16:00
運営
問い合わせ先 0282-23-3131
さまざなイベントが開催
とちぎ山車会館前広場ではさまざまなイベントが開催される。
なお雨のため規模縮小となり、クラシックカー展示、射的(TUKTUK乗車券が当たる)は中止となった。
そしてとち介も今回は残念ながら不参加となったが、宇都宮県庁で開催の県民イベントではとても盛り上がったようだ。
ステージでは、みんなで「とちまるくん体操」をしたり、ちいさなとちまるくんをはこぶゲームをしたりしたよ⊂(>ㅅ<●⊂)
それから、2022年の #いちご一会とちぎ国体 のイメージソング「いちご一会」のダンスを、みんなでおどったんだ♪♪(つ●•ㅅ•●∩) #栃木県民の日 #とちキャラーズ pic.twitter.com/WnOYT2jwfd— とち介 (@Tochi_suke) 2019年6月15日
一方その頃、県民発祥の地栃木市の県民イベント会場の様子はこんな感じ。
手作りマーケット
広場右手には手作りマーケットが並ぶ。
まだ始まったばかりというのと、この天気なのもあってまだ賑わいは無い。
さまざまな手作りの商品を販売するブースが沢山並ぶ。
レザークラフトのお店があったので買い物してみた。
レザークラフト体験とかも面白そうだ。
今回は小物入れにしようと思いトレイを買ってみた。
栃っ子茶屋
広場右手には栃っ子茶屋が開催。
なんか縁日っぽい。
せっかくなのでもつ煮込み(300円)を食べてみた。
大腸だけなのでエグミもなく柔らかで味染み感も抜群。
大根もトロホクでうまし。
ついでにやきとり5本セット(600円)。
芳ばしい香りがたまらない。
焦げ目の入った甘味あるタレが美味い。
鶏は柔らかでジューシーだ。
ここまでのつまみ感ハンパない。
金色のシュワシュワは売っていないのだろうか。笑
ボンネットバス遊覧
市内をレトロなボンネットバスでのドライブのできる遊覧乗車も可能だ。
とちぎ山車会館前で9時から配布される無料チケットされ、10:30から市内を走るボンネットバスに無料で乗車ができる。
イートミーサンドイッチが出店
イベントには栃木のサンドイッチカフェ「イートミーサンドイッチ」も出店していた。
イベントでは鯖サンド、卵サンド、ロートポークサンド、
そして今回の限定っぽいチーズクリーム入りあんバターが販売されていた。
むしろこの限定を目当てでイベントに来たといってもいい。笑
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eat me sandwichのイベント限定メニュー。マスカルポーネチーズクリーム入りあんバターが悪魔的なおいしさ
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他にも色々開催
今回イベントが始まって早々に撤収してしまったが、
伝承会によるお囃子公開練習によるお囃子が蔵の街周辺に響くなか開催され、他にも江戸からくり人形の無料実演、福引、ウォーキングサッカー(会場をスパーク栃木に変更)が開催された。
東武宇都宮フリー乗車DAY
栃木県民の日である6月15日は東武宇都宮線の栃木~宇都宮間を無料で自由に乗車できる乗車券が駅構内にてもらえる。
パンフレットには栃木、壬生、宇都宮のイベントなどの情報も掲載。
沿線スタンプラリーでグッズが貰えたりもする。
東武鉄道の力の入れ加減ハンパない。
本日の戦利品
本日十千木縁日と蔵の街のアンテナショップとかで手に入れた戦利品はこんな感じ。
縁日のレザークラフトのお店のトレイ。
イートミーサンドイッチのサンドイッチ。
蔵の街観光案内ととちぎ山車会館で手に入る「歴まちカード」。
コエド市場で購入した北の和紅茶とごはんにかけるむハンバーグ、厚焼玉子切り落とし。
コエド市場の横、とちぎ山車会館に一番近い駐車場「蔵の街駐車場」は30分100円で利用できるけど、お店で500円以上買い物して、駐車券にハンコをもらうと無料で利用できるので便利だ。
感想
印象としては、県名発祥の地で開催される県民の日イベントという割には規模がとても小さい。
他の蔵の街イベントと比較すると圧倒的に魅力が足りない感が否めない。
せっかくの県名発祥の地なのだし、十千木縁日ではなくに十千木祭りとでもして道路封鎖して2日間盛大に開催するくらいの勢いはほしいものだ。
これでは県名発祥の地というアピールもあまり期待できなそうな印象だった。
まぁそれゆえの縁日なのだろうけど、これではせっかく東武鉄道の栃木~宇都宮間が無料で自由に行き来できるのにみんな宇都宮の県民イベントに観光客が流れてしまうんじゃないだろうか。
来年に期待したいところだな。
最後に
6月15日は栃木県の県民の日。
県名発祥の地栃木市で開催の恒例イベント「十千木縁日」に行ってみた。
例年では2日間開催されるイベント。
縁日気分を盛り上げるお囃子演奏や出し物、キッチンカーに屋台などのグルメ、マルシェではハンドメイド雑貨店やワークショップの開催など時間を忘れて楽しめる催しも行われる。
蔵の街とちぎの観光ついでにおすすめ。