栃木県小山市、ここに小山市のレジェンド店のひとつに数えられるラーメン店がある。
それが今回訪問した一品香城東店。
昭和50年(1975年)にラーメンと餃子を専門とする一品香がオープンする。
王道の醤油ラーメンと餃子だけにこだわり、素材にまっすぐに向き合い丁寧なその技で伝統の味を受け継いできた。
老若男女問わず好かれるその味を求めて連日お客がやってくる。
小山駅東口から徒歩15分、車で3分ほどのところにある一品香城東店。
さっそく行ってみた。
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一品香城東店
訪問したのは日曜19時15分ごろ。
ここが一品香城東店。
店舗前側と裏側で20台以上駐車可能だが、空きがあったのはたったの2カ所。
先客は入り口右手にある屋根付きの待合所に10名、中待ちが7名ほどだっただろうか。
行列を見て撤退する人もいたが、帰るころにも外待ちは続いていた。
待っている間に掲示されているメニユーで注文を決めておく。
すると先に注文だけ聞きに来るので、注文を済ませて中待ち席に呼ばれるのを待つ。
真っ赤なテーブルに真っ赤なカウンター、そしてどことなく昭和を感じさせる店内。
右手奥に中待ち席があり冷水器も置かれているので、席に呼ばれた時にコップに水を汲んで移動するとスムーズだ。
入って正面に広い厨房に6名ほどで分担して作り上げている。
その前にカウンター席10名ほど、その背後と店舗右手にテーブル席が多数。
結構店内のキャパがあるのにこの混みようである。
その人気ハンパない。
待つこと30分ほどでカウンター席に陣取る。
備え付けは、自家製ラー油、赤粉(ラー油の唐辛子が沈殿した部分)など。
一品香のメニュー
一品香のメニューはこんな感じ。
注文時に一緒にオーダーすると帰りまで取り置きしてくれるのがありがたい。
チャーシューメン食べてみた
今回チョイスしたのはチャーシューメン(850円)+肉増しダブル(200円×2)。
これはヤバイ。
デフォルトでチャーシュー3枚に肉増しで3杯×2の計9枚とかやりすぎた。笑
他には刻みネギ、メンマとシンプル。
まずはスープから。
程よい塩気で醤油のキレがあり、鶏や野菜などの旨味がしっかり感じられるスープだ。
思わず3杯飲んでしまった。
ちなみに後半になるとチャーシューの風味がマシマシになり、コクと旨みは増すが塩気強めになってしまうので、チャーシューを増す時には注意しよう。
続いて麺。
もっちりとしてコシのある太麺はスープとの絡みもよい。
これがのちにピンコ系として全国に広まることとなる麺であるという夢をみた。
この喉越しのよい食感がなんだかクセになる。
そして肩肉のチャーシュー。
しっかりした肉感にあふれるジューシーな旨味、外周には焼き目が入っていて芳ばしい風味が口の中に広がる。
食べごたえ抜群でチャーシューを食べた、という満足感がハンパない。
スープに沈ませておいて食べれは柔らかく、そのまま食べればチャーシュー自体の美味さを堪能できる。
そしてこれをこう。
そしてこう。
はい美味いやつ。
むしろこのために肉増ししたといっても過言ではない。
濃いめのメンマも食感風味ともになかなかいい。
餃子も必食といってもいい
そしてやはりこれも外せない。
餃子3個(320円)とライス(210円)。
1個がとても大きくてボリューム満点。
中身もぎっしり詰まっている。
これに辛さがピリッと効いているラー油たっぷりのタレに絡めて食べると最高。
ニンニクや野菜の風味、ジューシーな肉感にほのかな甘味がたまらない。
麺→チャーシュー→ご飯→スープ→餃子→ご飯、そしてまた麺という無限ループにはまりそうだ。
非常に美味かった。
最後に
初めて訪問した時はどうにも好みに合わなくてずっと疎遠になっていた。
あれから3年と2か月の時が過ぎ、ひさびさに訪問してみればどうしてもっと早くこなかったのだろうと思うほど。
3年前に食べたあの時とはまったく印象が変わっていて、スープが美味くて麺との一体感も抜群。
ピンコ系の真の力というやつを感じさせてもらった。
食べたあとの満足感、そしてまた食べたいと思わせるこの感覚こそが、地元民に愛され老若男女問わずに好まれる所以だろう。
また機会があったら食べに来よう。
一品香 城東店
住所 栃木県小山市城東1-9-29
TEL 0285-24-1988
営業時間 11:30~14:30/17:00~20:30
定休日 火曜日