鹿沼市内の大通りから一本外れた場所にある、大正9年建造の深岩石造りの建物。
その歴史ある建物内を利用した店舗が数件連なる中にあるのが今回訪問したお店だ。
その名もアカリチョコレート(ACARIE CHOCOLAT)。
県内外の外食企業から洋菓子界へ転身し、県内のパティスリー数店やチョコレート専門店で修行を積み、ついに2008年2月にここ栃木県鹿沼市に開業したという。
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アカリチョコレート
カカオ本来の味が堪能できる良質なクーベルチュールを使用した、オーナーがひとつひとつ手作業で丁寧に仕上げたチョコレートを提供している。
入り口を入ると外からの光もあまり入らない石造りの建物であるので、とても落ち着いた雰囲気を醸し出している。
靴を脱いでスリッパに履き替えて店内に。
とても広いフローリングの店内は右手にテーブルやガラスケースがあるが、そちらはストック用の商品になっている。
そしてテーブルはあるがチョコレートの飲食などはできない。
入って正面奥にガラスケースがあり、そこに商品が陳列されている。
そしてケースの奥には工房が見える。
店内撮影禁止なので画像はないが、生チョコレートや、オランジェット、タブレットカカオ、ボンボンショコラや面白いところで、口の中で弾けるパチパチショコラなど15種類ほどの商品が並んでいる。
今回、その中からおすすめというものを2点ほど購入してみた。
大谷の石畳
まずは大谷の石畳チョコレート(1,180円)
大谷石で作られた協会をモチーフにして、見た目の質感を大谷石のように仕上げたというクリスピーショコラ。
なるほど確かに大谷石に似ている。
手前から宇治抹茶、ストロベリー、ミルク、ビターの4種類。
さっそくひとくち。
スライスアーモンドやサブレのフレーク状のものが入っていて、サクサクの歯触りがとてもよい。
ビターにはローストカカオニブが入っていて、甘味の中にカカオ本来の苦みを感じるとてもビターな味。
ストロベリーは甘味と酸味がありストロベリーの風味を感じる。
宇治抹茶はホワイトチョコをベースとして抹茶の上品な味に仕上がっている。
ミルクは甘味がとても際立っていて、キャラメルの粒がアクセントになっている。
この中ではビターが一番甘味が抑えめで好みの味だった。
アカリの生チョコ
つづいては店名を冠するアカリの生チョコ(890円)だ。
良質な生クリームをふんだんに使用したというもので、仕上げには最高級ヴァローナ社のココアを使用しているという贅沢な一品だ。
生チョコなので、手づかみだと溶けてしまうので、ちゃんと剣ピック2本が付いている。
香りがとても強いココアがふんだんに使われている。
さっそくひとくち。
絡みつくようなとろっとした歯触りがたまらない。
とても濃厚でしっかりした味のチョコだ。
ちなみにこの生チョコ、購入時に保冷剤をつけてくれるが適温は10度~15度くらいらしいので、夏季には発売中止の期間限定メニューだ。
もし食べてみたい人は今月中に行くことをおすすめする。
他にも魅力的なものがあったので、自分の目と口で確かめてほしい。
アカリチョコレート
住所 栃木県鹿沼市中田町1066
TEL 0289-63-5078
営業時間 11:00~18:00
定休日 水曜、第1・第3火曜