サーカス帰りにせっかく宇都宮の郊外まで来ていることだし、近場で気になっていたラーメン店に寄り道してみることにした。
やって来たのは18時ごろ、メイン道路から一本外れた民家の並ぶ路地裏の中にひっそりとそのお店はある。
ここが今回の目的地の「麺 藏藏」だ。
18時ちょいというオープンしたての時間帯だったので駐車場は満杯、50mほど離れた第2駐車場に車を停めてお店に来ると、店舗内に4名、外に10名ほどの待ち。
帰りにも外には列が出来ていた。
待ちの間にメニューを渡され注文だけ先にとるスタイル。
しかもなにやら注文方法に決まりがあるらしく、つけめん⇒らーめんの順番で、しかもみそ⇒しょうゆ⇒しおの順番で言わないといけないらしい。
だから数人で来る場合はあらかじめ全員の注文を誰かがまとめておかないといけない。
たとえば、5人で、つけめんのしお、醤油、ラーメンしょうゆ、みそ、しおを注文する場合は、つけとろのしょうゆ、しお、ラーメンみそ、醤油、しおと注文しないといけない。
とりあえずめんどくさいw
1人が2人くらいでくるのがいいかもしれない。
40分ほどでカウンター席に着くことができた。
店内は厨房前にL字にカウンター10席、奥にテーブル席が3卓。
古民家を改装した店舗なんだろうか?
むき出しの梁だったり、ところどころに味のある木材が使われモダンな感じになっている。
そしていたるところに雑貨などが飾られているのもオシャレ。
ちなみにメニューはこんな感じ。
そしてとても気になったのがこれ。
かぼちゃやレアチーズケーキといったものが使われたデザートラーメン。
平日数量限定で12/25までなので、是非とも誰かにチャレンジしてもらいたいものだw
一品目はみそたま
そんなわけで20分ほどでお待ちかねの一品目、みそたま(こく旨玉子のせ)990円。
器は真ん中がほっそりした、スープが余分に入らないタイプのもので完飲しても飲みすぎない。
そしてぱっと見でわかる味噌感、そして濃厚な味噌の香りがする一杯。
トッピングは、もやし、タマネギ、キャベツを炒めたもの、チャーシュー、ネギ、小ネギ、こく旨玉子。
まずはスープをひとくち。
豚骨、鶏がらを煮込んだ動物系に、濃厚に煮出した魚介系を上品に仕上げたスープ。
タマネギの風味が染み出し、甘みとコクがあり飲みやすい印象。
塩分濃度もそれほど濃くないながらも、味噌の風味は十分感じられるのがまたいい。
そして麺。
もっちりツルツルで若干ウェーブのかかった麺。
まぁ普通に美味いって感じかな。
そしてこく旨玉子は定番の那須御養卵。
トロトロの半熟加減で濃厚な旨味は安定感ある。
塩分濃度は若干高め。
そしてチャーシュー。
郡司豚を使ったチャーシューはホロホロと崩れるくらいにやわらかく、味付けも甘みもあり絶妙な味付け。
大判やわ旨ちゃーしゅー1枚290円といいお値段がするが、2枚のせしてもいいかもしれない。
2杯目はつけとろ
そして次が本番、つけとろのしょうゆ(920円)。
これが一番食べてみたかった。
つけスープにはネギ、小ネギ、チャシューなどが入っている。
動物系の素材を極限まで煮込んだという豚骨白湯スープは、塩分濃度が濃いめなしょうゆ風味。
コラーゲンもたっぷりで表面には粘度がある。
そして麺。
ネギ、糸唐辛子、こく旨玉子がトッピングされている。
さっそくスープにつけてひとくち。
もっちりでコシの強い太麺。
ネギのシャキシャキ感と辛味がスープにも良く合う。
麺自体が小麦の旨さを十分感じられて、割りスープにつけて食べてもいけるw
ちなみに割りスープは最初からセットで提供され、画像の右に見える赤いお銚子に入れられている。
魚介の出汁が濃厚でそのまま飲んでもいけるやつ。
調子にのってレンゲで何杯も飲んでしまったらスープが割りきれずに塩分濃度が濃いままになってしまったのは言うまでもないw
バジルdeグリーン味噌も気になるが、ラーメンの麺は普通だったのでつけとろが個人的にはいいな。
麺 藏藏
住所 栃木県宇都宮市氷室町1627-63
TEL 028-667-4478
営業時間 11:00~15:00/18:00~21:00
定休日 月曜日