日本には頭痛持ちと呼ばれる人たちが3、4人に一人の割合でいるという。
偏頭痛はとにかく空気が読めなくて、用事があるときや、何かみんなで楽しく遊んでいる最中に決まってやってくる。
実は小学生の頃からこの偏頭痛というやつに悩まされることが何度もあった。
偏頭痛とのおもひで
その当時はまだ、夏場に自転車に乗るなど暑いときに長時間動くときなどにたまに起きるだけだった。
それが気づけば、週に1回は必ず頭痛が襲うようになり、1年に1回か2回は必ず重度な偏頭痛が襲うようになった。
当然、世間では頭痛で会社を休むとか言おうものなら、頭痛ごときでとか、どうせ仮病だろうと軽く見られがちだった。
だが、この偏頭痛、重度なものが襲ってくると車の運転もままならないので、仕事に行くどころではないのが現実である。
頭痛薬も最初は飲まなかったのだが、いつしか我慢できずに軽めのものを飲み始めたのがきっかけで、いまや薬剤師がいないと買えないロキソニンといった類のものを飲むようになった。
ところがある時をきっかけとして偏頭痛が激減する。
最近は数か月に1回あるかないかぐらいまで改善され、薬もめったに飲まなくなった。
偏頭痛とは
そもそも偏頭痛とはどんな症状のことを言うのか。
偏頭痛とは頭の片方または両方が血管が脈打つようにズキズキする症状のこと。
その症状もさまざまで、軽度ならなんとか我慢して生活できるレベルから、動くこともつらいものまである。
ただ、突然激しい頭痛が起こったり、言語障害などが出る場合は偏頭痛ではない可能性があるので注意が必要。
その場合はすぐに病院に行くことをおすすめする。
この偏頭痛、数時間で治るときもあれば、数日続く場合もある。
そして回復をするとまったく何もなかったかのように生活することができる。
そのあたりも仮病じゃないかと疑われる原因になっているのかもしれない。
頭痛の症状
偏頭痛の症状には軽度なものから重度なものまで次のような症状が起こる場合があり、原因によってその症状が異なる。
症状
- 頭の片方または両方のこめかみあたりの血管が脈打つたびに痛む
運動など身体を動かす行動をしていた時、ストレス時やストレス状態から解放された時になりやすい - 頭と首のつけ根付近に鈍痛
首のコリや肩こり、目の疲れからなりやすい - 吐き気やおう吐
偏頭痛が悪化するとなりやすい - 光や音に反応した痛み
偏頭痛になると光や音に過敏に反応して痛みが起こりやすい
特に厄介なのが、このストレス状態から解放された時に起こる頭痛。
当然ストレスから解放されるのは、休日を満喫している場合が多いので、出かける前や遊んだりしている時に頭痛になるわけだ。
そして吐き気をもよおす頭痛が起きると大体1日は何もできず、その後2日ほどは頭痛が残ることが多い。
頭痛の前兆
頭痛には人によってそれぞれだが、前兆のあるものもあれば、まったく何もなくいきなり頭痛が起きるなんてこともある。
前兆には以下のようなものがある
頭痛の予兆
- 目の前がチカチカする
- 視界がぼやける
- 首や肩が重い
他にもあるかもしれないが、基本はこういったものが前兆として現れる場合もあり、そのあとしばらくすると頭痛が襲ってくる。
経験上、首や肩コリなどが原因のもの以外は前兆が無いことがほとんどだった。
また排気ガスのにおいが異常に不快に感じるときは、必ず頭痛がやってくる。
痛み方 | ・脈打つたびに痛む ・不規則に痛む |
痛む場所 | ・頭の片方もしくは両方(こめかみ付近が多い) ・後頭部の首のつけ根あたり |
頻度 | ・月に1、2回から週に数回までさまざま ・台風や季節の変わり目、気圧の変化でおこる ・数時間で回復 ・1日~3日で回復 |
状態 | ・痛みはあるが生活に支障はない ・吐き気やおう吐をともない動くこともままならない ・動いただけで頭痛が悪化する |
その他の症状 | ・痛みとともに吐き気がする ・光や音に過敏に反応する ・普段は気にならない匂いに敏感に反応する |
前兆 | ・目がチカチカする ・視界がぼやける ・首や肩が重い |
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偏頭痛の起きるタイミング
今までの経験から導き出された偏頭痛の起こるタイミングは以下のようになっていた。
原因 | 症状 |
台風が近づいてくるときなどの気圧の変化 | こめかみ付近が脈打つように痛む |
椅子に座って身体を長時間動かせない状況 | こめかみ付近が脈打つように痛む |
目の疲れや肩のコリ、首の疲れからくる | 後頭部から首のつけ根付近の痛み |
長時間の運動や身体を動かす行動 | 後頭部から首のつけ根付近の痛み |
精神的や肉体的ストレス過多 | 吐き気を伴う頭痛 |
首の裏あたりを冷やす行為 | 後頭部から首のつけ根付近の痛み |
番外編で乗り物酔いをする人は長時間乗り物に乗っていると緊張で頭痛になる場合がある。
ていうかなった。
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頭痛時にやってはいけないこと
いままでの経験上、頭痛の時にやってしまうことが多く、それが原因で悪化してしまった例。
※個人差あり
首の筋を無理やり伸ばすような行為 | 後頭部の頭痛の原因になる |
首を前後左右に曲げる動作もしくはボキボキ鳴らす | 慢性的な頭痛の原因になる |
首の裏を冷やす | 後頭部や脈打つ頭痛の原因になる |
脈打つ頭痛の時に横になる | 頭に血液が流れやすくなって痛みが増す |
脈打つ頭痛の時に動いたり、お風呂に入る | 身体の血行が良くなり痛みが増す |
寝るときに枕を使わない | 首や肩に負担がかかり頭痛の原因になる |
特に最近はスマホをずっといじっている人も増えたので、首のこりで頭痛を誘発する人は増えているはず。
そして首をボキボキならしたり曲げる動作は一時的に凄く楽になる。
だがそれが罠で頻繁に頭痛になるようになるので、絶対にやってはいけない。
頭痛を改善する対策
頭痛を改善ために効果のあった方法。
頭痛対策
- やばい頭痛が来そうな予感が来たらあらかじめ薬を飲む
- 肩こり首の疲れなどから来る頭痛はなるべく首を回す程度に抑える
- 首をボキボキするのを止める
- 睡眠を十分とる(寝すぎると逆に頭痛になる場合あり)
- 身体を動かしたりお風呂に入る(身体の疲れなどから来る頭痛に効果あり)
- 整体に行く
特にこれといって特別なことはしていないつもりだが、劇的に頭痛が改善された。
とはいえ整体の効果も相当あったようで、どうやら体のゆがみを治すことで頭痛の改善に効果があった様子。
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いずれにせよ、無理をせずにツライときは休むのが一番。
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