栃木県栃木市にある寿し屋エンテンカ。
巴波川沿いにある本格的な江戸前寿司が味わえるお店。
海なし県栃木で上質な魚介を使用したハイレベルな品を提供する。
今回はそんな寿し屋エンテンカに行ってみた。
寿し屋エンテンカ
今回訪問したのは栃木県栃木市湊町、栃木市を流れる巴波川沿いにある「寿し屋エンテンカ」。
赤酢を使用した本格江戸前寿司を提供するお店。
栃木市。小山市を中心に展開するエンテンカグループの新業態として2021年5月11日にオープンした。
まるで京都の老舗に訪れたかのような雰囲気を醸し出す外観。
「青山せりざわ」や「熱海梅清」を手掛けた、寿司職人歴30年の経歴をもつ店主が腕を振るう。
海なし連栃木でありながら、上質な魚介を使用したこだわりの一品ぞろい。
それでいて値段はリーズナブル(回らない寿司として)で、ちょっとした時に利用するのにも最適で、蔵の街とちぎエリアにあるので観光ついでにも寄りやすい。
夏場には軒下の縁側で夕涼みしながら酒を飲み、旨いつまみをいただく。
たぶんそんな利用はできないけれど、想像しただけでもう最高じゃないか。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県栃木市湊町1-14
車 東北道「栃木インター」より3.8km(8分)
電車 栃木駅「北口」より700m
駐車場 9台
店内
高級寿司店や料亭を彷彿させる上質な空間。
明かりの使い方も秀逸だ。
店内左手に板場、その周囲を囲むようにカウンター席。
右手壁沿いにはテーブル席が多数、さらに奥には掘りごたつテーブル席のある座敷の個室も完備されているので、プライベートな利用にも最適。
カウンターサイドに並べられたお酒が、照明も相まって雰囲気満点。
寿し屋エンテンカのメニュー
寿し屋エンテンカのメニューはこんな感じ。
※2022年10月30日時点
寿し屋エンテンカ行ってみた
訪問したのは2022年10月30日18時前。
先客は4組ほどだっただろうか。
カウンター席に陣取ると、さっそくお酒といきたいところだが、車の運転があるのでウーロン茶を注文。
グラスがとち介とかご当地感あっていいじゃない。
観光客とか喜びそう。
お通しは、ニラのおひたしとトマトのピクルス。
ニラはシャキシャキで鰹節の風味が強い。
トマトは瑞々しくて甘酸っぱい。
それではメインの寿司をいただこう。
縞鯵
1品目は縞鯵。
あっさりとしつつも、旨味があふれる。
煮切り醤油の味わいが秀逸で、ネタのコク感も増している。
江戸前寿司ならではの赤酢を使用した赤シャリは、口に含むと芳醇な香りが広がる。
まろやかな酸味とコクがあり、ホロリとほぐれる絶妙な口当たり。
九絵
2品目は九絵。
コリコリと弾力ある食感で、噛むほどに濃厚な旨味を蓄えた脂があふれる。
これもまた煮切り醤油がネタの旨味を引き立てている。
鉄火巻
3品目は鉄火巻。
脂ののった赤身で、シャリの酸味とわさびのツンとくる刺激が相性抜群。
ネギマグロ
4品目はネギマグロ。
脂がのっていて、トロリと溶けるような口当たり。
ネギの香ばしいアクセントが旨味を引き立てる。
しっかりきいた醤油がクドさを和らげる。
大とろ
5品目は大とろ。
見るからに脂がのっているとわかる、この照り感。
口に含むと体温で脂がすぐに溶け出す。
マグロの旨味が口いっぱいに広がり、濃厚な脂の甘みの余韻が後を引く。
中とろ
6品目は中とろ。
脂の照り感といい、ビジュアルといい均整がとれた美しさ。
脂ののりもちょうどよく、口に含むと舌の上で溶けるようなまろやかな口当たり。
マグロの旨味にほのかに酸味のきいた脂、そこに合わさるシャリとの相乗効果で旨味がさらに引き立つ。
生いくら
7品目は生いくら。
頬張るとトロッと濃厚ないくらの旨味があふれ出す。
海苔はパリパリで心地よい食感と磯の香りが鼻を抜ける。
濃厚な旨味にほんのり柚子香るアクセントが秀逸。
メネギ
8品目はメネギ。
義達さん絶賛の一品。
たっぶりのメネギはシャキシャキと食感心地よく、芳ばしい風味にほんのり辛みがきいている。
煮切り醤油のコク、鰹節の風味が絶妙なアクセント。
最後に
栃木県栃木市、蔵の街とちぎを流れる巴波川沿いにある「寿し屋エンテンカ」。
京都の老舗を彷彿させるような上質な空間でありながら、気軽に利用することができる。
上質な魚介を使用した料理の数々に、種類豊富な日本酒をはじめとしたお酒も揃い満足度も高い。
一人の時はカウンター席で、テーブル席では気軽に複数人で、プライベートな個室と利用の幅もある。
是非一度、寿司職人歴30年の技を駆使した、本格的な江戸前寿司を味わってみてはいかがだろうか?
お店詳細
寿し屋エンテンカ
住所 栃木県栃木市湊町1-14
TEL 0282-28-6607
営業時間 17:00~23:00
定休日 水曜
支払い 現金のみ
駐車場 9台
SNS Instagram