【栃木宇都宮】餃天堂(ぎょうてんどう)。モチッとジューシーなまん丸餃子

栃木県宇都宮市にある「餃天堂」。

皮のモチッとした食感とジューシーなエキスあふれる、まん丸な餃子が名物の餃子専門店。
餃子の街として数多くの餃子専門店がある中で、人気を誇るお店のひとつ。

今回はそんな「餃天堂」に行ってみた。

餃天堂 シンボルロード店　

今回訪問したのは栃木県宇都宮市池上町、東武宇都宮駅から徒歩5分のシンボルロード沿いにある「餃天堂 シンボルロード店」。

宇都宮餃子の人気店としてJR宇都宮駅西口にあった「餃天堂」の2号として、2021年10月にオープンしたお店。
現在は１号店は閉店し、２号店のみとなっている。

一般的な餃子と違い、まるで饅頭のような丸い形で肉厚モッチリとした皮が特徴的。
いわゆる醤油やラー油、酢などをつけて食べるのではなく、焼き餃子にマヨネーズと一味を混ぜたものをつけて食べるのが定番。
また、本場中国でおなじみの翡翠色の水餃子は映え感もあって餃子にイメージする固定概念を良い意味で壊してくれる。

アクセス

店内

奥行きのある店内。
店内入ると右手に厨房を囲むようにカウンター席が7席。

奥にちょっとしたスペースがあり、4人掛けのテーブル席が2卓、6人掛け1卓。

席には冷たい緑茶が常備され、調味料はマヨネーズ、一味、醤油、酢、ラー油が備え付けられている。

餃天堂のメニュー

餃天堂のメニューはこんな感じ。

餃天堂行ってみた

訪問したのは2023年1月15日14時過ぎ。
先客は2組4名、後客1組くらいだっただろうか。

さっそくカウンター席に陣取るとオーダーを済ませる。

餃天堂セット+ライス小

今回チョイスしたのは餃天堂セット(焼餃子5個、水餃子3個)、ライス小(漬物付)。
10分ほど待つと一品目の登場。

水餃子

翡翠色した丸い水餃子だ。

まずはそのままでひとくち。

もっちりとした皮、中は肉たっぷりでジューシーなエキスあふれ出す。
気を付けないと飛び散るほどのジューシーさだ。

あっさりとしているので、酢醤油でいただくとちょうどいい。

焼餃子

さらに待つこと3分ほど、本命の焼餃子の登場。

焼き加減はほどよく、特徴的なビジュアルが面白い。
まずはそのままでひとくち。

最初こそ焼き目のパリッとした食感はあるものの、ほどなくしてその食感はもっちもちに包まれる。
皮の旨味を感じつつ、中からは小籠包のごとく熱々ジューシーなエキスがあふれだす。

ニンニクなどの風味よりも肉感が強いが、これ単体ではご飯のおかずとしてはもう一歩ほしい。

まずは王道の酢と醤油とラー油を合わせたタレで食べてみる。

これも悪くはないが、どうも皮の存在感が勝っている感ある。

やはり餃天堂の焼餃子にはマヨ一味か。

たっぷりつけると、マヨの風味が絶妙に餃子の皮とマッチ。
一味のピリッとした辛味のアクセント、マヨの濃厚なコク感がジューシーエキスと合わさると旨味がブースト。

なるほどこの餃子、濃いめの味付けで食べるのがベストなようだ。

当然、濃いめの味付けが呼び水となり、ご飯がモリモリすすむ。
ライス小では足りなかった。

最後に

栃木県宇都宮市の餃天堂に行ってみた。

独特の丸い形状にもっちりとした肉厚な皮、パリッと焼き目の香ばしいアクセントがなかなかいい。
中にはまるで小籠包のようなジューシーなエキスが蓄えられ、噛むと肉汁があふれしたたる。

ここにマヨネーズと一味を合わせたものをつけると、ちょうどよい一体感をかもしだす。
酢・醤油・ラー油を合わせた王道タレをつけた時に、何かが物足りないなと感じたがこの瞬間腑に落ちた。

ご飯のおかずにもいいが、どちらかといえばつまみ的な要素が強い印象だった。
好みが分かれるかもしれないが、宇都宮餃子攻略のさいには立ち寄ってみてはいかがだろうか？