年末、今年最後の一杯はどこにしよう?
ラーメンマニアな人たちの毎年悩ましい季節、行きつけのお店での〆の一杯、一期一会の一杯との出会いを求めるのもこの時期ならではの楽しみ。
小山市の煮干しの銘店「煮干し中華蕎麦 山崎」にて、年末29・30日の2日間だけの数量限定『オイルスクイード中華蕎麦』の提供がされるという。
しかも次回の登場は未定とあっては、これは是非と味わってみた。
そんなわけで今回は、「煮干し中華蕎麦 山崎」の年末超限定『オイルスクイード中華蕎麦』を食べてみた。
煮干し中華蕎麦山崎
今回訪問したのはと栃木県小山市駅東通り、汽車ポッポ通りにある屋台村の一角にある「煮干し中華蕎麦山崎」。
2016年6月25日にオープン、「ニボヤマ」の愛称で親しまれる煮干しラーメン専門店。
マニア向けや煮干し感強い一杯や、動物系を加えたライトな一杯まで味わうことができる。
同市内にある系列店の「ラーメン山崎」ではガラリとジャンルを変えたG系メニューを提供し、こちらも同様に人気だ。
タイミングが合わずに2020年の正月に訪問して以来と久しぶりの訪問だ。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県小山市駅東通り2-34-9
車 国道50号バイパス駅南4丁目交差点より1.5km(4分)
電車 小山駅東口より450m
駐車場 17台(共有)
店内
屋台村入口すぐ右手が店舗。
店内はこじんまりとしていて、入ると左手にセルフのお冷とレンゲが設置されている。
カウンター席オンリーで6席のみ。
券売機はお店の向かい側に設置されている。
煮干し中華蕎麦山崎のメニュー
煮干し中華蕎麦山崎のメニューはこんな感じ。
※2022年12月30日時点
利用方法
お店の利用方法はこんな感じ。
ちなみにランプは入口左側に設置されている。
店内に入ったら間を空けずに、右奥から順番に座ろう。
煮干し中華蕎麦山崎『オイルスクイード中華蕎麦』
訪問したのは2022年12月30日10時過ぎあたり、店前には10名ほどの行列。
2022年麺活〆の一杯にふさわしい12月29日・30日だけの初登場にして、次回登場があるかもわからない数量限定な超限定メニュー『オイルスクイード中華蕎麦』をゲットすべく訪問。
まさかの行列手前の人で完売、失意のまま他のお店の限定を狙いに行くかと思いつつも1時間ほど待ち店内へ。
奇跡の限定復活のラスイチゲット!!
※現金対応なのに多分だれか間違えて食券買ったのだろう
そんなわけで、これが今回の年末限定メニュー『オイルスクイード中華蕎麦』。
オイルスクイード中華蕎麦 1,000円(現金にて)
烏賊煮干しからオイル漬け(オイルスクイード)を作り、それを素材に仕上げたという一品。
スープ表面を覆う、烏賊オイル。
極細麺にトッピングは岩海苔、刻み玉ねぎ、小ネギ、そして烏賊ブースター。
まずはスープからひとくち。
烏賊煮干し独特のクセにある香りを感じさせない、煮干しの芳醇な香りがただよう。
キレある醤油の風味がすっきりとした後味で、煮干しの旨味やコクがしっかり感じられる甘い余韻が完飲誘うスープ。
お次は麺をいただこう。
プリパツ食感が心地よく、ズズッと勢いよく啜れば芳醇な香りが鼻腔を突き抜ける。
噛むほどに小麦の風味感じ、インパクトありそうなスープにも負けない麺の旨味が広がる。
心地よいのど越し感に麺を食べる箸も止まらない。
今度は烏賊ブースターを溶かして食べてみよう。
一気に濃度を増す烏賊スープ。
烏賊ブースターは烏賊煮干しをベースにしたペーストだが、烏賊煮干し特有のクセを全く感じさせない。
烏賊煮干しの旨味などいいところだけをブーストする究極の味変アイテムだ。
スープの旨味とコクが洪水のようにあふれ、完飲を誘うどころか完飲必至の味わいに進化。
そんなスープ絡む麺の旨さに天を仰ぎ、軽く気絶しそうになる※比喩的。
岩海苔の磯感が、烏賊煮干しの旨味を引き立て、さっぱりとした玉ねぎの風味のアクセントも絶妙。
本当だったら和え玉までいきたいところだが、完飲ごちそうさま。
最後に
2022年の麺活〆に栃木県小山市の煮干し中華蕎麦山崎で、今年の〆にふさわしい、再登場未定の超限定『オイルスクイード中華蕎麦 』食べてみた。
烏賊煮干し特有のクセを感じさせない、烏賊の旨味を存分に感じられる一品。
烏賊オイルの風味とコク、烏賊ブースターの旨味ブーストに思わず天を仰いでしまうほど。
大食い紳士のニカタツ氏だったら、何度か気絶しているところだ。
そんなわけで2022年のブログ更新もこれにて終了。
また来年!!