栃木県小山市にある麺処TANAKAが来る2022年12月4日のラストイベントを以って閉店となる。
2012年にオープンしてちょうど10年の節目、マニア御用達の人気店がファンに惜しまれつつ閉店を迎える。
これまで伝説の名物店長、名物料理が誕生したり、数々のコラボイベントを開催するなど、ファンを飽きさせない人気店のひとつだった。
そんな麺処TANAKAが閉店する。
今回は食べ収めに通算52杯目を味わうべく「麺処TANAKA」に行ってみた。
目次(タップできる)
麺処TANAKA
麺処TANAKAは小山市の最西端にあるラーメン店。
かつては食事処として営業していたお店を居抜きで2012年にオープンさせたラーメン店。
小山市にかつてあった超人気店のリスペスト店として営業しつつ、かつてはG麺TANAKAなどG系を提供していたこともあったが、現在は中華そばやつけ麺をメインに提供。
G系では唯一まぜそばが今も残る。
伝説の店長により、数々の伝説が生まれコアなファンとなった人も少なくないだろう。
たすく店長の手によりブラッシュアップを重ねてきた現在のTANAKA。
初めて訪問したのは2015年のこと、当時はG系ラーメンが提供され、その衝撃のビジュアルに撃沈されそうになるという華々しいTANAKAデビューだった。
それから数えること52杯目、ついに通常メニューで最後の一杯を食べる日がやってこようとは。
特製つけ麺
今回チョイスしたのは特製つけ麺。
※たすく店長のご厚意により特製つけ麺仕様に(あざっす!!)
冷水で〆られた太麺に極太メンマ、味玉、極厚チャーシュー、海苔がトッピング。
つけスープはその特濃加減がうかがえる脂泡浮かぶスープ。
刻みネギ、魚粉がトッピングされている。
まずは極厚チャーシューをいただこう。
箸で持つだけで崩れそうになるチャーシューをつけスープに浸してひとくち。
かつてはTANAKAのチャーシューといいえば凶悪なモンスターのようなパンチがきいた一品だったが、ブラッシュアップを重ねた結果、現在のようにスープに浸すことでちょうどいい塩味の味わいになった。
口に含むと脂身はトロリと溶け出し、身はホロリとほぐれる柔らかさ。
スープの甘味のある味わいが肉の旨味を引き立てる。
それではさっそく麺をいただこう。
極濃豚骨の旨味きいたペタペタ系スープが麺にガッツリ絡み合う。
もっちりとしてコシのある麺の食べ応え、存在感強いスープとの一体感も抜群だ。
魚介の風味が絶妙なアクセントとなり、濃厚な旨味とコク深い味わいがクセになる。
黄身トロ味玉が、極濃スープで重くなってきた口腔内をまろかやリフレッシュ。
もっとじっくり味わいたい気分だが、食べる箸が止まらず完食ごちそうさま。
延長戦 テイクアウト豚メシ
お店で食べてもよかったが、少食なので食べきれないと困るので豚メシをテイクアウトとしてみた。
たすく店長のご厚意により豚マシマシバージョン(あざっす!!!)。
これは食べ応えありそうだ。
いや、ありすぎるかもしれない。
さっそく食べてみよう。
黒胡椒をまぶし、甘辛なタレを絡めてフライパンで焼きあげたチャーシュー。
甘辛なタレがチャーシューの旨味を引き立て、黒胡椒のスパイス感によりコク旨な味わいに。
海苔を敷いたタレしみご飯がまた抜群に合う。
味見だけして夕飯に食べようと思っていたが、我慢できずに完食ごちそうさま。
最後に
栃木県小山市の麺処TANAKAが2022年12月4日を以って10年の歴史に幕を閉じる。
営業日は残すところあと7日(11/26時点)のみ。
最終日には10周年を迎えるハイマウントとのコラボ「TANAKAファイナル&ハイマウント10th」が開催され、アニバーサリーつけ麺とおみやげチャーシューの販売が行われる。
朝一からビックなサプライズもあるようなので、気になる人は当日は麺処TANAKAへ行こう!!
お店詳細