背徳感と罪悪感の塊『チャーシュー唐揚げ』。
みんな大好き唐揚げとチャーシュー、それぞれが肉の旨味を引き出す定番にして至高の料理だ。
とある偉人が考えた、唐揚げとチャーシュー、そのどちらも旨いなら、チャーシューを唐揚げにしたらもっと旨いんじゃないか?
人間の食に対する探究心は時に革命的な料理を生み出す。
そんな革命的な料理こそ『チャーシュー唐揚げ』に他ならない。
チャーシュー唐揚げ
チャーシュー唐揚げ、それはチャーシューに唐揚げ粉をつけて揚げるというシンブルなもの。
シンプルだけど、その味は革命的。
今回用意したのはラーメン店で購入し、冷凍保存していたチャーシュー。
もちろん出来立てのチャーシューのほうが圧倒的に旨いので、手間暇を惜しまないなら自作するなり出来立てを買ってくるといいだろう。
そんなわけで、解凍したチャーシューを唐揚げ粉を絡め、160度ほどに熱した油で1分ほど揚げる。
醤油ダレが染みているせいもあってか一部焦げてしまった。
もうちょっと低温から揚げるなどして調整が必要かもしれない。
でもまぁ醤油の香ばしい香りが食欲をそそる。
今回チャーシュー唐揚げに合わせるのは【九尾】。
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さっそく食べてみよう。
ザクザク衣に中はホロホロ。
脂身はトロトロだ。
焦げてしまったのでどうかと思ったが、香ばしい風味が思いのほか合う。
サニーレタスと一緒に食べるとさっぱりして旨い。
レモンを絞って食べてもよかったな。
香ばしくなったので、ビールではビター感がクドなってしまうと思う日本酒をチョイスしたが正解だった。
ただ、市販の唐揚げ粉を使ったので味が濃いめになってしまった。
もともとしっかり味のついているチャーシューを使うなら、普通に片栗粉だけで揚げるなどでよかったかもしれない。
最後に
チャーシューを揚げた、チャーシュー唐揚げを作ってみた。
想像通りの背徳感と罪悪感あふれる味わいだが、それゆえにヤミツキ感はハンパない。
醤油ダレきいたチャーシューを使うなら、油温を低めにするなど調整しないとすぐに焦げてしまうので注意が必要だ。
また市販の唐揚げ粉はすでに味付きのものを使うと塩味が強くなりすぎてしまうので、できれば片栗粉や片栗粉と小麦粉をブレンドしたものを使用するといいだろう。
チャーシュー唐揚げ、これは大人の炭酸飲料がグビグビいける!!