ひざつき製菓といえば別ブランド武平作が有名な米菓メーカー。
和生菓子を主体とする武平作、米菓を主体とするひざつき製菓。
どちらも栃木市内では有数のご当地ブランド。
大正12年(1923年)創業のおよそ100年の歴史をもつひざつき製菓。
昭和40年(1965年)には名作「武平作」が誕生、今も愛される人気の一品となった。
だが、やはりひざつき製菓の不朽の名作といえば『城壁』、これなくしては語れない。
醤油と塩味の2種類が存在するが、やはりダントツおすすめしたいのは塩味。
今回はそんな城壁を食べてみよう。
目次(タップできる)
ひざつき製菓の城壁
今回手に入れたのは、スーパーやコンビニなどで販売される『城壁』。
発売開始より40余年の歴史をもつ、ひざつき製菓の名作せんべいのひとつ。
正式名称を『無選別城壁』といい、おおきなひび割れがまるで城壁のなようなことから名付けられた。
これまでのありきたりなパッケージより一新。
昭和レトロを感じさせるパッケージに、大きく筆で描かれた城壁の文字とオールドスタイルが逆に新しい。
城壁のコンセプトにも合致する仕様変更だ。
1984年に開催された第20回菓子大博覧会にて名誉総裁賞受賞を受賞した名実ともに名作となった一品。
城壁は3種のラインナップで構成される。
ラインナップ
・無選別城壁金色のたまり味
・無選別城壁白銀の京味
・吟製城壁
金色のたまり味はたまり醤油の濃厚な味わい、白銀の京味はさっぱりとして塩味、吟醸城壁は一度に2つの味が味わえるお得版。
ちなみにコンセプトは違うが『揚げ城壁』も存在し、これもまた絶品だ。
無選別城壁白銀の京味
中でもおすすめしたいのが今回購入した『無選別城壁白銀の京味』。
データ
無選別城壁白銀の京味
販売 スーパー・コンビニなど
価格 378円(税込)
内容量 190g
熱量 424kcal
タンパク質 6.0g
脂質 8.9g
炭水化物 79.9g
食塩相当量 1.3g
※100gあたり
一般的な煎餅としてはタブーとされるこのひび割れ、これこそが城壁の城壁たる所以。
ひびがあることで、一見固い煎餅なイメージがあるが、食べてみれば表面はバリッと芳ばしい食感と中はサクッとソフトでくちどけのよい食感のコクトラスが面白い。
うるち米9割にもち米1割という配合がもたらした黄金比。
芳ばしさが塩気を引き立て、さらに噛むほどに広がる甘みの余韻が絶妙な一体感をかもしだす。
これこそが食べ始めると止まらない旨さの秘訣か。
白銀の京味の異名は伊達ではないな。
最後に
ひざつき製菓(武平作)の名作『無選別城壁白銀の京味』を食べてみた。
城壁は塩味と醤油があるが、やはり塩味こそ至高。
※個人的主観
バリッとした芳ばしい食感にサクッと軽い食感が食べやすく、絶妙な塩加減がさっぱりとして旨い。
ぶっちゃけ袋開けて半分くらいまで食べる手が止まらなくて困る。
おすすめ栃木市ブランドの一品だ。