キャンプ道具の人気ギアの一つといえばチタンマグ。
軽量で錆びることもないので使い勝手が抜群、チタンならではの独特の質感もたまらない。
そしてなにより、チタンマグの醍醐味といえば直火で使い続けることにより青みががった「チタンブルー」に変化すること。
これがまた独特の美しさがあり、チタンマグを手に入れたらまず焼き入れをするという人もいるほどだ。
今回新たにチタンマグを手に入れたので焼き入れをしてみた。
火を扱うので真似する時には十分注意※自己責任にて
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チタンマグに焼き入れしてみた
チタンマグの楽しみのひとつといえば、使い続けることで独特の風合いが増す育てる要素。
直火にかけることで、「チタンブルー」と呼ばれる、美しい青色に変化する。
使い続けて育てるのも楽しいが、焼き入れをすることで好みの「チタンブルー」に仕上げることができる。
今回はその焼き入れの手順を解説しよう。
注意ポイント
チタンマグにはシングル(1層構造)とダブル(2重構造)が存在する。
焼き入れを行う際には、必ずシングルマグであることを確認してから行おう。
ダブルを加熱すると2層の間の空気が膨張し破裂する危険性があるので、絶対に焼き入れを行ってはいけない。
まずはチタンマグをしっかり洗い、しっかり水分をふき取っておく。
この時に水垢などが残っていると焼き入れをしたときに、シミのような跡ができてしまうのでしっかり拭き取る。
もしアルコールスプレーがあるなら、指紋や油分がしっかりふき取れるのでおすすめだ。
革手袋などをしっかりはめて、後はガスバーナーなどで炙るだけ。
ガストーチなどがあれば、鍋敷きなどの上に底面を上にして置きながら炙れるので楽だ。
焼きムラの無いように満遍なく炙ることが重要だ。
徐々に焼き入れした場所が青くなってくる。
お好みの加減で焼き入れをしたら完成だ。
おすすめ
チタンブルーがたまらない
完成したのがこれだ。
チタンブルー、この独特の風合いがたまらない。
底面に若干水垢が残っていたのか、シミのような跡ができてしまったがまぁいいだろう。
今後使い込んでいくことで焼き色は上書きされていく。
どんな成長をするか楽しみながら使っていきたい。
最後に
チタンマグに焼き入れをしてみた。
直火で使い込む機会が少ないと、なかなかチタンブルーにまで成長させるのは大変だ。
焼き入れを行うことで簡単にチタンブルーに成長させることができる。
一度焼き入れを始めると後戻りはできないが、完成したマグは世界にたった一つ、唯一無二。
ただし、火を使うので焼き入れの際には十分注意して行おう。