栃木県佐野市にある青竹手打ち佐野らーめん木挽亭(こびきてい)。
昔ながらの青竹手打ち佐野ラーメンから独自の進化を遂げたオリジナリティあふれる一杯を味わえるお店。
中でもレタスをたっぷりトッピングしたラーメンは独特の風味と食べ応えがあって面白い。
今回はそんな青竹手打ちらーめん木挽亭行ってみた。
青竹手打ちらーめん木挽亭
ここが今回訪問した、栃木県佐野市赤坂町にある青竹手打ちらーめん木挽亭。
佐野厄除け大師からほど近い、幹線道路から奥まった場所にひっそり佇むラーメン店。
川を挟んだ向かいに人気ラーメン店を望む場所にある、自宅の一角を店舗として営業するお店。
2002年6月創業のこのお店、独学で作り上げたラーメンは並々ならないこだわりを持ち、一杯一杯に心を込めて全力で作られる。
塩系が人気のお店だが、他にも醤油や味噌、担々麺など種類は豊富。
レタスをたっぷりトッピングした特徴的なラーメンや茶塩で食べる餃子など一風変わった味を堪能できる。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県佐野市赤坂町959-15
車 東北道佐野インターより7.5km(およそ12分)
電車 東武佐野線佐野市駅より1.2km
駐車場 6台
駐車場は店舗南側と西側にある。
店内
暖色系の照明に、木の風合いを生かしたナチュラルテイストな店内。
屋久杉を使用した重厚感あるテーブルや、木製メニュー札などが存在感ある。
店内入ると正面奥に厨房。
その出前にカウンター席が5席。
窓側小上がりには6人掛けの座卓が3卓。
備え付けはこんな感じ。
青竹手打ちらーめん木挽亭のメニュー
青竹手打ちらーめん木挽亭のメニューはこんな感じ。
塩、醤油、味噌、担々、冷やし系などそれぞれバリエーション豊富。
価格設定は比較的高めな印象だが、そこは素材など色々こだわった結果なのだろう。
しおレタスチャーシュー食べてみた
訪問したのは平日13時40分過ぎ、先客は1名のみ。
さっそくカウンターに陣取ると注文を済ませる。
今回チョイスしたのは、「しおレタスチャーシュー」。
しおレタスチャーシュー 1400円
どんぶりを覆いつくさんばかりの大量のレタス、そして大ぶりのチャーシュー。
なかなかのボリューム感だ。
トッピングはたっぷりレタス、白髪ネギ、メンマ、刻みねぎ、チャーシュー4枚、そして最後にゴマがふられている。
まずはスープからいただこう。
スープは塩気がしっかりきいていて、鳥がらの旨味と甘みを感じる。
雑味がなくあっさりとして後味もすっきりとしていつつ、コクがありグビグビいきたくなる味わい。
麺は青竹手打ちの自家製麺で、全粒粉をブレンドした粗挽き小麦を使用しているという。
噛むほどに小麦の風味がじんわり広がる。
佐野ラーメンならではの不均一な麺は時にはもっちり噛みごたえがあって、時には柔らかくといった複雑な食感が混在する。
スープの絡みもよく一体感がある。
そしてこのレタスだ。
新鮮なレタスの風味が口いっぱいに広がる。
レタスのクセが強いかなと思いきや、意外とラーメンに合う。
シャキシャキとした食べ応え感も独特のアクセント。
さらにゴマの芳ばしい風味も良いアクセントになっている。
チャーシューはどうだろう。
なんと箸で持つとほろほろと崩れてしまう柔らかさ。
その秘訣は特製スープで8時間ほど煮込むことで、口に含めばあっという間にとろける。
レタスと一緒に頬張るとこれまた美味い。
肉の旨味に味付けも絶妙で、これをご飯に乗せて食べたら間違いなく最高だろう。
次回はご飯も視野に入れておこう。
茶塩で食べる餃子
もう一つのおすすめの餃子も食べてみた。
餃子 450円
程よい一口サイズ感の餃子が6個。
焼き目カリッと、もっちりした薄めの皮。
中には野菜がたっぷりで、ふんわりほろほろとした餡が口の中でとけるよう。
茶塩のさっぱり風味に野菜の甘味が引き立つ。
最後に
栃木県佐野市にある青竹手打ちらーめん木挽亭。
人気行列店の目の前という場所ながら、こだわりぬいた一杯を提供する。
たっぷりレタスの食感が斬新でなかなか面白い。
値段は若干高めなので、安さ重視な人にはあまり向かない。
NACK5のFUNKY FRIDAYがBGM代わりに流れる店内、小林克也の声を聞きながら食べるラーメン。
コアなファンが足しげく通いそうな、そんなラーメン店。
お店詳細
青竹手打ちらーめん木挽亭
住所 栃木県佐野市赤坂町959-15
TEL 0283-21-1191
営業時間 11:30〜14:00/17:30〜20:00(LO20:30)
定休日 木曜・第3水曜