栃木市野中町、栃木インターから近くに本格的な中華料理の食べられるお店がある。
栃木市民なら誰でも知ってる「雅秀殿(がしゅうでん)」。
郊外を活かしたとても広い敷地に建つそのお店、ちょっとした結婚式場かなと勘違いしそうになるその外観。
ちょっと敷居が高そうなイメージがあって、これまで一度も訪問したことがなかった。
今回はちょっとしたきっかけがあり、ついにそのお店の門をくぐることとなった。
果たして、どんな本格的な中華料理が食べられるのだろうか?
雅秀殿
どうにもおひとりさまでは場違い感がぬぐえないその外観。
雅秀殿(がしゅうでん)は1974年にオープンした40余年の歴史をもつ中華料理店。
お店出身の料理人の営むお店が県内に数店舗あるほど。
全国から集めた新鮮な食材を使い、四川・広東・上海・北京といった中国四大料理の特徴を活かした料理を味わえる専門店。
雅秀殿へのアクセス
詳細
雅秀殿
栃木県栃木市野中町1352-11
アクセス
車 栃木インターより1km(およそ4分)
電車 新栃木駅からタクシーなどで2.4km(およそ8分)
※20名以上はマイクロバス無料送迎可能
駐車場 店舗前の広い敷地に40台ほど駐車可能
店内
店内入るともうすでにそこは高級中華料理店のようなオーラを漂わせている。
左手にレジカウンターがあり、正面のソファー席で案内を待つ。
1分もせずにホールの店員さんがやってきて案内される。
店内も広めで、円卓やソファー席、大人数用のテーブル席から少人数用のテーブル席まで、およそ146席ほどある。
和室3部屋、洋室4部屋など、洋間は最大で50名の宴会まで可能なようだ。
最初こそ場違い感があったが、意外とそんな気にするほどてもないようす。
普通にランチメニューとかもあるし、気軽に食事に来ているっぽい人も見かけたので案外いけそうだ。
雅秀殿のメニュー
前菜からセルフでコースメニューを組み立てるのもいいし、単品で攻めるのもよさそう。
お店設定のコースメニュー(2名から)も値段により選べる。
厳選素材の高級系っぽいものから、平日ランチメニューまでピンキリまである。
平日ランチメニューは限定、雅秀殿名菜、麺など全部で9種類。
全品サラダ+ドリンク+デザート付き。
1000円~
色々と食べてみた
さてさっそく食べてみよう。
まぁ勘のいい人はすでに何を注文するのか想像できてるとは思うが。
最初に出されるジャスミンティーで喉を潤す。
ジャスミンティーの芳醇な香りが鼻腔をくすぐる。
ほのかな甘味に渋味のアクセントがすっきりとさせる。
一人では飲みきれないくらいあるので、料理を味わいながら飲むには十分だ。
ふかひれラーメン
ということで今回チョイスしたのは、ふかひれラーメン。
ふかひれラーメン 2,800円
器一杯の巨大なふかひれの姿が見える。
他にはチンゲン菜が添えられている。
シンプルイズベストというやつ。
まずはスープからいただこう。
濃密トロトロのスープはいつまでもアツアツで冷めないタイプ。
醤油ベースにオイスターソースやダシの旨味が効いた濃いめなスープ。
麺の絡み具合はかなりのもの。
ズルズルと啜るほどにアツアツのスープが襲ってくる。
コクと旨みがあってほのかに感じる甘味、そして中華料理特有の濃いめな味付け。
もっちりとしてコシのある細麺。
それにしてもふかひれがデカい。
安価なものを使用しているとはいえ、高級食材の代表格なふかひれをまるまる1枚食べられるこの幸福感。
これはやばいな。
プリプリのシャキとしつつもプチっとした心地よい食感。
噛むほどに旨味があふれる。
なんだかとても贅沢な気分に浸れる一杯だった。
ポーク焼売
点心からポーク焼売。
ポーク焼売 120円
思いのほか値段がリーズナブルだけどちゃんとしてる。
ポークたっぷりで食べごたえ感があり、シャキッとした玉ねぎの食感と甘味が効いている。
とてもジューシーで噛むほどに旨味があふれる。
そのままでも美味いが、カラシ酢醤油で食べるともっと美味い。
ていうかふかひれラーメンのスープでご飯3杯はいけるのに。
タピオカドリンクとちおとめ
〆はデザートから、タピオカドリンクとちおとめ。
タピオカドリンクとちおとめ 460円
タピオカはブラックタイプがたっぷり。
中サイズ程度のもっちりとした食感のタピオカ。
今回は4種類のフレーバーがとちおとめをチョイス。
甘酸っぱくてミルキーな一杯。
食後のさっぱりして美味い。
最後に
今回は栃木市の郊外エリア野中町にある本格中華の食べられる雅秀殿に行ってみた。
パッと見は敷居が高そうで入りづらいイメージがあるが、入ってみればそれほど気にはならない。
値段設定もリーズナブルなものも多いし、平日にはランチメニューもあるので気軽に訪問できそうだ。
どれもこだわりがあるだけに美味しくいただけた。
次回はもっと本格的にアルコールも交えて味わってみたいものだな。