栃木市蔵の街の観光スポット山車会館の隣、とちぎ蔵の街美術館では定期的に展覧会が開催されている。
今回特別企画展として2019年4月27日(土)から8月4日(日)まで、田村セツコの博覧会「田村セツコのHAPPYがいっぱい!」が開催中だ。
田村セツコといえば、そのイラストを見たことがない人はいないんじゃないか、というほど有名なイラストレーターでもある。
そんなイラストを間近で見られるというのでさっそく行ってみた。
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田村セツコとは
田村セツコは1950年代後半に少女雑誌界にデビュー以来、現在も第一線で活躍をするトップのイラストレーターのひとり。
1938年2月4日生まれの現在81歳(209年7月現在)、警察官の父親を持つ家庭に長女として生まれる。
幼少期には栃木市西方町に疎開をしていた時期があることから、栃木市にもゆかりのある人物。
子供の頃からイラストを描くのが好きで、高校時代にアドパイスをもらったことがきっかけで挿絵画家であり漫画家である松本かつぢに師事。
月に一度に自宅に通っては直接指導を受けていた。
高校卒業後には安田信託銀行(現みずほ信託銀行)に入社、その顔立ちから秘書課という憧れのポジションに就くも1年で退社。
本格的にイラストレーターとしてデビューする。
少女漫画のイラストレーターなどを中心に活動し、1970年代に「りぼん」や「なかよし」で活躍、自身の「セツコグッズ」でついに大ブレイクを果たす。
黒柳徹子との親交が深く、2017年にホームページを立ち上げた時にもトットちゃんのイラストを手掛ける。
現在は原宿のマンション(自称ゴミ屋敷)に一人で暮らし、独身を貫きイラストレーターとしてその生涯をかけて今もなおトップを走り続けている。
田村セツコのHAPPYがいっぱい!行ってみた
今回田村セツコのHAPPYがいっぱい!が開催されているのは、こことちぎ蔵の街美術館。
入口ではHAPPYちゃんがお出迎えしてくれる。
内部は蔵をそのままリノベーションしたものを使用しているという、蔵の街の美術館らしい建物だ。
館内は2階建てになっていて、3つの蔵が繋がった想像以上に広い構造になっている。
入ってすぐ右手にある階段の先で受付を済ます。
なんと館内は撮影OKという。
田村セツコのイラスト原画やグッズを見てハッピーになる展覧会
昨年2018年に師である松本かつぢ展が開催され、弟子である田村セツコ展覧会では、初期の頃の作品から現在に至るまで幅広い活動をしてきた数多くの作品が展示されている。
特徴的なタッチに、カラフルな色使い。
少女漫画雑誌などでおなじみなイラスト、どこかで見たことのあるイラストなど数多く展示されている。
原画やラフスケッチなど普段は見られないようなものもあるので見どころ満点。
思わず見入ってしまうような作品の数々を間近で見れるというこの贅沢感。
もちろんこれはほんの一部で他にもたくさんのイラストやグッズなどの展示などもされている。
これは一見の価値ありだ。
関連イベント
また田村セツコ本人による対談が6がつ1日に、7月7日にはワークショップが開催された。
対談「ハッピー・ライフ」
田村セツコの人生についての対談
出演 田村セツコ、内田静江(弥生美術館学芸員)
日時 2019年6月1日(土)14:00~90分ほど
場所 とちぎ蔵の街観光館 2階多目的ホール
定員 60名(当日先着順 参加無料)
ワークショップ「わたしのHAPPYちゃん作りましょう」
HAPPYちゃんのチャームづくり
講師 田村セツコ
日時 2019年7月7日(日)14:00~90分ほど
場所 とちぎ蔵の街観光館 2階多目的ホール
定員 30名(電話申し込み先着順 参加無料)
担当学芸員によるギャラリートーク
日時 6月9日(日)、6月22日(土)、7月14日(日)14:00~40分ほど
最後に
今もなおトップを走り続ける田村セツコの作品を間近で見ることができる、とちぎ蔵の街美術館で開催の「田村セツコのHAPPYがいっぱい!」。
まさに作品を通してみんながハッピーになれるこのイベントも8月4日で終了となる。
夏休み期間なので、栃木市蔵の街観光と合わせて訪問してみてはどうだろうか?
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田村セツコのHAPPYがいっぱい!
開催期間 2019年4月27日~8月4日
会場 とちぎ蔵の街美術館
住所 栃木県栃木市万町3-23
TEL 0282-20-8228
開館時間 9:00~17:00(入場16:30まで)
休館日 月曜(祝日の場合翌日)・年末年始・館内整理期間
観覧料 企画展 一般500円/高校生以下300円
収蔵品展 一般300円/高校生以下200円
※中学生以下無料
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