栃木県佐野市にある賀茂別雷神社(かもわけいかづち)。
賀茂別雷神社は、京都の世界遺産である上賀茂神社を本社とする神社。
天智八年(669年)に菊沢山の中腹に社殿を設けたことが始まり。
賀茂別雷の神を御祭神とし、山の神、農業の神として奉られて、落雷除け、嵐除け、五穀成就、天下泰平の神として崇敬されている。
限定御朱印などにも力を入れていて、色鮮鮮やかな御朱印が多く人気だ。
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賀茂別雷神社(かもわけいかづち)
やってたのは5月5日端午の節句。
国道293号沿いにあるのが今回参拝した賀茂別雷神社。
駐車場は5台ほど駐車可能で、右手に見える建物が社務所。
菊沢山の中腹に建つ11,760坪の敷地を持つ神社だ。
石鳥居をくぐり参道の先には中腹への石段が続く。
境内
いくつもの石垣に守られた中腹最上部にある境内に辿り着く。
左手には手水舎。
本殿
正面には賀茂別雷神社の本殿が鎮座する。
通称を雷電様(らいでんさま)で親しまれている賀茂別電神社は、主祭神を賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)、配神を禰禰杵尊(ににぎのみこと)、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)とする。
厄除招福、縁結び、五穀豊穣、商売繁盛、延命長寿、福徳成就、直観力向上のご利益があるとされる。
境内からは佐野の街並みが一望できる。
※奥宮近くからはもっとよく見える。
境内神社
本殿右手に1つの境内神社、さらに右手に6つの境内神社が鎮座する。
猿田彦新宮。
古峰神社、稲荷神社、唐沢山神社、夕日森天満宮、大守神社、浅間神社が鎮座している。
また本堂左手には八坂神社、秋葉神社が鎮座。
さらに本殿の左手奥に進むと産泰神社、織姫神社が鎮座する。
奥宮
本殿裏手の菊沢山の山頂には奥宮が鎮座する。
ちなみに道路から神社車道入口を通ると途中に駐車場がひとつ、そして本殿左手にある広い駐車場へダイレクトに来られる。
奥宮へ向かう途中にも舗装された駐車場がある。
奥にある石段を登り、右手の駐車場の奥にある貯水タンク沸きから奥宮へと向かうことができる。
完全に山道なのでくれぐれもハイヒールで行こうなどと考えないことをおすすめする。
5分ほど山道を登ると見えてくるのが奥宮かと思いきやどうやら違うらしい。
ここからさらに左に3分ほど山道を進んだ先にあるのが奥宮だ。
散策道ができるようなので、いづれ参拝しやすくなるのだろうか?
奥宮の御朱印をいただくつもりなら参拝しておこう。
御朱印がとても豊富
御朱印は本殿左側の神札授与所でいただくことができる。
お守りやおみくじなどもここでいただける。
御朱印はリストが掲示されているので、あらかじめ希望を確認してから並ぶといいだろう。
※これらはすべて書き置きのみ
通常御朱印
直書きの通常御朱印は参拝時期によっては行われていないようだ。
全種類かどうかは不明だが、御朱印帳にはすでに直書きされているようなのでそちらを頂くといいかもしれない。
限定御朱印
書き置きタイプの御朱印は限定を含めて複数あり、神社のマスコットである「雷くん」のイラスト入りや神社のアイドル黒ヤギの「メイちゃん」などが人気だ。
季節限定などは1日の枚数制限があるので注意。
また2019年4月27日より頒布が始まったさのまるイラスト入り御朱印(1日枚数限定)なんかも面白い。
これ以外にも雨の日限定、季節限定、例祭限定など限定の御朱印に力を入れている。
受付時間
御朱印の受付時間は9時から17時まで。
混み合うシーズンには8時半から受付開始になる場合もある。
限定イラスト入り御朱印帳が当たる
その中のオリジナル玉依姫御朱印帳(5,000円)を頂くと、クジを引くことができる。
これに当たると雷くんの作者直筆のイラスト入り御朱印版が頂ける。
これがその御朱印帳。
なかなか高級感のある上質なものだ。
休憩所がある
参拝に疲れたら休憩所も用意されているのでそちらでゆっくり休むこともできる。
コーヒーやお菓子なども振る舞われているという至れり尽くせり状態。
黒やぎメイちゃんに会える
境内左手奥に黒やぎメイちゃんがいる。
カメラを向けるとカメラ目線を送ってくれる。
袋入りのキャベツが置いてあったので、もしかしたらあげてもいいのかもしれない。
ていうかそれ待ちでじっと見ていたのかもしれない。笑
メイちゃんの御朱印もいただけるので、気になる人は授与所に寄ってみよう。
最後に
栃木県佐野市の賀茂別雷神社は、まさに現代の御朱印ブームに合わせるように御朱印に力を入れている神社だ。
テレビで取り上げられるほどの話題となっている。
参拝の証としてだけでなく、見て楽しむ要素もあるというアートな御朱印は必見。
コレクション的な要素は強くはなってしまうが、参拝は神社との縁を繋ぐためのものであり、御朱印はその証となるもの。
とはいえ、やはりそのコレクション性の高い御朱印の数々は思わず何度も通いたくなる。
くれぐれも本来の参拝の意味を間違えないようにして訪れるようにしよう。
賀茂別雷神社
住所 栃木県佐野市多田町1506
TEL 0283-62-0641