栃木県下野市にボリューム満点な唐揚げのテイクアウト専門店があるという。
それが今回訪問する『からあげ七生(ななお)』。
4号バイパスから東に500mほど走って道沿いにあるこのお店、近くには工業団地があり肉体労働系の人が多く働くエリアにある。
かつては食堂があった場所を改装してオープンさせたお店らしい。
このお店、もちろん注文を受けてから揚げるので揚げたてを購入することができる。
果たしてどんなから揚げ出会えるだろうか。
カラアゲニストとして今年1件目のから揚げ専門店を攻略だ。
※ほとんど攻略してないけど
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からあげ七生行ってみた
ここが栃木県下野市にあるからあげ七生。
2017年9月17日にオーブンしたお店で、かつては飲食店があったという場所は広い砂利の敷地になっていて、その奥にポツンと立つ建物。
きっと昔はここに食事に来たトラックドライバーがトラックを停めていたのだろう。
当時の姿を彷彿させる。
飲食店だった場所なのでもしかしたら店内で食べられるスペースがあるかもと思うかもしれないが、ここは完全にテイクアウト専門のお店。
その場で食べることはできない。
店舗入り口の立て看板にはお店のマスコットと思われる鶏が描かれている。
さっそく店内へ。
外観のベースは若干年季を感じさせるが、店舗入り口の外観や中はとてもキレイだ。
入って左手にはベンチチェストらしきもの、店内中央にはストーブが設置されている。
エアコンもあるので待っている間も快適に過ごせそうだ。
右手にレジカウンター、その奥には厨房といった感じ。
サイドのホットショーケースには、からあげ入りやきそばが販売されていた。
他にも七生丼なる商品もあるらしく、見た感じ焼きそば(もしくはご飯の上に焼きそば?)上に焼いた鶏肉をたっぷり乗せたものらしい。
こちらは注文後に作るやつのようだ。
他にもカップみそ汁、右手の冷蔵ケースにはしゅうゆダレやねぎ塩ダレ(各100円)やドリンクも販売されていた。
給湯ポットもあるので、味噌汁にお湯を入れることもできる。
車中メシにはちょうどいい。
からあげ七生のメニュー
からあげ七生のメニューはこんな感じ。
※メニュー表の写真は撮り忘れた。
弁当
・醤油からあげ弁当
・塩からあげ弁当
小盛り 400円(からあげ4個、ライス200g)/普通盛り 500円(からあげ5個、ライス300g)/大盛り 600円(からあげ6個、ライス400g)
お持ち帰りからあげ
・醤油
・塩
約4個 350円
約6個 520円
約8個 690円
約10個 850円
約15個 1,260円
約18個(約1kg) 1,500円
※上記以上の注文は要予約
※1種類あたりの最低数、ハーフミックスは不可
※税別
注文をすると番号札が渡されるので、番号を呼ばれるまで待機するスタイル。
注文して10分ほどで揚げたてのから揚げが出来上がるが、待つのが嫌な人は電話注文をしておくといいだろう。
七生のからあげ食べてみた
さすがにここから帰宅して食べるというのは無理があるし、かといって車内で食べるのもちょっとアレだ(ニオイ的に)。
そんな課題を残したままやってきたのは土曜の15時頃。
昼メシにも夕飯にも中途半端だが、やはり揚げたてを食べてたい。
心配は無用だ。
車で10分ほどの場所に『道の駅しもつけ』がある。
あそこはイートイン関係が充実していたはず。
なんだか異常に混み合う人気スポットのごとき道の駅しもつけにやってきた。
道の駅しもつけで特産品のかんぴょうを使ったイベントをやっていたので行ってきた
さっそくイートインスペースで七生のからあげを堪能しようじゃないか。
袋を縛ってしまったので若干湯気がこもってしまった感があるが、まぁ10分程度だし問題ないだろう。
紙袋から浸透した旨味エキスが結構ビニール袋に溜まっていた。
これはもしかしたら買ってすぐ食うべきやつかもしれないな。
今回は塩6個、醤油60個、塩からあげ弁当を購入。
どれも大きめな個体ばかりで食べごたえが抜群そうだ。
醤油からあげ
まずは醤油から。
醤油の香ばしい香りただよう。
衣は濃いめで程よい揚がり具合だ。
程よくサクッとした衣の食感、中は柔らかジューシーなもも肉。
醤油ダレの香ばしい風味と程よいニンニクなどのスパイス感が効いていて美味い。
ご飯との相性が良さそうだ。
鶏の旨味が表面にあふれ出していて食べると口の周りにペタペタ感があるほど。
なるほどだから袋の中がかなり旨味エキスであふれていたのか。
冷めるとあふれた旨味エキスがゼラチン状に固まり表面を覆う。
そしてやはり旨味が外に逃げ出してしまっているので、時間か経つほどにジューシーさは落ちる。
食べた後のから揚げの存在感の主張具合はほどほど。
塩からあげ
続いて塩。
こちらはあっさりめで香りも衣の芳ばしい香りが引き立つ。
色味はどちらかというと薄めといったところ。
衣はサクサクだが、醤油のように表面に溢れるペトペト感は無い。
もしかしたら醤油ダレ由来のペトペト感だったのだろうか。
こちらは身に若干もっちり感があり、塩なのでジューシーさはあっても意外とあっさり。
ただ味付けもあっさりしていて、塩気がもうちょっと欲しい印象。
こちらは冷めても普通に美味しい。
まぁ塩気物足りない感は増すが。
塩からあげ弁当
今回の一番の目的であったのが弁当。
チョイスしたのは塩からあげ弁当の大盛り。
さっそくオープン。
からあげやばい。笑
出来たてでふっくら感があるので余計に大きく感じる。
これはやっちまったな。
しかもご飯400gなので、トータル800gくらいはいっているんじゃないだろうか。
さっそく食べてみよう。
こちらは袋を開けたまま持ってきたので、あふれる湯気で衣が湿気ることがなかった。
そのおかげでこちらの方はサクサク感がしっかり残っている。
芳ばしい風味にご飯がススム。
でもご飯と一緒に食べると塩気の物足りない感がさらに増す。
そこで登場するのが、このねぎ塩ダレ。
正解。
ネギの風味に塩気が抜群に合う。
塩からあげを購入したら「ねぎ塩ダレ」必須といってもいいくらいに美味さが倍増。
むしろねぎ塩ダレのために塩気控えめになっているんじゃないかと思うくらいに。笑
ご飯の進み具合も加速する。
最後に
2009年1月にカラアゲニストになって10年目突入となる記念すべき10年目の最初のお店としてチョイスしたのは、前から気になっていた下野市のからあげ七生。
唐揚げといえば冷めても美味しいの定番のメニューだが、どちらかというとここの唐揚げは冷める前に食べるべきといった印象だった。
またデフォルトのままよりも、タレを追加購入するなどで完成する唐揚げといった印象。
そして旨味エキスのあふれ具合がハンパないので、持ち帰りの際には若干注意が必要かもしれない。
ボリューム感はハンパないので、もし弁当を注文するなら普通盛が一般的な唐揚げ弁当のちょい多めとイメージしておくとわかりやすいだろう。
今日はガッツリと唐揚げを食べたいという人にオススメ。
からあげ七生
住所 栃木県下野市下坪山1810
TEL 0285-48-2900
営業時間 11:00~21:00(LO20:00)
※電話予約10:00~20:00
定休日 日月