激辛界の夏の風物詩といったら、石焼らーめん火山の石焼灼熱 炎の旨辛ホルモンらーめん。
今年も辛いアイツが帰ってきた。
今回で4度目となる石焼灼熱 炎の旨辛ホルモンらーめんが、さらなる進化を遂げて帰ってきた。
このラーメン、言わずと知れた激辛チャレンジメニュー。
並辛(唐辛子5本分)、激辛(唐辛子10本分)、猛辛(唐辛子50本分)の三段階の辛さで、並みの人間なら猛辛ですら攻略は至難の業。
だか、旨辛ホルモンの真骨頂はそこではない。
さらに上をいく究極の辛さ、その姿はまさに地獄、獄辛。
なんと唐辛子90本分というから驚きだ。
昨年は猛辛ですら唐辛子60本分の辛さだった。
4段階目の辛さにチャレンジするにはその猛辛を攻略する必要があったが、今年は誰でもいきなり獄辛にチャレンジすることが可能になった。
ならは平成最後の夏の締めくくりにふさわしく、獄辛にチャレンジしてやろうじゃないか。
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石焼らーめん火山栃木店
今回の戦いの舞台は石焼らーめん火山の栃木店。
この食えるものなら食ってみろと言わんばかりの日よけ暖簾の挑発っぷり。
いいじゃない。
なんと今年の旨辛ホルモンには特製ファイヤーライスが付いてくるらしい。
そして20分以内に完食すると餃子1皿(5個)無料券がもらえるという。
これは是が非でも完食しなくては!?
ちなみに獄辛を注文する時には誓約書に記入をしなくてはいけない。
旨辛ホルモン獄辛
これが炎の旨辛ホルモンらーめんの獄辛(1,200円)だ。
なんという禍々しさ。
石焼に投入するのはタイの唐辛子プリッキーヌと山椒、ハバネロ、ジョロキアが入ったデスソース。
そこに丸のままの唐辛子が20本ほど、そして山のようなカイエンペッパー。
さすがにここまでの量ともなると湯気の刺激尋常じゃない。
そしてこれが今回登場の特製ファイヤーライス。
昨年普通に攻略されてしまって今回は意地でもギブアップさせてやるぜ感がヒシヒシと伝わってくるようだ。
まずは唐辛子をしっかり混ぜ合わせる。
さらに禍々しさを増し、グツグツと沸き立つ泡は地獄の大釜のようだ。
まずはスープから。
うん、熱い。
とにかく熱い。
これは最大の敵は辛さではなく熱さといってもいいだろう。
スープ自体は辛さの仲にもコクと旨味がしっかり感じられる、辛さの向こう側が透けて見えるほど。
旨辛の名は伊達ではない。
続いて麺。
もっちり系の中細縮れ麺。
もやしや玉ねぎなどの野菜の旨味もスープとよく合っている。
辛さ自体はこの段階では驚くほどの辛さではない。
喉が痛くなるとかそんなこともなく、ただ辛くて旨いラーメン。
ただとにかく熱い。
容器に移してはしっかり冷まして食べること10分。
残るはスープと唐辛子、そしてファイヤーライスのみ。
だが、ここからが本当の闘いだった。
ラスボスはファイヤーライス
残り9分で、スープを吸ったご飯のこの物量。
そしていまだに熱々ときている。
ひとまず容器に移して冷ましながら食べる。
追い唐辛子のせいで若干苦味が出てきてしまった。
美味しさが半減してしまった。
そしてさすがはご飯、スープの辛さを十二分に纏ったその姿はまさにラスボス。
膨張によるかさましにより、辛さだけでなく満腹感も刺激してくる。
半分ほど攻略したあたりであえなくタイムアップ。
その後ご飯だけ攻略したが、スープと唐辛子を残して終了。
〆のアイスが最高
〆にはアイスか杏仁豆腐をセルフでチョイスすることができる。
やはりここはアイスでしょ。
最後に
栃木店ではまだ攻略者が3名しか出ていないというので、4周年で4人目を目指したわけだが、残念ながら攻略することはできなかった。
敗因の一つはやはり唐辛子を残してしまったところにもあるだろう。
別に辛くはないが、とにかく美味しくないので麺といっしょに食べる感じでいかないと後半が厳しくなると思う。
あとは荒業で最初にスープに水を投入して強制的に温度を下げるという方法もあっただろう。
そして後半の辛さマシと満腹感との鬩ぎ合いがとにかつきつい。
とはいえ、水は全く飲まなかったし、汗もあまりかいていなかったのでまだまだ余力はある。
来年は万全の体勢でリベンジをしなくてはなるまい!
そんな炎の旨辛ホルモンらーめんは、2018年8月31日まで。
石焼らーめん火山 栃木店
住所 栃木県栃木市箱森町52-4
TEL 0282-20-0776
営業時間 11:00~22:00(金土祝前日~23:00)
定休日 年中無休
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石焼灼熱の称号は伊達ではない。石焼らーめん火山の炎の旨辛ホルモンらーめんを食べてきた