レポート

家は住めれば満足?毎日を楽しく過ごせるBESSの家を見学に栃木展示場に行ってきた 前編

2017-05-07

社会人になるといつかは自分のマイホームを手に入れたいと思う人は少なくない。
だがそのほとんどの人がマイホームを手に入れることだけに人生を消費してしまい、せっかくの夢のマイホームを手に入れても楽しむことを忘れ、そこで満足をしてしまう。

せっかくの夢のマイホームを手に入れたのに住めるだけで満足するのはあまりにももったいないし、コストパフォーマンスが悪すぎる。

家をただそこにあるだけの空間から、普段の生活を楽しむ道具として扱い、かけがえのない人生という時間を充実したモノに変えてくれる家。
そんな、住めるだけで満足してしまいがちな空間を楽しめる空間に変えてくれるのが今回訪れたBESSの家。

スポンサーリンク

 

アウトドア好きが憧れるBESSの家

BESSは1986年にログハウスづくりのメーカーとして誕生した。
ログハウスといえばどうしても自然の中での暮らしという印象もあってか別荘として利用されることがほとんどだったという。

そんな大自然で暮らすことを追求し続けたBESSは、その家づくりのノウハウが都会での生活を楽しくすることができるんじゃないか?と考えた。

そこで誕生したのが、一般住宅の機能性や手に入れたことへの満足感のみを求めるような真面目な家ではなく、自由にのびのびと毎日を楽しく過ごせる家。

ログハウスを手掛けていただけに、家の中と外をつなぎ一体化させることで暮らしの空間を外へと広げてくれる。
それにより風を感じ、季節を感じ自然を感じることのできるオープンマインドな家へと進化した。

 

ほどほどの便利さと一緒に成長する家

そしてBESSの家はほどほどの便利さでお互いに年を重ねて成長をしていく楽しさもある。
どんどん便利になろうとする現代と住宅は必要以上に便利になってしまい最初こそワクワク感があるものの、住んでいるうちに感動やワクワクのないつまらないものになりかねない。

そんな便利な生活に逆らうように、ほどほどの便利さで自分なりの手間や工夫をしたりすることで、毎日にワクワクがありこんなものを加えよう、こうしたら面白いといった楽しさを感じさせてくれる。

そうやって一緒に年を重ねながら成長し、時間経過を楽しみなから深みが増す家こそがBESSの家。

 

BESSの暮らしが育むもの。

感性が豊か、ポジティブ志向、自然派、というBESS流の暮らしは、
人の気持ちを温和にし、優しさを育むに違いありません。
BESSの家で育った子供が大人になって、次の世代に受け継がれていくと、
それはひとつの文化になっていくのではないでしょうか。
暮らしをとことん楽しむことがごく普通のことになったら、
きっといい世の中になると、BESSは信じています。

引用:BESS

 

 

BESSの栃木展示場に行ってみた

ずっとアウトドア雑誌などでその存在は知っていたのだが、実際にその家を観たことはなかった。
いつか木に囲まれた土地にこんな家を建てて暮らしてみたいな、庭でテントを張ったりバーベキューをしたら楽しいだろうなと妄想をしていたのだが、宇都宮市にBESSの住宅展示場があるというではないか。

ならばとせっかくの休みだし、やってきたのが栃木県宇都宮市駒生にあるBESS栃木展示場。

話によるともう10年以上も前からあるという。
もっと早く気づくべきだった。

 

個性的なBESS DOMEの受付

訪問するとまず目に入るのが、受付のあるオフィス棟であるBESSでもっとも個性的なデザインの建物のBESS DOME。
家は四角いものという常識すら覆すその半円形のシルエットは一見使いづらそうではあるが、有限の中に無限大の可能性を持つ家だ。

オフィスとして利用されているので、じっくり見学というわけにはいかないが、パッと見でも面白そうなデザインが見て取れる。

さっそく連絡先やちょっとしたアンケートを記入すると軽く案内をしてもらって、あとは自由に見学をすることができる。
積極的に営業をしてくるのこともなく、自分で好きなように自由に見学できるというスタイルなのが嬉しい。

そして受付で展示場内のマップ兼、訪問している組数をあらわす数字が書かれている。

12時ちょい前の段階ですでに10組の訪問者が展示場内いるらしい。

オフィス棟を抜けるとウッドデッキの地面、中央にはちょっとした広場があり、そこではアウトドアのイベントが開催されていた。

まさにアウトドアとの一体感を感じるにはうってつけではないだろうか。
展示場内にはオフィス棟を含めて6つのデザインテーマの家が並び、それぞれが独自のコンセプトのもとに建てられている。
もちろんそれぞれに大小様々なプランがあるので、イメージ通りの家づくりを目指すことができる。

 

ジャパネスクハウス:程々の家

グローカルジャパニーズをデザインテーマとした、ジャパネスクハウスの程々の家。
大屋根の生み出す陰翳が深みのある情緒あふれる空間を作り出している。

日本人の感性に呼応する造形の美、随所に活かされた日本の伝統、そして、現代人の生活感覚にフィットするモダンな設計。
造りぎず、飾りすぎず。昨日やせうのぃは必要十分で良し。
過剰過分を求めすぎない「程々の家」です。

引用:BESS

どっしりとした低い佇まいを象徴させる、大地に根を降ろす甲羅屋根が印象的。
程々の家にふさわしいコンパクトな印象を受ける。

内と外を繋ぐ広縁にあるちょっとしたアイテムにもセンスを感じる。

これオプションで付けてくれないかなと思うほどだw

そして建物内には贅沢に木材が使われ、とても落ち着いた雰囲気を醸し出す。

リビング正面は大きな窓からは外の景色が一望できる。

もちろん広縁にもそのままアクセスできる。
※2階より撮影
天井を駆け上がる登り梁もたくましく、豪快な吹き抜けの斜め天井が空間をとても広く見せてくれる。

リビング奥は寝室となっていて、広すぎず狭すぎず、それでいて必要最低限のものはしっかり揃っている。

洗面所や風呂場もとても落ち着きがある。

外からは1階建てにしか見えなかったが、吹き抜けの2階がとても居心地がよそさうだ。

 

住んだ時を想像させる展示

住宅展示場というと、ただ家が沢山並んでいるというイメージだが、休日の楽しいひと時を想像させる仕掛けや風景がたまらない。
こういった遊び心があるからこそ、面白い家を生み出せるのだろう。

そんなわけで、画像も盛りだくさんなので続きは後編で。

 

 

関連記事

 

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。

-レポート
-, ,

PAGE TOP