東北自動車道の羽生パーキング上りは江戸にタイムスリップしたようなテーマパーク型のパーキングになっている。
これがもちろん東北自動車道に乗らないと来られないし、上り、すなわち東京方面に向かっていないと立ち寄ることができない。
たまたま東北道で東京に行く用事があったのでついでに寄ってみた。
ちなみに時刻は6時半。
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なぜに江戸の町?
そもそもなぜこの埼玉県羽生市で江戸なのか?
実はこの東北自動車道は江戸時代の日光街道から奥州街道への道のりの現代版とでもいえる道にあたる。
そして江戸時代にこの羽生パーキングの近くにある栗橋に栗橋関所があった。
まさに江戸の入り口としてとても厳しい取り締まりのあった場所。
そんな江戸を表現するにあたって、「人情」「食」に着目して造られた。
鬼平という名前はもちろん、鬼平犯科帳のあの鬼平だ。
人情を表現するにあたって、人情味あふれる長谷川平蔵に着目してその世界を再現した。
豊潤な江戸の食を再現するのは、施設内に軒を連ねる江戸の伝統と味を継承する老舗店舗の数々。
本格的な江戸の町並み
これがまた忠実に江戸の町を再現していて、細部までこだわっている感が伝わってくるる。
喫煙所ですらこれだ。
そして火の元の近くには水道があるのだが、これがまたそれっぽくカモフラージュされている。
ちなみに見取り図はこんな感じ。
ラーメン屋がやきそばになっていたり、当時の名前になっているのがまたこだわっている。
ちなみにここで気になるお店は日本橋たいめいけんが監修した「弁多津」の中華そば。
東京・大塚の老舗江戸前料理店なべ家が監修した「万七」の鉄火丼あたりだろうか。
そしてこの施設の入り口も実に江戸っぽい。
もちろんフード売り場もこんな感じになっている。
自販機もちゃんとカモフラージュされている。
休憩スペースはこんな感じ。
そして先ほどの関所の画像の先はトイレになっている。
こんな見世物小屋まであったりするが、見世物があるわけではない。
ここからお土産売り場に行くことができる。
肝心な施設内だが、これがまた本格的。
天井は空を照明で再現しているのだが、きっと時間によって夕焼けとか夜とかになるんじゃないだろうか。
残念ながら飲食店のオープンは7時からなのでどこにも立ち寄ることができなかった。
この時期はどうしても混雑して立ち寄るのも難しかもしれないが、東北道を通る予定がある人は羽生上りに休憩に立ち寄って自分で味わってみてほしい。
鬼平江戸処-東北自動車道 羽生PA(上)
住所 埼玉県羽生市弥勒字五軒1686
TEL 048-566-1215
営業時間 9:00~17:00