栃木駅北口にある「蔵なび」の来館者10万人達成を記念したイベントの第三弾「蔵なび39フェス」が開催された。
イベントでは栃木市ブランドの律之助ビールの新作『紡麦』を限定50本販売。
さらにアコーディオン奏者の新井武人さんやリコーダー演奏グループの風のおしゃべりさんによるコンサートも開催。
ロータリーに設置された飲食ブースでは、美味しいグルメをつまみに紡麦を堪能できる。
蔵なび39フェス
蔵なび39フェスは、栃木県栃木市の栃木駅北口にある栃木市観光交流館「蔵なび」の来場者10万人達成を記念して開催されたイベントの第三弾。
蔵なびは栃木市の観光案内から特産品の展示など、栃木市の情報発信および多目的交流を目的とし、さらにはイベントが開催されるなど、魅力・活力・賑わいの創出をテーマとする施設。
今回メインとなるのが、田村律之助顕彰会が手掛ける栃木市大平産ビール麦100%のビール『律之助ビール』のお披露目を兼ねたイベント。
田村律之助とは、栃木県内における今日のビール麦(二条大麦)栽培の礎を築いた立役者である、ビール麦の父と呼ばれる人物。
田村律之助がいなかったら、栃木県が全国有数の生産地に名を連ねることはなかったかもしれない。
そして生誕150年を記念して市民団体「田村律之助顕彰会」を発足、栃木市大平町出身であったことから大平地区にて地元の学校の協力も得て麦を栽培、およそ2年の歳月をかけてついに『律之助ビール』が完成。
それから幾年月、2024年2月に第四弾となる『紡麦』の販売に至ったわけだ。
イベントでは完成を記念してアコーディオン奏者のアライタケヒト(新井武人)さんやリコーダー演奏グループの風のおしゃべりさんによるコンサートを開催。
さらに50本限定にて『紡麦』の販売も行われた。
ロータリーに設置された飲食ブースでは、DELICATESSEN chihiro(※FARMDELIが2023年11月1日よりリニューアル)の美味しいグルメをつまみに『紡麦』を味わうことができる。
イベント詳細
イベント詳細
蔵なび39フェス
会場 栃木市観光交流館蔵なび
開催日 2024年3月9日(土)
開催時間 10:00~15:00
住所 栃木県栃木市河合町1-2
料金 入場無料
アクセス 栃木駅北口よりすぐ
駐車場 なし/周辺にコインパーキング複数あり
蔵なび39フェス行ってみた
2024年3月9日、雲ひとつない快晴ながら強風吹きすさぶあいにくの天候。
ロータリーには飲食ブースが設けられ、お隣のDELICATESSEN chihiroの料理を味わいつつ、『紡麦』を味わうという最高のスポットが準備されていた。
こんな天候じゃなかったら、外で美味しいグルメと『紡麦』を堪能できたのに残念でならない。
そして蔵なび入口では50本限定の『紡麦』販売ブース兼、イートインでの販売も行われていた。
館内奥では栃木市の魅力発信特使である田代大輔さんの絵画展も開催。
栃木市の風景などを描いた、油絵や水彩画が展示され、その特徴的なタッチを間近で見ることができる。
田代大輔さんは、栃木市生まれのクリエーターで、油絵画家・絵本作家・イラストレーター・動画クリエーターと複数の肩書を持つ。
他にも3月10日にJFL開幕戦を迎える「栃木シティFC」の選手のサイン付メッセージや応援メッセージが掲示されたメッセージボードなども設置されている。
アライタケヒトさんが出演するイベントでは、CDの販売も行われているのでファンはゲットのチャンス!
館内はイベントを楽しみにしていた人達で賑わう
イベント開始時間が近づくと、徐々に観客が集まり始め館内が賑わう。
イベントの司会を務めるのは、館林ケーブルテレビアナウンサーの山﨑友里江さん。
透き通った声色で流暢に司会をこなす山﨑さん。
イベント開始にともない、栃木市の大川市長の挨拶なども行われた。
ワンチャン、とち介来るかもとか思ったが残念ながら今回は不参加。
アライタケヒトさんのコンサートでは、栃木市を巡り、そのイメージを具現化した楽曲「麦風のワルツ〜水面ゆらめく蔵の街〜」が演奏された。
楽曲に対する熱い想いを語るアライタケヒトさん。
ちなみにこの曲名、タイトル募集に応募してれた沢山の人のアイデアを元に決定されたそう。
諸事情によりイベントはここまでしか見られなかったが、この後もコンサートは続き盛り上がった。
今後も栃木市で演奏される機会があると思うので、是非一度その演奏を味わってみてほしい。
最後に
栃木県栃木市の蔵なびで開催のイベント「蔵なび39フェス」に行ってみた。
律之助ビール第四弾『紡麦』の販売や、完成を記念したミニコンサートなどが開催。
アライタケヒトさんによる栃木市をイメージした楽曲の演奏、タイトル発表のサプライズに観客から歓声が上がった。
イベントの途中までしかいらなれなかったので全容はわからないが、食に音楽と栃木市の魅力がいろんな形で広がるキッカケになる良いイベントだった。