スープカレー専門店 黄すけ。栃木県宇都宮の行列のできる人気スープカレー店

栃木県宇都宮市にあるスープカレー専門店 黄すけ。

宇都宮スープカレーという新しいジャンルの開拓をコンセプトにするお店。
スープカレーといえば札幌が有名だが、札幌スープカレーとは違う宇都宮ならではの味を提供する。

ベースとなるのはこだわりのスープひとつのみ。
3年の試行錯誤の末にたどり着いた自慢の一品を味わうことができると、ピーク時には行列が絶えないほどの人気だ。

今回はそんなスープカレー専門店 黄すけに行ってみた。

スープカレー専門店 黄すけ

今回訪問したのは栃木県宇都宮市東宿郷、柳田街道を走るライトラインの東宿郷駅より徒歩3分にあるスープカレー専門店 黄すけ。

2020年に宇都宮市宿郷にて創業、2024年2月3日より現在の場所へ移転オープンした行列のできる人気スープカレー専門店。
札幌発祥の人気ご当地グルメ『スープカレー』に対抗し、『宇都宮スープカレー』という新しいジャンルの開拓をコンセプトにする。
運営するのは宇都宮の物流系企業のエヌエヌ物流サポート。

ベースとなるスープはひとつのみ、3年の試行錯誤の末にたどり着いたという一品を味わえる。
食材にもこだわりがあり、地元宇都宮市と芳賀町産の野菜や卵を使用しているそう。
自家栽培の採れたてフレッシュな野菜に鶏舎直送の新鮮卵を使用、こだわりのスパイスでつくるここでしか味わえないスープカレー。

スープカレー専門店 黄すけへのアクセス

スープカレー専門店 黄すけの店内

店舗入口横に待ち席、店内入るとすぐにも待ち席が5席あり。
ライスとルーをイメージしたのだろうか、店内は白を基調とし黄色のアクセントをきかせてある。

左手奥側に厨房があり、席は厨房右手にカウンター席が4席、手前左手の壁沿いにカウンター席が3席のみ。
厨房手前の右手がレジカウンター、その横に返却テーブルが設置されている。

水やおしぼりなどはセルフで、入り口近くに用意されているので各自用意する。
ゴミ箱もここに設置されている。

スープカレー専門店 黄すけのメニュー
スープカレー専門店 黄すけのメニューはこんな感じ。
※2024年2月11日時点

利用方法

テイクアウト

• 予約済の場合
  直接レジカウンターへ
  営業時間中は電話に出られない場合があるので、早めの予約が間違いない
• 予約なしの場合
  レジカウンターで申告後にウェイティングシートに記入して列に並ぶ

店内利用

1. 店内ウェイティングシートに記入して順番に並ぶ
2. 案内された席へと座る
3. 席にて口答にてオーダー
   ごはん(デフォルト)orパン※どちらもサラダ付き をチョイス
   辛さをレギュラー・中辛・大辛からチョイス
4. 食後は食器をトレイごと返却
   厨房横カウンター席は上部カウンター
   壁際カウンター席はレジ横の返却テーブル
5. レジにて精算して撤収

スープカレー専門店 黄すけ行ってみた

訪問したのは2024年2月11日11時20分頃。
店内はすでに満席、待ちが2組4名。

テイクアウト利用も多い印象。
後客は常時外待ちが5・6名はいただろうか。

20分ほどで席に案内され、さっそく注文を済ませる。
ちなみに訪問時は移転オープン間もない期間だったため、メインメニューをベーシックとチキンの2品に絞っての営業だった。

チキン+揚げえのき茸

今回チョイスしたのはチキン+揚げえのき茸。

デフォルトでじゃがいも・人参・茄子・ピーマン・さつまいも(※季節により構成が変わる場合あり)がトッピング。
中央に巨大なチキンレッグが鎮座する。

スープには水菜、さらに後からカスリメティがかけられている。

追加で揚げえのき茸をチョイス、ご飯はデフォルト、辛さは大辛をチョイスした。

まずはそのままでひとくち。
スープはシャバシャバ系でブラウンにターメリックの黄色が隠れていて、野菜の鮮やかな色味が映える。

口に含むと芳醇なスパイスの香りが広がり、ほんのりビターでコク深く旨味を蓄えたスープが後を引く味わいだ。
大辛をチョイスしたが、ちょうどよい辛さ加減でびっくりするほど辛いわけではない。
※耐性があるからアテにならないかもれしないが

いわゆる一般的なカレーと違い、ニンニクや生姜・スパイスがガッツリきいているものではないので後味もすっきりとしていて無限にいけそうだ。
スパイスの香りは強いが、クセの強いスパイスは控えめなので、どちらかといえば万人受けしそうな味わい。

スプーンでご飯をすくったら、スープにヒタヒタにしていただく。

シャバシャバ系スープならではの一体感で、米一粒一粒にしっかりと絡みつく。
パンという選択肢もあったが、やはり個人的な好みとしてはライス一択。
これはご飯がすすむ。

チキンレッグはスプーンとフォークがあればほぐせる柔らかさ。
※油断するとしでかすので飛び跳ね注意だ(つまりしでかした)

柔らかホロホロで噛むほどにジューシーな鶏の旨味が広がる。
スープと合わせて食べると最高に旨い。

野菜も味わいなから食べてみる。
じゃがいもはホクホクとして、カレーのスパイス感との相性も抜群。

人参は柔らかく、素材の甘みがしっかり感じられる。

茄子はトロリとして瑞々しく、ピーマンはシャキシャキでほんのり甘み感じる。
野菜がどれ食べてもとにかく旨い。

そして追加の揚げえのき茸。
これはもうすでに期待しかない。

芳ばしさという最高の味付けがえのき茸の旨味を数段跳ね上げている。
表面はサクっと中はシャキシャキの食感のアクセントも最高。

これは是非とも追加トッピングして欲しいおすすめの一品。

そして後半はライスをスープにドボン。

ライスに直接かけるのもいいが、こうすることで最後の一滴までしっかり味わうことができておすすめだ。

サラダはさっぱりとした酸味のきいたドレッシングで、箸休めにちょうどいい。

プレーンラッシー

そして〆はプレーンラッシー。
濃厚な口当たりで、甘みと程よい酸味が食後の口腔内を癒やしてくれる。

最後に

栃木県宇都宮市にあるスープカレー専門店 黄すけに行ってみた。
オープン間もない時間に訪問したが、すでに待ちが発生、その後も常時外待ちが発生するほど。
その人気も納得の旨いスープカレーで、クセが強くないので万人受けしそうなのも人気の秘訣だろうか。
スープカレー自体が旨いのもあるが、トッピングの野菜がまた旨い。

移転により駅からライトレールで気軽に訪問できるようになったのも大きい。
宇都宮スープカレーブームの火付け役となるかどうか？その答え合わせはまたいつか。