ビッグカツ、それはスグル食品の販売する30円(1970年代誕生より変わらず)で食べることのできるとんかつ風の駄菓子。
スケトウダラの魚肉すり身シート、通称「プッチン」に衣をつけて揚げ、ソースで味付けしたものの総称だ。
そのビッグカツを使用した、『ビッグカツ丼』が想像を超える美味しさで話題だ。
その再燃に一役買ったのが、都内を中心に展開するそば屋「名代富士そば」。
時折ぶっ飛んだ限定メニューを登場させることでも有名で、そんな富士そばの公式Xで1月に「美味しいカツ丼の作り方」を公開。
大量のビッグカツ画像とともに「最初に大量のビッグカツを準備します」というセリフから始まる。
もうこの段階で色々とおかしなことになっているが、これが実際に作ってみると完全にカツ丼だ・うますぎるなど話題になった。
今回はそんな富士そばの美味しいカツ丼にの作り方を参考に、富士そばのカツ丼タレ味のビッグカツ丼を作ってみた。
富士そばカツ丼タレでつくるビッグカツ丼
まさかこんなアレンジがあったなんて、そんな発見をもたらしてくれたのが名代富士そばのこのポスト。
美味しいカツ丼の作り方
富士そば「最初に大量のビッグカツを準備します」 pic.twitter.com/0TNAEOjWre
— 名代富士そば【公式】 (@fujisobar) January 17, 2024
そして今回作るビッグカツ丼の肝となるのは、やはり富士そばカツ丼のタレにある。
普通にかつ丼のタレを作ってもいいが、富士そばのカツ丼のタレは完全にかつ丼に特化したタレなのでカツとの親和性が抜群。
それこそが人気の秘訣でもある、にも関わらず普通に作り方をSNSで公開している。
富士そばのタレの作り方
用意した材料はこんな感じ。
富士そばのカツ丼タレ(1杯分)
- 砂糖 15g
- 顆粒だし 3g
- 醤油 20ml
- 水 60ml
すべての材料を器に入れてラップをしてレンチン1分
混ぜ合わせたら完成
-
【公式レシピ】富士そばのカツ丼タレ。カツ丼特化の簡単旨いタレがあればカツ丼が捗る
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ビッグカツ丼の作り方
さっそくビッグカツ丼を作ってみよう。
用意した材料はこんな感じ。
※若干のアレンジあり
レシピ
レシピ
- 富士そばのカツ丼タレ 1杯分
- ビッグカツ 3個
- 玉ねぎ 1/8個
- 卵 2個
- ミツバ お好み
手順
手順
- 玉ねぎを薄切り、ミツバを4cm幅、ビッグカツを4等分位にカット
- 卵を軽く混ぜておく
- 玉ねぎがしんなりするまでタレで煮込む
- ビッグカツを加え、卵を2/3回しかけフタをして30秒
- 残りの卵を加えて火が通ったら盛り付け、ミツバを乗せたら完成
ちなみに富士そば公式ではレンチンだけでカツ丼が作れる。
皿にタレの材料を加えて混ぜ合わせ薄切りにした玉ねぎ(1/8個分)を加えてラップして1分レンチン、カツと溶き卵(1個分)を加えてラップして2分レンチンするだけ。
玉ねぎ(1/8個)を薄切りにカット、ミツバは4cm幅にカットする。
ビッグカツは4等分位にカットしておく。
卵を割り、軽く混ぜておく。
フライパンなどにあらかじめ作っておいた富士そばのカツ丼タレと玉ねぎを加え、玉ねぎがしんなりするまで中火で煮込む。
強火にしてビッグカツを加えて溶き卵(2/3)を回し掛けフタをして30秒。
残りの卵を加えてフタをして火が通ったら出来上がり。
器に盛り付けて、仕上げにミツバを乗せたら完成。
これはもう完全に旨いカツ丼
完成したのがこれ。
見た目はもう完全にかつ丼。
違和感が仕事していない。
さっそく食べてみよう。
ダシの旨味と甘みのきいた富士そばならではの味わいが広がる。
タレをしっかり吸ったビッグカツは柔らかで、厚みも増していて食べごたえ感がある。
ほんのりビッグカツのソースの風味も感じ、それがまた絶妙なアクセントにきいている。
玉ねぎもしんなりするまで煮込んでいるので、しっかりと味がしみていて旨い。
トロリとした卵の食感もいい感じだ。
ミツバの爽やかなアクセントが上品な味わい。
ビッグカツと言わなかったら、薄いカツだなーとか思いながらも普通に食べてしまうレベル。
※感じ方には個人差あり
最後に
富士そばのカツ丼タレでビッグカツ丼作ってみた。
富士そばのカツ丼タレが有能なのもあるが、ビッグカツで作るカツ丼が完成度高い。
タレを吸ったビッグカツは、厚みも増して食べごたえ感がある。
しっかり煮込んだ玉ねぎに一体感もあってご飯がすすむ。
これはもう駄菓子であって駄菓子でない。
完全に主食。