栃木県佐野市にある「青竹手打ちらーめん 木挽亭」。
目の前に大行列店の「らーめん大金」が店を構えるという立地と高単価設定ながら、独創的な進化を遂げた佐野ラーメンとその美味しさから密かに人気のお店。
塩系メニューが人気で、たっぷりレタスがトッピングされた一杯はまさに独創的。
実はお店のファンの中では『冷やしたんたん』が定期的に食べたくなる一杯だという。
冷し系といえば夏場だけかと思いがちだが、通年提供されているのでいつでも味わうことができる。
今回はそんなお店ファンに人気という『冷やしたんたん』を味わいに行ってみた。
掲載された情報は訪問時点のものです。
営業時間や店休日、メニューや価格など変更になっている可能性があります。
最新の情報は公式サイトやSNS、店舗などで直接ご確認ください。
※最新情報の掲載を保証するものではありません
青竹手打ちらーめん 木挽亭
今回訪問したのは栃木県佐野市赤坂町、東武佐野線「佐野市駅」より徒歩15分のところにある青竹手打ちらーめん木挽亭。
訪問したのは2023年8月1日、実に2年8ヶ月ぶりの訪問である。
-
【栃木佐野】青竹手打ちらーめん木挽亭(こびきてい)。独自進化を遂げた佐野ラーメン店
続きを見る
木挽亭といったらレタスがたっぷりトッピングされた拉麺。
独特のビジュアルもさることながら、その味に惚れ込む人も多いという。
そうは言っても価格設定がなかなかお財布に優しくないので、なかなか再訪できずにいた。
気温40℃に達しようかという酷暑の中、通年提供されているという『冷やしたんたん』を味わうべく訪問。
比較的空いていることの多いお店だが、県内に撮影に来ていたであろうテレビ関係御一行で混み合う店内。
あやうく振られるかと思ったが、無事に席につくことができた。
青竹手打ちらーめん 木挽亭のメニュー
青竹手打ちらーめん 木挽亭の最新メニューはこんな感じ。
※2023年8月1日時点
仕入れ値の価格高騰により若干の値上がりがされている。
冷やしたんたん
今回チョイスしたのは冷たいめんメニューより『冷やしたんたん』。
木挽亭の顔でもあるレタス、白髪ねぎ、ザーサイ、豆板醤と香味野菜合わせたほんのり甘みとコクある辛味噌的なタレまが添えられ、ラー油とゴマがかけられている。
ブロックアイスが清涼感満点。
まずはスープをひとくち。
氷で冷やされたスープはひんやり冷たく、ゴマダレベースの香ばしくコクあるスープは程よい酸味がきいている。
スープに溶け出す挽肉の旨味、後からじんわりとラー油の辛さの余韻感じる。
麺は全粒粉の中太平打ちの手もみちぢれ系。
佐野ラーメンらしさ感じるもっちり食感と、つるりとした喉越し感が特徴的なピロピロ麺。
スープの絡みもよく、すするほどにゴマの香りが鼻孔を抜け、噛むほどに小麦の香りが広がる。
辛味噌タレを溶かすと唐辛子の辛味が一気に増し、酸味も手伝ってより一層辛さ引き立つ味わいに。
ネギの芳ばしさとザーサイの風味が旨味を引き立て、シャキシャキで瑞々しいレタスの食感のアクセントに清涼感も増す。
さっぱり酸味と辛味の余韻感じるスープが完飲誘う。
高菜チャーハン
サイドメニューから高菜チャーハンも食べてみた。
たっぷり刻んだ高菜漬けと玉子を使ったチャーハン。
小鉢でザーサイがついてくる。
さっそくひとくち。
口に含むと高菜香る。
高菜は辛味や苦味はなく高菜漬けならではの風味と旨味を感じる。
ホロホロな口当たりのチャーハンで、塩味は控えめな印象。
そこでザーサイの出番だ。
ザーサイをツマミながら食べると塩気がきいてちょうどよい味付けに。
冷やしたんたんなど濃いめの味を食べた後だと、どうしても塩気が物足りなく感じるかもしれない。
胡椒や茶塩などを加えて食べれば、旨味が引き立つ。
高菜の美味しさを堪能できる一品だ。
最後に
栃木県佐野市の青竹手打ちらーめん 木挽亭に行ってみた。
お店のファンに人気という『冷やしたんたん』を食べてみた。
氷でキンキンに冷やされたスープは酸味とピリリと辛味がきいていて、シャキシャキ瑞々しいレタスがさっぱりと夏に食べたい一杯。
高菜チャーハンは高菜の美味しさを堪能できる。
価格設定は高めだけど、納得の一品が味わえるお店だ。