【茨城つくば】七福軒。鯛蕎麦・鶏蕎麦系が名物のラーメン店

茨城県つくば市にある「七福軒」。

鯛蕎麦系と鶏蕎麦系をメインに提供するラーメン店。
濃厚な鯛白湯や鶏白湯、担々麺にまぜそばなど種類豊富で飽きさせない。
また日曜には油そばオンリーで営業する。

今回はそんな七福軒に行ってみた。

七福軒

今回訪問したのは茨城県つくば市天久保、北大通り近くにある七福軒。

2015年3月23日に創業のラーメン店で、つくば市のはりけんラーメンなどで修行した経歴をもつ店主が営む。
鯛白湯系の鯛蕎麦、鶏白湯系の鶏蕎麦をメインに提供し、他にも坦々系につけ麺、まぜそばなど種類豊富なメニューが揃う。
さらに日曜には油そば(日曜のみ提供)オンリーでの営業をしている。

昭和レトロなディープな雰囲気ただよう横丁然としたこの佇まい。
その一角にお店はある。

アクセス

店舗前に18台駐車可能な共有スペースあり。

停めづらいスペースもあるので、夜間など駐車場が一杯の時には近隣の有料駐車場の利用がおすすめ。

店内

店内入ると風防室に券売機と両替機が設置されている。

七福軒だけに窓ガラスにはラーメンどんぶりとてぼを持った恵比寿様が描かれている。

風防室を抜けると、左手奥側に厨房。
その手前の一段高くなったエリアにカウンター9席。
カウンター席の右端にセルフの給水機あり。

右手には4人掛けのテーブル席2卓、2人掛け2卓。

卓上調味料は醤油、酢、ラー油、胡椒、カレー粉。

七福軒のメニュー

七福軒のメニューはこんな感じ。
※2023年2月9日時点

利用方法

1. 食券を購入
2. 食券を渡し案内された席に座る
   ※夜の部で有料パーキング利用時にはこのタイミングで駐車券を提示
   　味玉、板海苔、半ライスのいずれかひとつサービス
   ※店員さんから聞かれた場合、豚バラかロースからチャーシューを選択できる
3. 食後は器などは上部カウンターには上げずそのままにして帰る

七福軒行ってみた

訪問したのは2023年2月9日11時頃。
先客はナシの後客4組5名ほどだっただろうか。

本日の推し麺は『純鯛蕎麦』らしい。
何にしようかと思っていたが、もうこれ以外考えられない。

純鯛蕎麦

今回チョイスしたのは『純鯛蕎麦』。
チャーシューはロースをチョイス。

芳醇な鯛香る一杯だ。
トッピングは、大ぶりな豚ロース、刻みタマネギ、メンマ、岩のり。

まずはスープからひとくち。

超濃密な真鯛100%のスープは、白濁した白湯系でとろみ感じる口当たり。
濃厚な鯛の旨味が口の中に広がり、塩味もちょうどいい。

超濃密ながら独特のクセはなく飲みやすい。
コク深く甘味の余韻が後を引き、思わず何口も味わってしまったほど。

つくば市といえば、菅野製麺所のつくば出張所があるだけに、麺は菅野製麺所謹製の細麺ストレート。

低加水のプリパツなコシの強い食感が心地よく、ズズッと啜れば芳醇な鯛の香りが鼻腔をぬける。
スープの絡みも抜群で旨味満点、心地よいのど越し感に食べる箸も止まらない。

タマネギのシャキシャキとした食感のアクセントに、メンマは柔シャキ食感で甘味がある。
みじん切りされた紅生姜のピリッした辛味と酸味が、濃密なスープにさっぱりとしたアクセントとしていい仕事している。

岩のりの磯感も真鯛のスープに抜群にマッチしている。

ロースも食べてみよう。

大ぶりで厚みのあるチャーシューが贅沢だ。
柔らかかつ噛み応えがあり、噛むほどに肉の旨味があふれだす。

スープとの親和性も抜群。

辛豚挽肉丼

ご飯ものから『辛豚挽肉丼』も食べてみた。

たっぷりの辛挽肉に刻みネギ、上にはゴマが添えられている。

さっそくひとくち。

ピリッと辛くて、濃いめでコク深い味付けの挽肉にご飯もすすむ。
ネギと辛味の相乗効果で、肉の旨味がより一層引き立つ。

ふっくら炊かれたご飯もまた旨い。
もっちりした食感と噛むほどに米の甘味が広がる。

味変にカレー粉をかけると、これがまた激ウマに進化。
スパイス感に肉の旨味が3倍マシ。

満腹感を感じつつも、その旨さに食欲が増進されて一気に完食。
スープも残さず完飲ごちそうさま。

最後に

茨城県つくば市にある七福軒に行ってみた。

実は別のお店に振られて急遽の訪問だったが、結果的に良い店に出会うことができた。
人気メニューのひとつ『純鯛蕎麦』を食べてみたが、濃密な真鯛の旨味満点なスープは嫌なクセもなく完飲を誘う。
プリパツ麺が食感、のど越し感ともに心地よくヤミツキになる一杯。

他にも鶏白湯系や激辛な担々麺、日曜限定の油そばなど興味をそそられるメニューが揃っている。
また機会があった時には訪問したい。