埼玉県北本市にある麺屋ふく。
埼玉県初の「荒島ポーク」を使用したこだわりラーメン店。
こだわりの荒島ポークはクセがなく甘みが強い絶品の味。
完成されたその一杯は、店主の人柄がうかがえる優しさにあふれた味わい。
今回はそんな麺屋ふくに行ってみた。
麺屋ふく
今回訪問したのは埼玉県北本市緑、高崎線沿線の南小通り沿いにある麺屋ふく。
かつてイタリア料理店のあった場所に、2022年5月2日にグランドオープンしたラーメン店。
店主はどこかのラーメン店で修行したわけではなく、独学にてお店を開いたそう。
とはいえ、その気遣いと手際の良さ、ラーメン店では珍しくセットメニューにサラダをチョイスするあたり、洋食系かその手のジャンルのお店に従事した経験の持ち主と思われる。
お店のウリとしている「荒島ポーク」は、福井県大野市産のブランド豚。
奇跡の豚と称された安川ファーム産の豚は、名水百選にも選ばれた湧水と森林から生まれる新鮮な空気と自然に恵まれた地で、配合肥料を使わず地場野菜と酒粕を使用した温かいものを与え、健康状態にも気を配りながら育てられている。
こうして育った豚は、一切臭みがなく澄んだ味わいであらゆる料理の可能性を引き出すという。
そんな「荒島ポーク」を埼玉県初で使用したラーメン店、それが麺屋ふく。
アクセス
アクセス詳細
住所 埼玉県北本市緑2-281
車 圏央道桶川加納インターより4.7km(9分)
電車 高崎線北本駅より900m
駐車場 4台
駐車場はお店横の砂利の駐車場が利用可能だ。
店内
入口横のオレンジが映えるテラスには、待ち用の椅子が並べられている。
店舗向かって正面左手に入り口。
店内入ると正面がレジカウンター、右手に厨房かありその前にカウンター席が5席。
窓際に4人掛けのテーブル席が3卓。
もとイタリアンのお店だけにオシャレ感ただよう。
椅子のチョイスもいいじゃないか。
詳細なメニューがカウンター上の黒板に記載されている。
備え付けはホールの白黒胡椒。
麺屋ふくのメニュー
麺屋ふくのメニューはこんな感じ。
※2022年5月14日時点
メニュー
麺
- ふくらーめん(白醤油) 930円
- チャーシューふくらーめん(白醤油) 1,280円
丼
- 炙りチャーシュー丼 850円/ミニ390円
- ローストチャーシュー丼 850円/ミニ390円
数量限定
- Aセット(ふくらーめん・炙りチャーシュー丼ミニ) 1,180円
- Bセット(チャーシューふくらーめん・炙りチャーシュー丼ミニ) 1,300円
トッピング
- 味たま 110円
- 穂先メンマ 2250円
- のり 110円
- 刻み玉ねぎ 200円
- バラチャーシユー 380円
- ローストチャーシュー 380円
- ライス 200円
- 半ライス 100円
ドリンク
- コカ・コーラ 210円
- オレンジジュース 210円
- ウーロン茶 210円
アルコール
- 生ビール 500円
麺屋ふく行ってみた
訪問したのは、2022年5月14日10時頃。
実はこの日は12時オープンなので、2時間前に着いてしまった。
オープン10分前には一気にお客が来店し、20名を超えるほど。
この日は35杯限定のため、番号札を受け取り並ぶスタイル。
オープン数時間で完売する勢い。
Bセット(チャーシューふくらーめん・炙りチャーシュー丼ミニ)
今回チョイスしたのは数量限定メニューのBセット+トッピング味たま。
チャーシューふくらーめん、炙りチャーシュー丼ミニ、サラダがセットになっている。
まずはサラダと丼ものから先に提供される。
チャーシューふくらーめん+味たま
これが今回食べるチャーシューふくらーめん+味たま。
ローストチャーシュー、バラチャーシュー、穂先メンマ、スプラウト、白髪ねぎ、刻みネギ、刻み玉ねぎ、刻みショウガ、そして追加の味たま。
全体的に華やかで彩り溢れる一杯だ。
まずはスーブからひとくち。
豚骨清湯系スープで、表面には荒島ポークの旨味たくわえたクリアな脂が浮かぶ。
口に含んだ瞬間に芳醇な香りが広がり、コク深く濃厚な旨味と甘い余韻広がる味わい。
すっきりとしてまろやかな口当たりで、思わずふたくち、みくちとレンゲを運んでしまう。
お次は麺をいただこう。
麺は菅野製麺謹製のストレート中細麺。
プリッとしたコシ感、なめらかで喉越しもよくスープの絡みもちょうどいい。
スープとの一体感も抜群だ。
爽やかで甘みのあるネギの風味、千切りショウガのピリッとした辛みのアクセントがスープによく合う。
スプラウトのほんのりビターなアクセントで味の深みも増す。
シャキシャキ感としたタマネキの甘みとコクあわさると、まるで上質なコンソメスープを味わっているかのような風味感。
ローストチャーシューは大ぶりで食べ応えがあり、ほどよい弾力があり噛むほどにクセの無い濃厚な旨味があふれる。
バラチャーシューは箸で持てないほどのホロホロ感。
ホロホロ柔らか食感で、濃密な脂と甘味を感じる一品だ。
味たまは、黄身トロ系で濃厚なコクと甘味ある味わい。
穂先メンマは柔らかで瑞々しく、甘みがある。
サラダ
サラダは白醤油ベースにゴマなどを合わせたドレッシングだろうか。
具材はサニーレタスにラディッシュ、パプリカ、赤玉ねぎ。
さっぱりとしていてピリッとした辛みのアクセントが、途中に食べると口腔内をリセットしてくれる。
炙りチャーシュー丼(ミニ)
炙りチャーシュー丼もいただこう。
ローストチャーシューニバラチャーシュー、カットしたものに中央には炙りチャーシュー。
薬味に小ネギと千切り生姜が添えられている。
炙りを入れられたチャーシューからはジューシーな肉汁があふれだす。
さっそくひとくち。
甘辛でコク深い醤油ダレで味付けされていて、芳ばしさとジューシーな脂にご飯がすすむ。
柔らかなチャーシューと弾力あるカットチャーシューの食感に食べ応えも満点。
最後に
埼玉県北本市にある麺屋ふくに行ってみた。
埼玉県初となる荒島ポークを使用したラーメン店としてプレオープンを経て2022年5月2日にグランドオープンしたお店。
NACK5のTHE SEITARO★RADIO SHOW「1700」にてパーソナリティを務める大野勢太郎さんが番組内で話していて、無性に食べたくなって片道約50km、1時間半ほどかけて食べてきた。
お店のウリである「荒島ポーク」は脂にクセがなく旨味、甘みの強い絶品な味わい。
丁寧に仕上げられたラーメンも独学とは思えない完成度。
なかなか気軽には訪問できないけど、また埼玉に来た際には食べに行きたいところだ。
営業時間が変わる場合があるので、SNS用チェック