栃木県小山市の至宝「一品香城東店」でとんでもないお土産メニューが誕生した。
その名は『魅惑の肉脂』。
コロナ禍の中、「月曜夜のマル秘」としてスタートした月曜夜のお土産販売営業。
お土産営業だけの丼もの販売として2021年年末に終了したシリーズだが、2022年2月に装いも新たに『新月曜夜のマル秘』として復活。
通常営業下でも提供できるものとして誕生したのが、一品香城東店しんぺー氏発案の特製旨トロ肉脂『魅惑の肉脂』。
これが想像を超えるアレンジ無限大の至高の一品だった。
一品香城東店『魅惑の肉脂』
一品香城東店スタッフしんぺー氏が考案した『魅惑の肉脂』が、今同店にて話題沸騰中だ。
コロナ禍のなか月曜夜の部営業にて2021年3月下旬より始まった「月曜夜のマル秘」。
『お客様に何か楽しんで頂きたい』という想いとともに、店主が本当に食べたい丼ものを販売してきた月曜夜のお楽しみ企画として様々な丼ものが誕生した。
2021年年末に一旦終了し、2022年2月に装いも新たに「新月曜夜のマル秘」として再始動。
「テイクアウトの丼もの」という軛(くびき)から解き放たれ、一品香城東店スタッフの星野晋平(以後しんぺー)氏主導のもと誕生したのが、今一品香城東店にて話題沸騰中の『魅惑の肉脂』。
今後の通常営業時での提供も視野に入れて発案された一品だったが、ついに3月より正式に通常お土産『魅惑の肉脂』、店内トッピング『魅惑の肉脂増し』として券売機メニュー入りを果たした。
※月曜夜に限らず在庫のある限りいつでも注文可
これがその噂の『魅惑の肉脂』。
※新月曜夜のマル秘として提供されていたもの
魅惑の肉脂 650円
一品香城東店謹製の生麺(200g)が2玉にたっぷりの旨トロ肉脂がセットになった一品。
※店内トッピングは100円
安価で食べてもらうことを主軸に開発され、何度もブラッシュアップを重ねて生まれた、クセの強すぎない部位の脂とたっぷりの肉をスープと合わせて煮込んだ至高の一品。
すでに原価と売価のバランスもおかしくなっているというが、そこを値上げすることなくあえてそのままで販売する英断。
注目の一品になるのは必然である。
アレンジ無限大の至高のお土産
通常では麺に肉脂を絡めてつけ麺風に食べたり、麺にぶっかけ油そば風に食べたり、好みの具材をトッピングしてまぜそば風に食べたり、さらに残った肉脂をご飯にぶっかけて食べたりと一度に色んな味わい方ができる。
だが、これだけにとどまらず、公式アレンジからユーザーによるアレンジまで新たなアレンジメニューが次々と誕生している。
せっかく手に入れたことだし、いろいろな食べ方を試してみた。
肉脂つけ麺
まずはデフォルトから肉脂を絡めてつけ麺風に。
トッピングはお土産チャーシューと刻みねぎ。
レンチンして温めると想像を絶する量の液状脂があふれ出す。
一抹の不安を覚えつつも、意を決して麺を絡めてひとくち。
濃厚でコクと旨味を蓄えた脂は、見た目と裏腹にそこまで強烈なクセがない。
香味野菜の風味とカエシの味わいがしっかりきいていて、液状の脂だけでかなり旨い。
肉脂はトロトロのホロホロでたまらなく旨い。
旨トロ肉脂のポテンシャルハンパない。
肉脂油そば
続いてはこれもデフォルトの食べ方油そば風。
たっぶりの肉脂に黒胡椒を多めにふりかけ、お土産チャーシューと刻みネギをトッピングしたもの。
さっそく混ぜ合わせて食べてみよう。
混ぜ合わせると脂は溶け、肉はホロホロとほぐれていい具合に混ざり合う。
混ぜ合わせたことで脂にトロミが加わり、麺への絡みもよくなる。
黒胡椒のスパイシーな風味が絶妙にマッチして旨い。
一般的な背脂と違って、肉もしっかり入っているので旨味や食べ応え感も抜群だ。
肉脂丼
3品目はまぜそば風に食べた後の丼に残った肉脂をご飯に乗せて肉脂丼風に。
こんなん旨いにきまっている。
ご飯と合わせたことで、生姜の風味や脂の甘みが引き立ち、ご飯を食べる手も止まらない。
まぜそば
4品目はアレンジメニュー。
まぜそばにして食べてみよう。
肉脂、お土産チャーシューとメンマ、刻みニンニク、おろし生姜、刻みネギ、チーズ、フライドオニオン、マヨネーズ、卵黄をトッピング。
意外とそれっぽいじゃないか。
さっそく混ぜ合わせて食べてみよう。
ニンニク辛味とコク、生姜の風味がさらにコク感をブーストさせる。
肉脂そのものの塩気と旨味だけで十分な調味料としての役割を果たしてくれている。
味変に黒胡椒を加えても美味しい。
お好みでトッピングをカスタマイズしても面白そうだ。
肉脂台湾ラーメン
今回は肉脂を使って台湾ラーメン風に仕上げてみた。
レシピ
用意する材料はこんな感じ。
レシピ
- サッポロ一番 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン 1袋
- 肉脂 1/4袋
- ニンニク 2欠
- 輪切り唐辛子 小さじ2分
- ニラ 1/3束
今回台湾ラーメンっぽい味に仕上げるためにベースに使用したのは『サッポロ一番 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン』。
これで結構味仙っぽい味に仕上げることができる。
今回もやしの調達を忘れたので、用意しておくとより一層それっぽくなる。
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作り方
手順
- ニラを適当(※1cm幅がベスト)にカットしておく
※もやしがあれば適当にカットしておく - 鍋に肉脂を投入し脂が溶け出すまで焦げないように温める
- 刻んだニンニク、輪切りとうがらしを加え風味付け
- 500mlのお湯を加えて沸騰したら麺を加えて3分煮込む
- ニラ(もやしがあれば一緒に)を加えて軽く火を通す
- 粉末スープを入れた丼に投入してしっかり混ぜ合わせ、追い唐辛子したら完成
まずは鍋に肉脂を投入、焦がさないように注意しつつ脂が溶け出すまで炒める。
そこに刻んだニンニクと輪切り唐辛子を投入し、全体に風味が行き渡るまで炒める。
鍋に熱したお湯500mlを投入、沸騰したら麺を加えて3分煮込む。
2分30秒くらいで、刻んでおいたニラを投入し30秒ほど煮込む。
※刻んだもやしがあれば一緒に投入
あらかじめ器に粉末スープを投入しておき、そこに鍋の中身を投入。
しっかり粉末スープを溶かし、最後に追い唐辛子したら完成。
食べてみた
唐辛子やニンニクの刺激的な香りが鼻腔をくすぐる。
まずはスープから。
濃厚に溶け出した肉の旨味にニンニクのガッツリした刺激と唐辛子の辛味がたまらない。
鼻腔を抜けるニンニクの香りが食欲を刺激する。
麺はどうだ。
スープがよく絡む。
肉脂の旨味と食べ応え感、辛味の後からくる濃厚な旨味の余韻に後を引く。
最後に
一品香城東店の『魅惑の肉脂』食べてみた。
そのまま食べても旨いけど、アレンジ無限大のカスタマイズ性ある究極の一品。
あれも作ってみたい、これも作ってみたいと夢が膨らむこと間違いなし。
現在月曜の夜以外でも購入可能になったので、気になる人は一品香城東店に行ってゲットしてみては?
お店詳細
一品香 城東店
住所 栃木県小山市城東1-9-29
TEL 0285-24-1988
営業時間 11:30~14:30(LO)/17:00~20:30(LO)
時短営業中 ~14:00/~19:00(20:00閉店)
定休日 火曜日