食レポ

【栃木佐野】関塚農場。自然豊かな山間で有機農業の魅力を発信する農場

栃木県佐野市秋山町にある「関塚農場」を知っているだろうか?

佐野市最北部、山間地にある自然豊かな秋山町。
山間にて有機農業を営む農場だ。

地域活性化の取り組みも手掛け、農業体験イベントを開催するなど地域と都市部の架け橋的な役割も担っている。
今回はしもつかれウィーク2022に開催された「関塚農場」の自家製しもつかれ提供と農産物販売に行ってみた。



関塚農場

今回訪問したのは栃木県佐野市秋山町にある「関塚農場」。

佐野市最北部に位置する秋山町は山々に囲まれた自然豊かな土地。
山間にて2002年に新規就農、「サスティナブル」をコンセプトにした有機農業を営む。

平飼いの鶏、農薬や化学肥料に一切頼ることなく手間暇かけて育てた有機大豆や野菜、米などを育ており、自家製味噌や米、卵などの販売を行っているという。
特に『平飼い有精卵』は予約で完売になるほどの人気。

サスティナブルな精神は農業のみにあらず、5年かけてハーフセルフビルドで建てられた家屋は、伝統的な日本古来の軸組工法により建築、すべての壁の建材に木や漆喰を使用しているで自然の中で循環する。

囲炉裏やかまど、五右衛門風呂、石窯など自然エネルギーを積極的に活用、自然と共に生きる暮らしを体現してる。

農場の代表である関根学氏は、日本有機農業研究会の理事を務める人物。

自然豊かゆえに獣害被害も多く、高齢化による耕作放棄地の増えつつある、いわゆる過疎地であるこの地を盛り上げるべく、地域の人たちとさまざな獣害対策に取り組み、地域活性化のために「あきやま有機農村未来塾」という団体も立ち上げる。
有機農業の魅力を発信するとともに、農業体験などイベントを通じて農村と都市部とのつながりを生むべく精力的に活動している。

詳細については関塚農場チャンネルの動画にて紹介されている。

アクセス

アクセス詳細

住所 栃木県佐野市秋山町1562

車 北関東道佐野田沼インターより19.2km(26分)
電車 東武佐野線葛生駅より13.4km

関塚農場販売品

関塚農場で販売されている農産物はこんな感じ。
※しもつかれウィーク2022時のもの

販売品

関塚農場行ってみた

訪問したのは2022年2月12日、しもつかれウィーク2022年最終日。
生産農家のため、通常はオンラインショップでの販売をメインに行っているが、シーズン中は農産品の販売としもつかれの無料提供が行われた。

ワンチャン卵売ってるかもと思ったが、残念ながらゲットならず。

玄米せんべい(金ゴマ)

今回購入したのは玄米せんべい(金ゴマ)。

堅焼きで噛むほどにゴマの芳ばしい香り、醤油のコクとほんのり甘みが広がる。
米の美味しさを前面に感じる素朴な味わいだ。

しもつかれ

そして今回のしもつかれウィーク2022限定で無料提供されたしもつかれ。

農場産の平飼いの鶏肉、農薬や化学肥料に頼らず手間暇かけて育てた有機大豆と野菜を使用した、関塚農場のおいしさのつまったしもつかれだ。

せっかくなので、お酒に合わせてみた。

特徴的なのは、鮭の頭ではく鶏肉というところ。
燻製のような芳醇な香り広がる鶏肉は、噛み応えがあり噛むほどに旨味があふれだす。

酒粕の香りとほんのりビターな味酔い、野菜の甘みの余韻を感じる。

酒に合わせると鶏の旨味が引き立つ。
普通に製品として販売されたら間違いなく常備しておきたいやつ。

最後に

栃木県佐野市秋山にて有機農業を営む関塚農場。
しもつかれウィーク2022限定のしもつかれ食べてみた。

農場産の鶏肉や野菜など、関塚農場の美味しさを存分に堪能できる一品だった。
そんな関塚農場、佐野市内のお店での販売やイベント出店、オンラインショップでの販売も行っているので、気になる人はチェックしてみよう。

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たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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