食レポ

いちご王国とちぎの苺。栃木の新品種『とちあいか』から人気の品種まで食べ比べしてみた

いちごの美味しい季節がやってきた。

栃木県はいちご王国として日本一の生産地。
オリジナル品種も多く、全国で人気のいちごも数多く生産されている。

最近は白いいちご『ミルキ―ベリー』や幻のいちご『とちひめ』、そして2020年に初登場した『とちあいか』など新品種の登場が続いている。
色々ありすぎてどの苺が自分好みの味なのかわからないって人も多いはず。

今回はそんな最近話題のイチゴを厳選した4種を食べ比べしてみた。



栃木のいちごは無人販売が安い

栃木には観光農園も多く購入できる環境に恵まれている。
いちご農家も多いので、無人販売もあちこちにあるため気軽に購入しやすい。

今回はそんな農家直営のいちご直売所に寄り道してみた。

訪問したのは栃木市大光寺町にある「HASEGAWA STRAWBERRY FARM」。

作業場の横に無人販売所が設営されている。
100円専用と500円専用があるが、もし小銭が無くても隣の作業場で両替もしてくれるので安心。

スカイベリーにミルキ―ベリー、とちひめにとちあいかと最近話題の品種が色々揃う。
すべて500円で買えるのでお得すぎる。

ということでゲットした苺たち。

サイズにバラつきはあるものの、これだけの量で1パック500円とかお得。
栃木県でしか食べられない幻のいちご『とちひめ』とか買ったら1粒で500円とか普通だけに、イチゴ農家の直売だからこその値段設定だ。

直売所

とちぎのイチゴ食べ比べしてみた

さっそくとちぎのイチゴ食べ比べしてみよう。
※個体差により若干の違いあり

スカイベリー

まずはスカイベリー(左)。

スカイベリーは2014年に登場した新品種で、大粒で形がきれいな円錐型で色鮮やかで光沢があるのが特徴。
シャキシャキとした食感に程よい酸味に上品な甘みがバランスよく、瑞々しくジューシー。

酸味 ★★★☆☆
甘み ★★★★☆
瑞々しさ ★★★★★

ミルキーベリー

2品目はミルキーベリー(右)。
スカイヘリーと一緒に並べると紅白でめでたい。

なによりその特徴的な白い姿。
2020年に話題となった新品種。

サラッとしたまろやかな舌触りに酸味が優しく甘さが引き立つ。

酸味 ★☆☆☆☆
甘み ★★★★★
瑞々しさ ★★★☆☆

とちひめ

3品目はとちひめ。

とちひめは一口で食べきれないほど、一粒がとても大きく成長するいちご。
今回のは一口サイズだが、通常売られているサイズにもなると一粒あたり500円を超えるほど。
外観の赤みが強いのも特徴。

皮が薄いため通販には向いていないのもあり、栃木県に来ないと食べられないため「幻のいちご」と呼ばれている。

サクッと抵抗感なく食べられる果肉(正確には茎(花托)だけど)の柔らかさ、酸味が控えめで甘みが強い。
ジューシーさもあって食べ応え感がある。

酸味 ★★☆☆☆
甘み ★★★★★
瑞々しさ ★★★★☆

とちあいか

4品目はとちあいか。

2020年10月に初登場の新品種とちあいか。
鮮やかな赤みに、大きくなるとヘタがくくぼんで断面がハート型になるのが特徴的。

外はしっかりザクザク食感、程よい酸味にしっかりした甘さが際立つ味。
とてもジューシーな果汁があふれる。

酸味 ★★☆☆☆
甘み ★★★★★
瑞々しさ ★★★★★ 

断面

それぞれの断面はこんな感じ。

左からとちあいか、とちひめ、ミルキーベリー、スカイベリー。
ハートの形のとちあいか、赤い部分が多いとちひめ、真っ白なミルキーベリー、標準的なスカイベリーとすべて特徴がある。

絶対王者のスカイベリーは断面から瑞々しいエキスがあふれてくるのがわかる。

結論

どれも特徴があり、甲乙つけがたい。

ジューシーさを選ぶか、希少性を選ぶか、食べごたえ感を選ぶかなど好みで選ぶといいかもしれない。
いちご王国とちぎにいちごを食べにおいでよ?

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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