栃木県佐野市、佐野駅から歩いて数分にある「精養軒」。
昭和を感じさせる年季の入ったラーメン屋さん。
ボリューム満点のセットメニューがコスパが良いと人気。
豊富な麺類だけでなく焼肉丼から足利のB級グルメの足利シュウマイまで揃う。
今回はそんな精養軒に行ってみた。
精養軒
ここが今回訪問した精養軒。
佐野駅の近くに1943年より営業する老舗ラーメン店。
昭和を感じさせる年季の入った外観は、長い間地元民の腹を満たしてきたのだろう。
アクセス
アクセス詳細
住所 栃木県佐野市万町50
車 東北道佐野インターより6.5km(およそ13分)
電車 両毛線佐野駅より350m
駐車場 5台
駐車場は店舗前に5台分。
段差があるので少々停めるときに注意が必要。
店内
年季の入った店内。
店主とともに先代だろうか、厨房で一緒に腕を振るう二人三脚のお店だ。
ホールを担当するのは奥様だろうか。
右側に厨房を囲むようにカウンター席が5席。
カウンター右奥がレジになっているようだ。
中央には4人掛けのテーブル席が3卓。
左手が小上がりになっていて4人掛けの座卓が2卓。
備え付けはソース、醤油、胡椒、ラー油、酢。
精養軒のメニュー
精養軒のメニューはこんな感じ。
麺類が特出して多いがここで是非選びたいのはセットもの。
チャーハンセット大盛食べてみた
今回チョイスしたのはチャーハンセットの大盛。
チャーハンセット 650円 大盛り+100円
セットメニューには、ラーメン(小)、サラダ、お新香がついてくる。
チャーハンは大盛りで通常の1.5倍くらいはあるだろうか?
具材は、チャーシユー、メンマ、タマネギ、ニンジン、コーン、ピーマン、卵。
ラーメン店のチャーハンではあまり見ない具材が使用されている。
これが昭和から続くラーメン店こだわりの一品ということなのだろう。
さっそくひとくち。
しっとりもっちりでホロホロ食感。
油にクセはなく香りも気にならない。
チャーシューの旨味やメンマの風味がきいた芳ばしい味わい。
コーン入りとかどうなの?とも思ったが、コーンの甘みやマンのシャキシャキ感が良いアクセントになっている。
素朴で安心感のある一品だ。
お次はラーメン(小)を食べてみよう。
非常に質素ではあるが、小ってもっとこう茶碗くらいの大きさの器なイメージだったが、これはまたなかなかのボリューム感だ。
具材は小さなチャーシユーに海苔が一枚、メンマ、そして刻み玉ねぎという構成。
具材だけ見れば確かに「小」だな、といった納得感はあるものの、やはりこのボリューム感は「小」のそれではない。
まずはスープをひとくち。
素材の風味感じるすっきりした味で、魚介の出汁の風味が広がる。
塩気ほどよく醤油ベースのコクとほんのり甘みがきいたあっさりスープ。
麺は手揉みちぢれ系。
いわゆる佐野ラーメンのそれ。
麺にしっかり絡んでくるので、あっさりしたスープでも風味を感じられる。
もっちりコシがあり、いわゆる昔ながらの佐野ラーメンといった感じの風味。
細めのメンマはコリコリ感に、小ぶりながら肉感もあり旨味が濃厚な肩ロースチャーシユー。
玉ねぎがさっぱりとして、シャキシャキ食感がアクセントになっている。
ラーメン(小)という割には食べ応えがあって十分すぎるほど満足感のある一杯だ。
最後に
佐野市の老舗ラーメン店「精養軒」に行ってみた。
昔ながらの昭和を感じさせる店構え、昔ながらの素朴な味わいのラーメン。
コーンの入った特徴的なチャーハンなど、どれも素朴で安心感のある味だった。
これで大盛り750円というから驚き。
ここに来たらセットものは外せないな。
いわゆる行列の絶えないお店には及ばずも、老若男女問わず愛されるお店といった感じ。
お店詳細
精養軒
住所 栃木県佐野市万町50
TEL 0283-22-0450
営業時間 11:00~20:00
定休日 木曜