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【栃木佐野】横浜家系ラーメン町田商店。老若男女問わず人気の万人向けなチェーン店

栃木県佐野市に横浜家系ラーメン町田商店佐野店がオープンした。

いま最も勢いのある横浜家系ラーメンチェーンの「町田商店」。
まさに破竹の勢いで全国展開へ向け増殖を続けるラーメン店だが、いわゆるマニア向けではなく、老若男女問わず万人向けな味で人気のお店。
賑わいがあり元気で愛想のよい店員さん、提供スピードの速さもウリのひとつだ。

今回はそんな横浜家系ラーメン町田商店に行ってみた。



横浜家系ラーメン町田商店 佐野店

今回訪問したのは、2020年9月18日に栃木県佐野市にオープンした「横浜家系ラーメン町田商店 佐野店」。

かつて同じラーメンチェーンである幸楽苑のあった場所にオープンしたお店。
黒い外観に真っ赤な看板がとても存在感がある。

夜になるとその派手さは離れた場所からも存在感があり、思わず吸い寄せられるようにお店に入ってきてしまいそうになる(かもしれない)。
実際お客は引っ切り無しにやってくる。

2008年創業のベンチャー企業である株式会社ギフトの手がける数々のブランドのひとつ「町田商店」。
現在、東北(宮城、山形)、関東(栃木、埼玉、東京、神奈川)、東海(岐阜、静岡、愛知)、近畿(京都、大阪、兵庫、奈良)、中国(岡山)にチェーン展開をしている。
平成20年に東京町田市に第一号店がオープン、現在86店舗(2020年9月時点)までに増殖。

土地の地名を屋号にするという特徴的なところもあるが、今回オープンしたのは残念ながら「佐野商店」ではなく「町田商店」だったようだ。

王道の家系ラーメンを体現したような一杯は、自社工場で作られる「特注中太麺」「タレ」「豚骨スープ」を使用することで、味にブレがなく、かつ店内の独特の野性的な香りなども排することに成功している。

とにかくたくさんのお客が訪問するが、席に座って食券を渡してからの提供スピードは比較的速い。
そして店内は元気で活気がある。
そういったところがラーメンマニアではなく一般的な普通のお客に好かれる所以だ。

新店としてオープンを果たした佐野店も例外なく人気となっている。
オープン初日には長い行列ができるほど。

それもそのはず、なんと先着で何度でも何名でも使えるトッピングパスポートをプレゼントしたからに他ならない。

これから何度も通う人にとっては最強のアイテムといえよう。
※残念ながらゲットできなかった

アクセス

アクセス詳細

住所 栃木県佐野市富岡町1403

車 東北道佐野インターより3.9km(おそよ7分)
電車 東武佐野線佐野駅より1.4km

駐車場 およそ36台

駐車場はとにかく広い。
それがほぼ満車というから驚きだ。

店内

店内入ると待合席がLの字に並び、その正面に券売機と受付簿が設置されている。

券売機は10000円札まで使用可能。

店内右に広い厨房、中央に6席と8席の対面カウンター、左手窓沿いにL字に4人掛けのテーブル席が6席。

そして町田商店でもっとも特徴的なのがこのカスタマイズアイテムの多さにある。

カスタマイズアイテム

・にんにく
・豆板醤
・刻み生姜
・玉ねぎ
・Qちゃん
・黒コショウ
・酢
・醤油
・ラー油
・七味
・ごま

町田商店メニュー

町田商店のメニューはこんな感じ。
※2020年9月時点

メニュー

・特製チャーハンセット(半チャーハン) 1000円
・肉汁餃子セット 1000円
・特製唐揚げセット 1000円
※醤油豚骨or塩豚骨選択可

・ラーメン 醤油or塩 720円
・味玉ラーメン 醤油or塩 820円
・ネギラーメン 醤油or塩 880円
・MAXラーメン 醤油or塩 970円
 チャーシユー3枚、味玉1枚、のり6枚
・チャーシューメン 醤油or塩 970円
・ネギチャーシューメン 醤油or塩 1130円
・味噌ラーメン 800円
・つけ麺 800円
・特製つけ麺 1050円

トッピング
・ほうれん草 100円
・味玉 100円
・のり5枚 100円
・もやキャベ 150円
・チャーシュー(2枚) 150円
・チャーシュー(4枚) 250円
・白髪ねぎ(ごま油香る味付) 160円
・うずら5個 100円
・MAX盛り(チャーシュー2枚、味玉1個、のり3枚) 250円
・麺増し(半玉) 100円

サイド
・小ネギチャ丼 280円
・チャーハン(スープ付き) 460円
・半チャーハン 360円
・おつまみ3点盛り(チャーシュー3枚、味玉1個、メンマ) 380円
・から揚げ 360円
・肉汁餃子 360円
・ライス 100円
・大ライス 150円

ドリンク
・コーラ、オレンジ 150円
・生ビール 450円
・キリン零ICHI(ノンアルビール) 290円
・レモンサワー 390円

おこさまメニュー
・お子様ラーメン 350円
・お子様チャーハン 350円



テイクアウトメニュー

・ラーメン 醤油or塩 720円
・味玉ラーメン 醤油or塩 820円
・MAXラーメン 醤油or塩 970円
 チャーシユー3枚、味玉1枚、のり6枚
・チャーシューメン 醤油or塩 970円
・味噌ラーメン 800円

・小ネギチャ丼 280円
・半チャーハン 360円
・おつまみ3点盛り(チャーシュー3枚、味玉1個、メンマ) 380円
・から揚げ 360円
・肉汁餃子 360円

もちろん麺のかたさなどのカスタマイズも可能だ。

利用方法

  1. 店内設置の受付簿に名前等を記入
  2. 食券を購入
  3. 名前を呼ばれ、席に着いたら食券を渡す
  4. 「麺の硬さ」「味の濃さ」「油の利用」のカスタマイズを伝える
  5. 無料トッピングなどを駆使して自分好みの味にカスタマイズする

席からも注文可能なので、カスタマイズ方法がわからない人は備え付けの解説を見て勉強しよう。

醤油MAXラーメン食べてみた

やってきたのは平日13時半過ぎ、遅めの昼飯に訪問すると駐車場には車がぎっしり、まさかの10名を超える待ち状態に断念。
夜20時過ぎに再び訪問すると7組14名ほどが待っていた。

相変わらずの人気である。
受付を済ませ40分ほどで席に案内される。

激混みなだけに提供も時間かかるかと覚悟していると、これが10分ほどと普通に提供。
なかなかのスピードだ。

今回チョイスしたのは醤油MAXラーメン+海苔+ライス。

MAXラーメン 970円
のり5枚 100円
ライス 100円

大盛りにすれば良かったなと思っていたら、まさかのミスで大盛りにしてしまったというでさないか。
何?エスパーなの?サプライズなの?

思わぬサービスで大盛りになってしまった。
せっかくだしいただこう。

トッピングはバラチャーシュー3枚、ほうれん草、うずら、味玉、海苔6枚+追加5枚。
まさに王道のトッピングだ。

カスタマイズは麺硬め、味濃いめ、油普通にしてみた。

まずはスープからいただこう。
白濁したスープに鶏油がたっぷり浮いている。

豚骨と鶏ガラ長時間炊いたスープはトロミがあり、濃厚クリーミーで口の中に旨味が広がる。
ほのかに野生的な香りはするものの、特製の醤油ダレの風味がある程度は上書きしてくれる。

キレがあり熟成された旨味広がる醤油の風味がガッツリパンチのきいたスープとの相性良い。

ただ、スープ濃い目は失敗だった。
思った以上に塩気がきいている。
普通ぐらいに抑えるのがベストかもしれない。

続いて麺。
オーストラリア産の高級小麦プライムハードなど三種の小麦を独自ブレンドした特注中太麺は、コシを重視するために低加水で練り上げられ熟成させてあるという。

食べてみるとアルデンテな仕上がりで、小麦の風味をダイレクトに感じられる。
もっちりとして中央はコシが強い麺はなかなかの食べ応えで、スープの絡みも良く濃厚なスープの旨みを存分に堪能できる。

前半は硬め、後半は普通ぐらいになるので、一度に2度おいしい。
味を濃い目にしてしまったので今回はちょっとアレではあったが、逆にご飯と一緒に食べると抜群に美味い。

麺をおかずに食べても美味い。
そして一番の楽しみと言えば、スープにひたひたにした海苔で巻くご飯。

これは箸が止まらない。
海苔をスープにヒタヒタにすればするほど美味い。

バラチャーシューはどうだろう?

ホロホロ系の食感だが、若干スープのパンチに負けてる感があり、ボリューム感的にも物足りなさがある。
チャーシューの不自然なまでのこの形状がどうにも魅力を半減させる。
たぶん個体差が出ないように型かなんかで均一の大きさにしているのだろう、脂の部分が削げ落ちてしまいボリューム感がダウンしている。

ほんと残念だ。

味玉は黄身トロでナイスクック。

味変カスタマイズもしてみよう。
まずはにんにく、豆板醤、玉ねぎを追加。

にんにくのジャンクな風味がたまらない。
やはりこうでなくては。
ニンニクのコクに豆板醤の辛味が良いアクセントになっている。

ただ、しびれるほど塩辛くなるので、濃いめに豆板醤は入れない方がベストだな。
もしご飯のおかずとしてならば、これは麺でご飯の消費が捗るベストカスタマイズ。

玉ねぎのシャキシャキ感とほんのり甘味がまた絶妙なアクセント。
刻み生姜を加えると一転して、甘辛な風味とさっぱり感があっさりな味わいに変化する。

まだまだ味変アイテムは沢山ある。
それはまた次の機会に挑戦しよう。

塩MAXラーメン

半年ぶりの町田商店佐野店。

相変わらずの元気な店員さんに活気のある店内。
今回チョイスしたのは、塩MAXラーメン。

塩MAXラーメン 970円

麺硬めの味濃いめ、油普通をチョイス。
醤油は塩気強すぎたので、塩の濃いめはどんな具合だろうか?

トッピングはチャーシュー3枚、ほうれん草、ウズラ1個、味玉1個、海苔6枚。

さらに追加でライス(100円)、のり5枚(100円)。

まずはスープから。
濃厚でとろみのあるポタージュ系なスープは、豚骨と鶏ガラのコク旨感がたまらない。
これだけ濃厚なのに臭みは気にならない。

懸念であった塩気はなかなかのもの。
やはり味の濃さは普通までがベストか?

完飲を誘う味ながら、これは完飲しちゃだめなやつだ。
「完まく(完飲)」を狙うなら濃いめ(色んな意味で)は避けたいところ。

麺は硬めのもっちり食感で小麦の風味がしっかり残る。
濃いめのスープと相性も抜群。

チャーシューはジューシーすぎないので3枚あってもクドさを感じずに食べられる。

無料トッピングの玉ねぎは必須の旨さ。
最初から加えてもいいくらいに抜群に旨くなる。

そしてお約束のスープに浸した海苔にご飯がすすむ。
帰りにはわざわざ女子店員さんが外まで挨拶に来てくれるサプライズ感もたまらない。

完まくスタンプ集めに来たのに完飲ならずごちそうさま。



MAXラーメン醤油+のり+ライス【完巻く8杯目】

今回やってきたのは栃木県佐野市にある町田商店 佐野店。

ぶっちゃけ町田商店は佐野店しか行ったことがないわけだが、訪問したのは2023年1月22日の19時過ぎ。
およそ1年ぶり、完まくアプリのゴールド会員期限が1年以内に1度訪問しないと失効されてしまうので、更新がてら訪問。
ついでに誕生日月でスタンプ2倍のおまけ付き。

コロナ禍も明けて店内の仕切りも取り外されて、非常にクリアな店内。

餃子

まずは餃子で小腹を満たす。

しっかりと焼かれた焼き目、ちょうど良い一口サイズ感。

カリッと焼き目香ばしく、皮はほどよいもっちり感。
野菜のシャキシャキとした食感のアクセントがちょうどいい。

ジューシーで噛むほどに肉の旨みと野菜の甘みが溶け出す。
何もつけずにそのままでもいける。

MAXラーメン醤油+のり+ライス

そんなわけで今回チョイスしたのは、MAXラーメン+のり+ライス。
麺硬めの油多めカスタマイズ。

トッピングは海苔8枚、チャーシュー5枚、うずら、ほうれん草、ネギ。

たいちょー
たいちょー
いや、海苔じゃなくてチャーシュートッピングだったかも?

まずはスープからひとくち。
いつ来てもブレないこの味が安心する。

やはり町田商店といえば、この長時間炊いた濃厚豚骨鶏ガラスープ。
セントラルキッチンでこの完成度は、一般ユーザーなら気にはならないし、むしろ匂いや店が汚れないというところがお店側も一般ユーザー的にもありがたいだろう。

たいちょー
たいちょー
ガチ系な人からすれば、ペタペタする店内すらも愛すべきポイントになるのだろうけど

濃厚トロリとした口当たりで、芳醇な香りと強烈な旨味が広がる。
コクのある醤油ダレの風味、油多めチョイスするとより一層コクが増して完飲を誘う。

ノーマルでも充分塩味がきいているので、味のカスタマイズは不要、もしくは薄めでもアリとすら思っている。
塩味により旨味が引き立ち、ガツンとしたパワフルな味わい。

お店によっては味にブレがあるというけれど、セントラルキッチンで作っているのでそれはそれでお店スタッフの問題なのだろう。
ガチ勢向けではない、ライトユーザー向け仕様な町田商店らしさ感じるこの一般受けする味わいが間違いない。

麺は中太ストレート麺。

スープの絡みもよく、勢い良く啜れば芳醇な香りが鼻腔を突き抜ける。
硬めチョイスは、もちプリッとした特徴的な噛みごたえで小麦感も強い。

チャーシューは一度スープに浸してから食べると、脂が溶け身も柔らかくなってちょうどいい。

初めて食べた頃のチャーシューよりも脂身も多くなり、食べ応え感と旨みが格段にアップしている。

海苔をスープにヒタヒタにしてご飯を包んでいただく。

ご飯自体も旨いので、箸がすすむ。

キューちゃんオンザライスの海苔包みも至高。
あと3杯はいける。

箸休めにうずらを頬張り後半戦だ。

仕様変更されたのかシャバシャバとしたにんにくを豪快に3杯、豆板醤を1杯、刻み玉ねぎを加えてカスタマイズ。

ニンニクの風味でコクと旨味が増し、玉ねぎの瑞々しく爽やかなアクセントがいい。
豆板醤で塩辛くなってしまったのでチョイスを間違えた感は否めないが、なんとか完まくごちそうさま。

最後に

栃木佐野市に9月18日にオープンした町田商店佐野店。
連日ピーク時には行列ができるほど。

王道の横浜家系ラーメンは老若男女問わず万人受けする味。

栃木県県民の熱しやすく冷めやすい気質も手伝ってオープン時期にはとても混み合うので、落ち着いた頃にまた訪問したい。

お店詳細

横浜家系ラーメン町田商店 佐野店
住所 栃木県佐野市富岡町1403
TEL 0283-86-8445
営業時間 11:00~24:00
定休日 無休


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たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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