【栃木那須塩原】こばや食堂。ご当地名物B級グルメ「スープ入り焼きそば」食べてみた

那須塩原温泉のご当地グルメ『スープ入り焼きそば』の人気店こばや食堂。
50年以上愛され続ける味。

見た目はラーメンだけど食べてみると焼きそばの味という一風変わった一品。
今回はそんなスープ入り焼きそばを食べに、こばや食堂に行ってみた。

こばや食堂

栃木県那須塩原市、塩原温泉郷のご当地グルメとして50年以上にわたり愛され続ける一品。

麺と野菜、豚肉を炒めたものにラーメンスープを合わせたものが、スープ入り焼きそばの定義。
見た目はラーメンなのに食べ進めるうちにその味は焼きそばのソレになる。
ヤミツキになる味。

数ある店舗の中で一番人気の行列のできる店として有名なのが、今回訪問した「こばや食堂」だ。
現在二代目店主が営み、初代の味を受け継ぎ今に至る。

行列必至のため、ベンチや夏場には日傘も設置されている。

アクセス

店舗横、道沿いに10台ほど駐車可能。
さらに道を挟んだ向かいの駐車場にオレンジ色の「こばや食堂P」が張られた場所にも駐車可能。

店内

二階建ての建物、店内入ると左手に厨房がありその前にカウンター席が4席。
正面奥に4人掛けのテーブル席1卓、右手は小上がりになっていて4人掛けの座卓が4卓。
レジは入り口すぐの左奥にある。

店内壁面にはたくさんのサインが飾られている。

備え付けはこんな感じ。

黒コショウ、七味唐辛子、唐辛子入りの酢。

こばや食堂のメニュー

こばや食堂といえばやはりスープ入り焼きそば。

夏季限定の冷やし中華も気になる。

お持ち帰りも利用できる。

注文はあらかじめ列に並んでいる段階で店員さんが聞きに来るので、先に注文を済ませるスタイル。

スープ入り焼きそば食べてみた

訪問したのは8月下旬、土曜日の12時半ちょい前。
すでにお店の前には13名の行列ができていた。

外待ちの段階で注文を済ませ、店内に呼ばるまでひたすら待機。
40分ほどでカウンター席に案内される。
店内はエアコンはかかってるもののこんなご時世なので窓全開、カウンター席は気温高めなのでアツアツのスープ系を食べるにはなかなかハードな季節だが仕方ない。

今回チョイスしたのはもちろん『スープ入り焼きそば』。

豚バラ肉にキャベツとまさに具材は焼きそばそのもの。

熱々の湯気に汗がにじむ。
見た目はラーメン?なのに、ソースのスパイシーな香りが広がる不思議な感覚。

まずはスープから。

鶏ガラベースの醤油のきいたコクのあるスープに、ソースのスパイシーで甘味のある後味が広がる。

麺はもっちりコシのある中華麺。
スープの絡みもいい。

ソースの酸味と甘み、コク感がしっかり感じられる。

食べ進めるほどにソースの風味が濃度を増す。
食べるほどに味が焼きそばにより一層近づいてくる。

備え付けの酢を加えると酸味がきいてまろやかな風味に変化する。
甘味も引き立ちこれまた美味い。

それにしても熱い。
焼きそぱを作る際の油分が表面を覆っているため、なかなか冷めないのでいつまでもアツアツが続く。

それにしてもこのスープ思わず完飲したくなる。
なんだかヤミツキ感があり、レンゲでスープをすくう手が止まらない。
ていうかご飯を投入したくなる味だ。

最後に

那須塩原温泉のご当地グルメ、『スープ入り焼きそば』を求めてこばや食堂に行ってみた。
独特な醤油の風味とソースのスパイス感があわさる味はまさにラーメンと焼きそばの融合。
行列ができるのも納得の味だった。