【栃木小山】しじみ中華蕎麦イツ花。しじみの出汁がきいた滋味あふれる味の新感覚ラーメン

栃木県小山市にしじみをメインに使った一風変わったラーメンを提供するお店がオープンした。
そのお店の名は「しじみ中華蕎麦イツ花」。

しじみといえば、宍道湖産のしじみを使用した某店が有名だが、栃木県にもしじみをウリとするラーメン店が誕生した。
栄養満点なしじみを使ったラーメンは、まさに食べて健康になれる(かもしれない)一杯。

そんな「しじみ中華蕎麦イツ花」行ってみた。

しじみ中華蕎麦イツ花

ここが2020年6月20日にオープンし、現在(7月26日時点)プレオープン中の「しじみ中華蕎麦イツ花」。

小山市の東、小山高専近くの何度かお店が入れ替わっている場所に新たにオープンしたお店。
しじみを使ったスープが絶品とオープン当初より注目されている。

しじみは「オルニチン」「タウリン」「ビタミンB12」「カルシウム」「鉄分」「亜鉛」といった栄養を豊富に含む健康食材だ。
そんなしじみを使った体に染みわたるような一杯、どんな味なのか気になるところ。

現在プレオープン期間なため昼営業のみではあるものの、やっと機会があり訪問することができた。

アクセス

駐車場は店舗西側に10台分。
舗装された駐車場は店側しか駐車できないので、くれぐれも反対側には駐車しないように注意しよう。

店内

店内入るとすぐ右手に券売機が設置されている。

券売機上の黒板には本日のしじみが掲載されていた。
今回は「涸沼産」と「愛知産」のMIXなようだ。

しじみも産地によって味が変わるので、いつか「宍道湖産」や「小川原湖産」のしじみを使ったバージョンなんかが登場する日も来るのかもしれない。
コスパ的にどうかはわからないけど。

店内左手に厨房、それを囲むようにカウンター席が6席。
各席が仕切りで区切られているので、コロナ対策も万全だ。

備え付けはコショウ、カウンター上部に箸置き。
ちなみに水やレンゲ、ティッシュは店内左手奥、つまようじは券売機横にある。

しじみの栄養についての紹介を熟読して注文の品を待とう。

しじみ中華蕎麦イツ花のメニュー

7月現在プレオープンにて営業中。
現時点でのメニューはこんな感じ。

なんだか100円券とか謎の食券があるけど、もしかしたら限定用かもしれない。

学生は学割サービスがお得

小山高専の近くというのもあってか、学割サービスもあるようだ。

しじみ中華蕎麦 塩食べてみた

訪問したのは日曜の13時半。
先客は2名だったが、気付けば後客7名の待ちが出る状態になっていた。
混み合う時間を避けて訪問したつもりが、何故かあっという間に混み合ういつものパターン(笑)

今回チョイスしたのはしじみ中華蕎麦の塩。

さらに追加でレアチャマシしてみた。
しじみたっぷり、豚2枚、鶏2枚、メンマ、海苔、ミツバ、刻みタマネギがトッピングされている。

まずはスープからいただこう。

ほんのり白濁した透明なスープにクセの無い香味油。
口に含むと芳醇なしじみの香りが鼻腔をぬける。
濃縮されたしじみの旨味がこれでもかというほどに襲い掛かる至福の瞬間。

余計なクセや雑味はなく、純粋にしじみの旨味を感じられる。
塩気も絶妙だ。

麺は低加水のプリパツ細麺。
小麦の風味を感じつつも、スープの風味を邪魔しない丁度よい一体感のある味わい。

豚チャーシューは弾力のある肉感タイプで、炙りが入った芳ばしい味。
肉の旨味が引き立つ味だ。

鶏チャーシユーはコリッとした食感であっさりとしている。

タマネギの甘味とシャキシャキ感、ミツバの風味が絶妙なアクセント。

しじみの旨味を存分に堪能できる、最後は完飲不可避な一杯だ。

和え玉食べてみた

せっかくなので和え玉も食べてみた。

刻んだチャーシュー、タマネギ、海苔がトッピングされている。

しっかり混ぜ合わせてひとくち。

こちらは小麦の風味と麺の食感をより一層感じることができる。
クリーミーだがクドくなくコクがあって美味い。

スープにインして食べるとしじみの旨味が上乗せされてこれまた美味い。
生卵につけて食べるのもアリらしいが、今回は試すのを忘れてしまった。
次回リベンジしなくては。

最後に

小山市に6月20日にプレオープンした「しじみ中華蕎麦イツ花」に行ってみた。

しじみの濃縮された旨味を感じるスープが絶品。
プリパツ麺との相性も抜群だ。

実は訪問前に色々飲み食いしてきたのだが、全然余裕で食べられてしまうこのあっさりすっきり感。
栄養満点で身体にも良いしじみを使ったラーメン、本格オープンが今から楽しみだ。