【栃木県河内郡】桃畑Shinka.(モモハタシンカ)。本格的な味を気軽に味わえる中国料理店

栃木県河内郡上三川町に本格的な中国料理を気軽に味わえるお店がある。
そのお店の名は「桃畑Shinka.(モモハタシンカ)」。

2020年4月8日にオープンしたこじんまりとした中国料理店。
ランチとディナーを同一メニューにしているので、いつでもフルで料理を堪能することができる。

藤椒(タンジャオ)を使った料理は爽やかで芳醇な香りかつ鮮烈なシビレ感きいた一品が多い。
栃木県の食材にこだわり、固定観念にとらわれず作り上げられる料理は、早くも注目されるお店となっている。

今回はそんな桃畑Shinka.に行ってみた。

桃畑Shinka.

ここが今回訪問した桃畑Shinka.

栃木県河内郡上三川町、鬼怒川にかかる鬼怒大橋近くに、かつて支那そばやがあった場所に2020年4月8日にオープンした中国料理店だ。

こじんまりとしたお店は気軽に本格的な中国料理を堪能できると連日オープン前から行列ができるほどだという。

まさに自粛が叫ばれる厳しいタイミングでのオープンは容易なことではなかっただろう。
そこにあえてオープンするというその決断力は、料理への自信があればこそ。

栃木県産の食材にこだわり、発想にとらわれずに作り上げられる料理の数々。
もちろん野菜は無農薬、化学肥料を使わない地元農園の野菜を使用しているというこだわり。

藤椒(タンジャオ)を使った料理は、どれも芳醇かつ鮮烈なシビレ感で食べた人がクセになる料理ばかり。

そんな藤椒を使用した藤椒担々麺に力を入れているお店でもある。
果たしてどんな味をあじわわせてもらえるのだろうか?

アクセス

店内

こじんまりとした店内。
左手にオープンキッチン、その正面にカウンター席が6席。
フルでお客が座ると若干密感がありそうな広さ。

背後の小上がりには4人掛けの座卓が2卓。

厨房は店主ワンオペ、ホールが1名～2名での対応のようだ。

備え付けはこんな感じ。
鎮江香酢(黒酢)と自家製ラー油。

桃畑Shinka.のメニュー

桃畑Shinka.のメニユーはこんな感じ。

単品系も豊富に揃い、お得なセットメニューや色々食べてみたい派にコースメニュー(三種)もあり気軽にメシ、ちょっとした場面での利用にも使えそうだ。

こんな時期だからもちろんテイクアウトメニューも充実している。

テイクアウトは予約注文が可能なので、あらかじめ電予約をしてから訪問がおすすめ。

色々味わってみた

訪問したのは土曜の11時15分頃。
あいにくの雨模様だが少しすると後客が訪問し、オープン前には5組ほどになっていた。

さっそくカウンター席に陣取る。

セットメニューもいいが、せっかくなので色々と食べてみたいので単品にてオーダーすることにした。

よだれ鶏

まずはよだれ鶏。

透明な器に涼を感じる一品だ。
拍子木切りされたキュウリの上にスライスされた鶏肉、胡麻に藤椒がたっぷりとパクチーが添えられている。
※最初に聞かれるのでパクチーが苦手な人はちゃんと言おう

醤油のコク感にまろやかな酸味がきいた黒酢の風味、ピリッとラー油の辛みがきいた甘味ある中華風タレ。
しっとり柔らかで噛むほどに鶏の旨味が溢れる。

藤椒のシビレ感にすっきりした香りが広がり、パクチーの爽快感がアクセントかつ胡麻の芳ばしさで味わい深い一品。

瑞々しくシャッキシャキのキュウリも良く合っている。
食べる箸が止まらないというやつ。

藤椒担々麺汁なし

2品目は看板メニューの藤椒担々麺の汁なし。

胡麻と藤椒たっぷり、小ネギやパクチーがトッピングされている。

藤椒はホールを潰したものを使用しているので、鮮烈かつ芳醇な香りが広がる。
ちなみに〆のお楽しみにミニライスが付いてくる。

鎮江黒酢、自家製ラー油を使用したタレをしっかり絡めていただく。

一気に啜ると藤椒のフルーティーな香り、胡麻の香りが鼻腔を抜ける。
麺は平打ち麺で程よいコシ感があり啜り心地も良い。

挽肉の旨味が満足感をかきたてる。
ピリッとしたラー油の辛み、藤椒の鮮烈なシビレ感が刺激的。

ここに備え付けの自家製ラー油を加えるとコク感と辛みが増してさらに美味しく進化。
黒酢を加えると全体的にまろやかになりつつも深みが増してより一層美味くなる。

追い黒酢は是非試してほしい。

〆はミニライスを投入し余ったタレと挽肉を絡めていただく。

挽肉の旨味や甘みが引き立つ。
ご飯少な!!って思ったが風味を存分に堪能するには逆にこれくらいがベストかもしれないな。

藤椒麻婆豆腐

3品目は藤椒麻婆豆腐。

こちらもその名の通り、たっぷりと藤椒が使われた一品だ。

ラー油の刺激的な香りとともに藤椒の芳醇な香りが湯気とともに広がる。

さっそくひとくち。

芳ばしい風味にコクと深みある味わいで、豆鼓の風味がさらにコク感を増している。
藤椒のシビレ感強く、ピリッとした自家製ラー油の辛みもきいた鮮烈な味わい。

ふんわり程よく弾力ある豆腐の食感もたまらない。

単品そのままでもいいが、シビレ感と豆鼓の風味も相まって塩気が際立っているのでご飯が欲しくなる。
ということで早々にご飯追加。

うーん間違いない。
ご飯が止まらない。

やはり山椒がガッツリきいた麻婆豆腐にはご飯は必須だな。
これなら無限に食べられそうだ。

アツアツの麻婆豆腐をハフハフしなからいただくご飯最強か!

最後に

栃木県河内郡に4月8日にオープンした新店『桃畑Shinka.』に行ってみた。

こじんまりした中国料理店は居心地も良く、ひとりでも気軽に利用できる雰囲気のお店だ。
藤椒を使用した担々麺を推していて、さまざまな料理に自家製ラー油や藤椒を使用しているので、その風味がヤミツキになるかもしれない。

種類豊富でコースメニューもあるので色々食べたい派も満足。
昼夜通しのメニューなので、いつでもフルで料理を堪能できるのもうれしい。

なにせこじんまりとしたお店なので、駐車場も台数は少ないためオープン間際などは満杯になる場合もある。
あらかじめ予約などをしてから訪問するのもアリかもしれないな。