今年も栃木市大平町の大平町ぶどう団地が一番賑やかになるシーズンが到来した。
ぶどうのシーズンであるこの時期に毎年恒例のかかしの里で開催される「おおひらぶどうまつり」。
※2019年は8月31日10時~15時開催
時を同じくして8月中旬から9月上旬にかけて露地栽培モノのシーズンを迎える「シャインマスカット」の販売が始まる。
即日完売が必至なシャインマスカットだが、地元民が最後の砦と言っているぶどう園が8月31日よりゃインマスカットの販売をスタートさせた。
昨年は残念ながら手に入れることができなかったにも関わらず、早期販売の時期を過ぎ今年も気づけば露地栽培の販売シーズンが突入していた。
あやうくまた手に入れ損ねるところだったが無事ゲットすることができた。
さっそくその味堪能してみよう。
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小林武夫ぶどう園に行ってみた
大平ぶどう団地で毎年8月中旬ごろから発売を開始するシャインマスカット。
そのほとんどが発売開始からほどなくして完売するという人気っぷり。
体感的には大平ぶどう団地の栃木バイパス近くから、団地奥の標高が高い場所にあるぶどう園ほど発売開始時期が遅くなるイメージ。
8月15日付近には発売開始され、8月末にはほとんどのぶどう園がシャインマスカットの販売を終了する。
だから地元民(一部)が最後の砦と呼ぶ、ぶどう団地の高地にある「小林武夫ぶどう園」が一番最後に発売を開始するイメージだ。
そして今年2019年も8月下旬から9月上旬を販売時期とする小林武夫ぶどう園のシャインマスカットが8月31日より発売開始した。
即日完売、ましてや「おおひらぶどうまつり」の後だからヘタをすれば本日分は完売もあり得る。
案の定、ぶどう団地に訪れる人は、奥までなかなか来ることが無く、手前のぶどう園は混み合っていた。
ということで慌ててやってきたのは15時半ごろ。
ここが今回の目的地、小林武夫ぶどう園。
まさかの先客1名。
すぐ手前に昨年訪問したぶどう園があるがそちらにはお客がたくさん訪問していた。
すぐ近くだが、そちらは少し時期を早く発売開始し、すでにシャインマスカットは完売しているという噂だ。
※確認はしていないけど。他にも探せばあるかもしれない
店頭には数種類のぶどうが販売されていた。
その中に2つだけ販売されていたグリーンが鮮やかなぶどう。
シャインマスカットが売っていてる!!
2年越しについにシャインマスカットとご対面だ。
通常サイズが1,800円、一回り大きなものが2,500円、スーパーで買えば通常サイズが2,500円以上はしかねない。
それをこんな安い値段で買えるのは農家直売ならでは。
シャインマスカット買ってみた
これが1房2,500円のシャインマスカットだ。
容器に入りきらないほどの大きさ。
このサイズをスーパーで買ったら一体いくらするのか、想像しただけで怖くなる(笑)
※たぶんブランドによっては4,000円~6,000円
ぎっしりと大ぶりな粒がなんと68個も付いている。
やばい食べ放題ではないか。
実際にサイズを測ってみよう。
先端までの長さは21.5cm。
横幅も9.5~14cmととにかくデカい。
1粒あたりの大きさはこんな感じ。
縦3.5cm横3cmととにかく1粒1粒が大きい。
通常サイズと比べるとわかる、その圧倒的な大きさの違い。
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シャインマスカットを食べ比べてみた
さっそく食べてみようじゃないか。
持った瞬間にわかる、強い弾力から表面が張っているのがわかる。
表面を覆うブルーム(白い粉状のもの)もしっかりあって、水分の蒸発はしっかり防がれていることから、瑞々しさも保証されたようなもの。
おもにシャインマスカットは黄緑に近い方が熟して美味いといわれる。
それは比べたことがないのでわからない。
そして何より農家直営なのでもぎたて新鮮なのは保証付き。
新鮮でかつ安いとかすでに最強。
ひと口かじれば、プチンと心地よい皮の割け具合とともにジューシーな果汁があふれだす。
鼻腔を抜ける芳醇な香り。
甘く濃厚でまるで蜜のようにコク深い。
皮のほのかな渋味がさらに味に深みを出す。
それでいてさっぱりとした酸味があって食べやすい。
サイズによる味の違い
通常サイズのものと食べ比べてみた。
通常サイズも果汁ジューシーで甘味が強くて美味しいが、やはり大きい方が濃厚さが断然違う。
熟しているというのか、大粒の方が甘味が濃厚だった。
大粒だと大味なんじゃないか?と思うかもしれないが、値段は若干高くなるが断然大粒を選ぶべきだ。
※お店による
冷した方が断然美味い
そのまま食べても美味いけど、やはりキンキンに冷やしたシャインマスカットは最高に美味い。
しかもほのかに凍らせたくらいがヤバイ。
完全に凍らせてシャーベットアイスのように食べるのもアリだけど、ほのかに凍ったくらいで食べるとこれがジューシーさも併せ持ってやばい。
是非一度試してほしい。
最後に
栃木市大平町にある大平ぶどう団地もぶどうシーズンが到来。
早い直売所ではハウス栽培ものが6月から、7月には多くの直売所で扱い始め、同様にシャインマスカットも発売開始となる。
もちろんトップシーズンである9月には種類も豊富になり、品数が圧倒的に多い直売所(杉田ふどう園など)も存在する。
この時期にスタートする露地栽培もののシャインマスカットの販売が終了すれば、完全に今年のシャインマスカットの取り扱いは終了。
地元民(一部)が最後の砦と呼ぶ「小林武夫ぶどう園」の直売所でも8月31日(土)よりシャインマスカットの販売を開始した。
ヘタをすれば本日中、翌日中には完売になりかねない。
農家直営で安くシャインマスカットを手に入れたいなら、露地モノの終わりの近い今のうちに訪問することをおすすめする。
※他にも取り扱う直売所はあるかもしれないが確認はしていない
ぶどう狩りがてら訪問してみてはどうだろうか?
小林武夫ぶどう園
住所 栃木県栃木市西山田1514
TEL 0282-43-3845
営業時間 9:00~17:00
定休日 なし
駐車場 10台
産地直送 可
ぶどう狩り 可
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