麺処TANAKA、それは店長の常連さんに対する愛があふれるお店。
よく常連さんの「注文より多い」「とにかくなんかやばい」などの言葉を目にすることがある。
もちろんその言葉はうれしい悲鳴以外の何ものでもないことは言うまでもない。
そう、あれは決してドSなのではなく、お客に対する愛があふれ具現化したものに他ならない。
そしてまた一人の男が戦いを挑まんとやってきた。
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麺処TANAKAのブタ飯
その男、店内に入るや否やおもむろに券売機の前に立ち、ブタ飯Wを2枚と100円を手渡すと「ネギ増しで」と告げカウンターに陣取る。
そこに手に1杯のどんぶりを持ち颯爽と現れるTANAmen。
男の前に姿をあらわしたのはまさに究極のブタ飯、否、神ブタ飯。
なんということだ、丼を覆いつくさんと敷き詰められた神ブタたち。
その頂には2つの玉(黄身)そしてたっぷりのネギ。
斜に構えるように添えられた海苔、そしてそのカロリーをゼロにせんと添えられるはほうれん草。
ブタ飯Wを2杯分、すなわち通常ブタ飯4杯分に相当する。
これがブタ飯W×2の破壊力というやつか。
スパイスが利いてメシがススム
まずはその神ブタからいただこう。
しっかり醤油ダレのしみた神ブタには、黒コショウが振られている。
このピリッとしたスパイス感が衝撃的に美味い。
そしてネギだ。
このネギが神ブタとともに食べられるために生まれてきたかのように神懸った一体感をかもし出す。
なんとその下には、ほぐされた神ブタたちが鎮座しているではないか。
さらに薄っすらと姿をちらつかせるチーズ。
これは末恐ろしい。
まずはこの神ブタを2つ玉を潰して絡める。
濃厚で黄濁したものを滴らせる神ブタ。
まろやかなコクが塩気を和らげソフトな味わいへと変化する。
続いてほぐし神ブタ。
炙りを入れることでほぐしやすくし、同時にトロトロでホロホロかつ芳ばしさが追加されなんともたまらない味わいへと昇華する。
そこにすかさずキメ顔で現れる店主。
ここで追加のネギ増しの登場だ。
さすがにこのままでは完食は厳しい。
だがこのネギをたっぷり加えて食べることで想像以上にあっさり(※一般的な基準ではない)として食べやすい。
「これは美味い、いけそうだ」と確信した瞬間であった。
店長の愛
格闘すること13分。
ついにブタ飯W×2を完食することに成功す・・・・・ん?
なんということだろうか、店長からの愛は通常「丼」の中に具現化しているものとばかり思っていた。
ところがだ、完食した瞬間にその愛がもうひとつの丼として現れるとはなんたる絶望感!!
手を抜くことを知らない神の手により作られたその一杯は、まさに通常のブタ飯1杯分がきっちりと作り上げられていた。
すなわち合計するとブタ飯×5、これこそブタ飯ファイナルエディションだ。
だがしかし、健闘むなしく志半ばでギブアップ。
そして男は思った、「あれ?普通盛だとご飯のタレ染み加減も丁度よくていいかもしれない」と。
最後に
残念だけど、俺は店長ちゃんの愛には答えられそうにない。
俺には「なっちゃん」という心にきめた人がいるんだ。
こうして男の戦いは幕を閉じる。
結論「適量」。
麺処TANAKA
住所 栃木県小山市南小林144-5
TEL 0285-38-0773
営業時間 火水木 11:00~14:20
金土日 11:00~14:20/17:00~20:20
定休日 月曜固定
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