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伊豆「河津桜まつり」限定御朱印が人気。かっぱの寺 栖足寺に行ってみた

静岡県伊豆の河津桜まつりの限定御朱印が話題のお寺がある。
その名は、かっぱ寺、鳳儀山 栖足寺(せいそくじ)。

河津桜の発祥の地である伊豆「河津町(賀茂郡河津町)」で毎年2月10日から3月10日まで開催される『河津桜まつり』。
月に100万人以上が訪れるという河津桜まつりに合わせるように、毎年河津桜まつり限定の御朱印をいただくことができるのがかっぱの寺でもある栖足寺だ。

2019年の今年はアートな御朱印としてとても注目を浴びている。
今回はそんな限定御朱印をいただきに行ってみた。

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鳳儀山 栖足寺

鳳儀山 栖足寺は、かっぱ寺と呼ばれる河津町のお寺のひとつ。
栖足寺の裏を流れる河津川の淵にはかつていたずら好きな河童が住んでいたという逸話がある。

河童のいたずらは大げさに伝えられ、いつしか河童を怖がり憎む存在となっていた。
そんなある日、村人につかまった河童が殺されそうになっていたのを助けたのが栖足寺の和尚さんだった。

その夜、助けてもらったお礼にと「丸い大きな壺」を渡すと河童は立ち去り、その後河津川に河童が姿をあらわすことはなくなったという。

この壺には河津川のせせらぎが封じ込められ、耳をあてると水の音が聞こえるといい、同時に河童が今もどこかで生きていることを知らせてくれるという。
それから河津川に洪水があった時には、壺からゴウゴウといううなりを上げで知らせてくれたおかげで村人が助かったこともあり、寺の宝として大切に奉られてきた。

それは今でも耳をあてると河津川のせせらぎが聞こえ、河童の無事を知らせてくれるという。
※音の体験は要予約

 

栖足寺に行ってみた

今回、河津桜まつりがテレビ朝日の「帰れマンデー」の2019年3月4日の放送で紹介され、栖足寺で限定の御朱印がいただけるという情報を知り週末に行ってみた。

桜のピークは終りの時期、河津桜まつりも最終日を迎えようという時期、通常は観光客も激減するはずがとてもにぎわっている。
テレビの効果は相変わらず絶大だ。

やってきたのは3月10日の11時半頃。
ここがかっぱの寺、栖足寺だ。

駐車スペースには溢れんばかりの車の数。
ひっきりなしに次々とやってくる車。

これは失敗した、考えるまでもなくこうなっていることは容易に予想できた。
8時半に来た時には桜まつりの駐車場もガラガラだったので、最初にここに来るべきだったのかもしれない。

こじんまりとした境内には30人を超える人が集まっていた。

左手には河童の像があり、たくさんのきゅうりが奉納されていた。

境内左手には手水舎らしいものがある。

清めるにはちょっと抵抗がある。笑

右手の社務所で御朱印の受付がされている。

御朱印を書いているところを眺めつつ列に並ぶ。
どうやらこの時点で御朱印待ちは2時間らしく、やはりテレビの効果でとんでもなく人が増えているらしい。
ちなみに2時間後に訪問した時には3時間待ちになっていた。

受付ではお供えの「きゅうり封じ」(500円)も置かれている。

御朱印帳もここで購入できるので、購入した御朱印帳にいただくことも可能。
御朱印は通常の御朱印(600円)、限定御朱印(1,000円)からどちらか1つだけいただける。

番号札を受け取ったら再び訪問すればいい。

 

守りの井戸と馬蹄石

境内には今は無くなってしまった、河童が隠れたという井戸、河津川にあった馬蹄石が再現されている。

井戸の中には石が置かれ、護身・水難避けの守り石として持っていっていいらしい。
河童に投げられた石が守り石というのもなんかアレではあるが。笑

 

境内には河童がいる

境内のいたるところに河童の置物などが置かれている。

なんだか映えそう。笑

 

本堂

奥の本堂内で参拝ができる。

本堂内右手のテーブルの上には 御朱印帳、48種類の花札御朱印(書置)、守り石入れ袋、おみくじなどが置かれている。

奉納金は置かれた賽銭箱に自分でお金を入れるようだ。
なかかなアバウトだが、こんなところで悪いコトを考えるやつにはバチが当たるので、そんなやつはいないと思いたい。

御朱印帳(2,000円)と御朱印帳入れ(1,000円)を買ってみた。

なかなかいい感じだ。

 

Gallery河童

右手奥には河童のギャラリーまであった。

ガチな河童コレクターじゃないか。笑

 

栖足寺の限定御朱印

栖足寺の限定御朱印は2月10日から3月31日までいただくことができる。

これが噂の河津桜まつり限定御朱印。

御朱印は受付時間は16時までだが、18時まで受け取りの受付はしてくれるらしい。
※その日による

翌日受け取りも可能ということなので、旅行などの初日に受付だけして翌日に受け取ることも可能。

河津桜まつり限定御朱印の奉納料は1,000円。
通常御朱印は奉納料600円でいただくことができる。

 

最後に

テレビでの紹介もあり一気に人気となった栖足寺。
河津桜まつり開催期間というのもあって普段何倍もの参拝客が訪れていたという。

もちろん目当ては河津桜まつり限定の御朱印。
桜まつり期間のみの御朱印と思われがちだが、3月31日までいただくことができる。

河津町で7つの御朱印を求めて散策するもよし、温泉で疲れを癒すのもよしの場所だ。
まだチャンスはあるので、気になる人は観光ついでに訪れてみてはどうだろうか。

 

かっぱ寺 栖足寺
住所 静岡県賀茂郡河津町谷津256
TEL 0558-32-0896
開門時間 9時~16時
駐車場 20台

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。

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