レポート 群馬県 観光スポット

群馬のロックハート城に行ってみた。ヤマノススメ聖地巡礼

群馬県にやってきたら一度は寄ってみたい観光スポットといえばロックハート城。

10万平米の広大な敷地には石造りの教会やショップ、レストランなどが並び、まるで中世の街並みのよう。
英国スコットランドの古城を移築、復元したという本物のお城としても有名で、まるで中世にタイムスリップしたかのようなそのロケーションは、ドラマや映画のロケにも多数使われるスポットだ。

先日、アニメのヤマノススメにも登場した、いわゆる聖地でもある。

女性はドレスに身を包み記念撮影ができる「プリレンセスドレス体験」がお姫様気分を味わえると人気だ。
そんなロックハート城に行ってみた。

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ロックハート城とは

そんなわけでやってきたロックハート城。

ロックハート城は1829年にエジンバラの南西約50kmの位置にウィリアム・ロックハートにより建てられた。
その後ながい時を経て1988年に30個にもおよぶコンテナでシベリア鉄道を経由し日本に移築された。

それから5年後の1993年4月6日に、15,000人にもおよぶ建設スタッフの手により群馬県吾妻郡高山村の山間部に復元された。
これがヨーロッパの古城移築・復元としては日本初となる。

 

ロックハート城行ってみた

訪問したのは13時ぐらい。

敷地に入って右手、正面付近と右手方向にバス13台、普通自動車22台ほど駐車可能な駐車場、左手に16台ほどその奥にも砂利の駐車場がある。
この日は連休最終日と結婚式が行われていたのもあって、砂利の駐車場にも60台以上は駐車(14時過ぎ)していた。

 

ウエディングサロン

敷地の一番左手には結婚式を行う人向けの施設が併設されている。

木製の門の先には婚礼専用の駐車場があり、通常の利用者は立ち入ることができないエリアだ。

 

ストーンショップ

施設に入場しなくても寄れるストーンショップ。
店内ではさまざまな石を使ったアイテムが売られている。

品揃えはかなり豊富だ。

なんか珍しいものもあった。
空飛ぶダイナソー(25,920円)。

そこはダイナソーじゃなくてドラゴンじゃね?と思ったが気にしないことにする。
ていうか名札にはドラゴンって書いてあったから安心した。

 

天然石ブレスレット作り体験

ストーンショップ奥には天根戦記ブレスレット作り体験のできるエリアがある。

このエリアすべてが施設に入場しなくても利用が可能。

 

ロックハート城入り口

ショップの右手、敷地中央付近にあるのがロックハート城入り口。

ここから別世界といった雰囲気づくり抜群。

入り口から少し進むと右手が受付。

施設内ではWi-Fi接続も可能。

受付近くにはガイドマップも設置されている。

マップ

左上に恋人の丘、ウエディングギャラリーなど、何か結界じみたものがあって近づけないエリアがある。
この先は恋人の聖地として全国100箇所から群馬で唯一選定された場所らしい。

結界を超える力のある人は行ってみるといいだろう。

想像以上に沢山のスポットがあって、1、2時間では攻略できなそうだ。

さっそくロックハート城に入場だ。

どうやらここから左手に行くと、出口があり先ほどのストーンショップに繋がるようだ。

まずは正面から攻略しよう。

 

よみがえった石コロ達のミュージアム

入り口正面奥の左手、結界のあるつり橋の隣にあるのが、よみがえった石コロ達ミュージアム。

入り口横にはみせしめ台なんて不吉なものが置かれている。

きっと彼女もいないのに恋人の聖地に侵入し、見つかった人がみせしめにこの台に晒されるに違いない。笑

ここでは石コロアート作家の片岡朱央氏のストーンペインティングの作品が多数展示されている。

子供の頃に石コロを拾って、これ何かに似てる的なことを感じたことがあるだろう。
あれの究極発展形だ。

 

ストーンアカデミー

入り口から正面に見える階段をあがったところにあるのが、ストーンアカデミー。

恐竜の化石や鉱石などが展示されているエリア。

入り口にはパワーストーングラナイトが鎮座する。

2人で丸玉に触れると感情が豊かになり一途な心が続くらしい。

左手にはさまざまな化石が展示され、一部実際に触ることもできる。

右手には鉱石が展示されている。

触ると素敵な出会いがあるかもしれないローズクウォーツはテカテカと光り輝いてていた。
どんだけ出会いに飢えてる人がいるんだと。笑

 

パトリシア

入り口から右手に進むとロックハート城に辿り着く。

そのすぐ右手にあるのが、オープンカフェテラスのパトリシア。
ヨーロッパのお屋敷を彷彿させる店内、天気の良い日は犬と一緒(テラス席のみ)にくつろぐことのできるお店。

カレーや自家製スコーンとベルギーワッフルが人気だ。

サインギャラリー

カフェからすぐの左手にあるのがサインギャラリー。

来城した芸能人などのサインが飾られている。

建物外の通路沿いにはベンチもあるので、夏場は木陰で休憩にもいい。

 

ウィリアムズガーデン

サインギャラリーから左手の小道を進んだ先にあるのがウィリアムズガーデン。

25周年を記念してオープンしたイングリッシュガーデン。

その奥にあるのはロックハート家の家紋。

ちなみに全体像はこんな感じ。

どうして画像がないかというと、家紋の右手にある通路に気づかなくて行っていないから。笑

迷路のような緑のラビリンス、花がキレイな緑のトンネル、幻想的な湿地の池などがあるのでちょっと散歩がてらにいいかも。

 

テディの家

今回気づかなくて行かなかったが、サインギャラリーの先を右手の林の中を進むと海外から収集した200体のテディベアコレクションルームがある。
心が荒廃した人は癒しのひと時を味わいに行ってみるといいかもしれないな。

 

ハートバザール

サインギャラリーからまっすぐメインロードを進むとあるのがハートバザール。

まるでヨーロッパの街並みのようだ。
ようはグッズなどお土産売り場。

上り坂になっているので、店内も階段状になっている。
 

おすすめはイタリア直輸入のオリジナルクッキーやチョコ、生まれた日の刺繍がしてある365日お誕生日ベアなど。
わんちゃんのプリンセス&プリンス体験なんてのも受け付けている。

 

ハートの絵馬

そしてこれまでいろんなところにハートの飾りがあるのに気づいただろうか?

ここハートバザールで販売されているハートの絵馬(300円)というやつだ。

2人の愛の言葉をハートに託して飾るという、カップルに人気のやつらしい。

 

スプリングベル&恋人の泉

その先にの階段の先にみえる城壁のようなもの。
ここがスプリングベル。
離れたところからみるとこんな感じ。

高さ20mの最上階で鐘を鳴らして愛の告白をすると、2人の心が永遠にハートロックされるらしい。
いつまでもラブラブでいたい人は鳴らしてこよう。

そして愛を忘れた人や愛を無くした人が飲むと新たな恋愛が始まるといわれている天然水の泉もある。

映ってはいないが画像の左奥あたり。

 

ロックハート城前広場

そしてやっと階段の先にロックハート城が見えてくる。

城前は広場になっていて、ロックハート城の全景を見渡すことができる。

 

カントリーレストラン ビックハート

広場の右手にあるのがカントリーレストラン ビックハート。

半円形の野外レストランで、食事をしながらロックハート城を眺めることができる。

ローストビーフやハンバーグ、特製チーズフォンデュ、ワッフルパフェなどを楽しめる。

座席は150席あり、テラス席のみペット可。

建物の右手にはハートのモニュメントがあり、ハートの中越しのロックハート城をバックに記念写真とかインスタ映えしそうだ。

 

セントローレンス教会

広場左手にあるのはセントローレンス教会。

ロックハート城移築のさいに発見された石造物の展示や、18世紀のアンティーク・ステンドグラスがはめ込まれた、美しく厳かな雰囲気に満ちた教会。
※結婚式がある場合は入れない

結婚式なども行われ、丁度この日も結婚式が行われていた。

観光客にまで祝福されての結婚式。
これはなかなかの記念になりそうだが、たくさんの人に見られるだけに勇気もいりそうだ。笑

 

ロックハート城

ここがヨーロッパの古城移築・復元したロックハート城。

作り物ではなく本物の風格というか存在感を感じる。

エントランスはこんな感じ。

もっとババっと広いのを想像したが意外とすっきりしている。
正面の階段は撮影スポットとして人気のようだ。

ロックハートウエディング

ちなみに1階左手はロックハートウエディングの受付。

ここからは先は観光客は入れないようだ。
ロックハート城で結婚式をしてみたい人は寄ってみるといいんじゃないだろうか。

 

ジュエリーコレクション

一階右手には休憩スペース兼、展示エリアになっているようだ。

コスチュームジュエリーなども展示されていて、名女優オードリー・ヘップバーンが生前に愛用したブローチなども展示されている。

 

ギャラリーショップ

階段をあがった中2階はギャラリーショップ。

さすが販売されているものもなかなかここでしか手に入らないようなものも多い。

イギリスのお菓子はやはりイギリスっぽい。

 

世界の城ライブラリー&主の部屋

ギャラリーショップの奥から繋がっているのは世界の城ライブラリー&主の部屋。

※2階階段の先の部屋からも移動可能。

ロックハート城の主の部屋は、ロックハート城ゆかりの英国の文豪サー・ウォルター・スコットの初版本や城に関する書物を1,000冊納めた図書館になっている。

 

津川雅彦コレクション世界のサンタミュージアム

ロックハート城名誉城主の俳優津川雅彦氏が世界中から集めたサンタクロース1,100体以上が展示されている。

世界にひとつしかないサンタや身長170cmの等身大サンタなども展示されている。
なかなか存在感抜群だ。

プリンセス体験

やはりここで一番有名なのはプリンセス体験だろう。

プリンセスドレスに身をつつみ、記念撮影などができる。
自分たちで撮影することもできるが、プロに撮影を任せることもできるのでおすすめのロケーションなどで最高の1枚を手に入れることができる。

写真はその場でプリントアウト(2Lサイズ1,200円)やデータ(5~6ポーズ6,000円)で受け取ることも可能。
ちなみにデータで受け取る場合は、プリントアウトを依頼すると600円になる。

結婚式がある時間帯はお城から外に出ることができないので気をつけよう。

ドレスレンタルは主の部屋にある3階への階段を上がったところで受付。

ドレスレンタル
成人ドレス・タキシード 60分 2,500円
カップル(男女2人) 60分 4,000円
子供ドレス・タキシード 60分 1,500円

小物レンタル
ティアラ・ウィッグ付け放題 500円

 

イベント

施設内ではイベントに参加することも可能。

不思議の城のアリス

不思議の城のアリス~ロックハート城の執事と隠されたトランプ~

ロックハート城に迷い込んだアリスとなり、場内でハートの女王を見つけ出す謎解きイベント。
城の執事にしたがってすべての謎を解いた時に世予想外の事実を知ることができるらしい。

開催期間 2016年3月12日~
     ※成人の日の連休は休み?
参加費 1,000円※入場料とは別途
難易度 ★★★☆☆☆
所要時間 60分
謎解きキット販売場所 チケット売り場、ハートバザール、ロックハート城2階ギャラリーショップ
参加賞 タカラッシュカード※サイトのマイページで宝物コレクションできる

 

ロイヤルハート・ミステリー

ロイヤルハート・ミステリー~姫と騎士の隠し事~

ロックハート城に伝わるある物語の結末を探す体験型プログラム。
大人向けの謎解きイベントで、カップルや友達同士で楽しむのがオススメ。

開催期間 2018年4月28日~
     ※積雪の多い冬期は休止予定
参加費 1,500円
    ※2人用キット、一人でも参加可能
難易度 ★★★
所要時間 60~90分
謎解きキット販売場所 チケット売り場、ハートバザール、ロックハート城2階ギャラリーショップ
参加賞 タカラッシュカード※サイトのマイページで宝物コレクションできる

 

25周年の2018年はお得

2018年は25周年を記念して、毎月25日に25の付くもの提示で入場料が無料になる。

対象は携帯番号下2ケタ、誕生日が25日、年齢25歳のどれかに当てはまる人で、証明するものを提示できる人。

 

最後に

今回男二人で訪問したが、それなりに楽しむことはできるが、やはり女性グループ、カップル、ファミリー、ペット連れなどで来た方が楽しめるものが多かった。
ロックハートだけにハートをロックするイベントや体験だらけなので、特にカップルが一番楽しめるスポットだと思う。

ちなみにいくら城内でコスプレできるからと、コスプレ姿やウエディングドレスでの入場は禁止なのでくれぐれも注意しよう。
それが私服だと言い張れる勇気があるなら別だが。笑

山間部の奥にありこんなところに本当にあるの?と不安になるかもしれないが突然現れるその姿はなかなかの存在感だ。
群馬に来ることがあったらロックハート城に行ってみてはどうだろうか?

 

ロックハート城
住所 群馬県吾妻郡高山村5583-1
TEL 0279-63-2101
営業時間 9:00~17:00(最終16:30)
定休日 無休
入場料金 大人1,000円/中人(中学生・高校生)800円/小人(4歳~小学生)500円

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。




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