栃木市の太平山の南山麓ではぶどう栽培が盛んだ。
栃木市大平町の西部ではそのエリアを大平ぶどう団地と呼び、その道沿いには沢山のぶどう直売所が並ぶ。
シーズンになるとぶどうを求めるお客で混雑する。
山麓に広がるぶどう農園はさながらヨーロッパの景色を思わせる。
ぶどうと言ってもその品種は数知れず、タネ無しタネ有り、見た目や味ともにそれぞれが特徴的だ。
最近人気の品種といえばシャインマスカットが勇名だが、ここ大平町ぶどう団地で栽培されたシャインマスカットが発売開始になると即完売するほどの人気。
基本的には8月下旬から発売開始が多い中、とある直売所では早くも取り扱いを開始したというのでさっそく行ってみることにした。
スポンサーリンク
大平町ぶどう団地
栃木市から大平町を横断するバイパスを西に曲がると広がる山間部。
ここが大平町ぶどう団地。
ハウス栽培や露地栽培などそれぞれのぶどう園こだわりの農法で作られている。
直売所だけでなく、ぶどう狩りのできるお店などもあるほど。
その数は直売所だけでも20は超えるだろう。
ぶどう園に至っては数えきれないほど。
露地栽培越しに見る大平町はまるでヨーロッパのぶどう農園のようだ。
ふる里ぶどう園
そんなわけで数あるぶどう直売所からチョイスしたのはふる里ぶどう園。
他が8月下旬から発売開始ななか、唯一シャインマスカットの販売が行われている直売所だ。
※すべての直売所を調べたわけではないので絶対ではないが
10台ほど駐車可能な駐車場には先客が3台ほど。
すぐ隣のぶどう団地で一番大きな直売所にもたくさんのお客が集まっていた。
ぶどう以外にも取り扱いがあるようだが、今回は純粋なぶどうが欲しいのでスルー。
現在取り扱っているのがこれらのようだ。
棚にはシャインマスカットの文字が!
なんだ余裕で買えるじゃないかと女子店員さんに聞いてみると、まさかの即完売してしまったらしい。
やはりオープン間際ではなく15時に来るようでは手に入らないようだ。
残念。
とりあえず色々味見させてもらった。
まずは巨峰。
渋みと酸味が強く、瑞々しい。
続いて黄玉。
酸味と甘さのバランスが良く、瑞々しくて甘味と香りの余韻が残る味だ。
最後はアキクイーン。
しっかりした実で、さっぱりした甘さだ。
小林一夫ぶどう園
女子店員さんに隣のぶどう園が一番大きいので、もしかしたらあるかもしれないと言われ行ってみた。
こちらはお客も結構多く賑わっている。
さすが品揃えも豊富だ。
残念ながらシャインマスカットは8月25日かららしい。
色々買ってみた
偵察を終えてもとのお店に戻り色々と買ってみた。
左が黄玉(1,500円)、右がアキクイーン(800円)。
上がおまけにもらった巨峰(プライスレス)。
ぶどうってあまり食べないで生きてきたけど、こんなバリエーションに富んでいたんだなと実感させられる。
見た目、味、食感がそれぞ特徴的。
どれも全然美味いけど、それをはるかに凌駕するシャインマスカットはどんな味がするのか。
シャインマスカットをもらった
某女子高生からシャインマスカットを3粒もらった。
これが噂のシャインマスカットか。
さっそくひとくち。
まず食感からして全然違う、これまで食べたぶどうは厚めの皮で基本食べずに捨てる感じだが、こちらは皮が薄く噛むとプチンと弾けるような食感で、皮ごと食べられてしまう。
スッキリとして酸味も弱く、雑味の無い甘さだ。
美味いといっても所詮はぶどうでしょ?そんな違いはないって、なんて思っていたが全然違った。
最後に
シャインマスカット、即完売するほど人気なのも納得の味だった。
種なしというものあるが、このすっきりした風味はぶどうというより別の果実といっても言い過ぎではない。
もし購入することができたら、豪勢に一気食いとかもやってみたい。
8月下旬の大平町ぶどう団地を要チェックだ。
大平町ぶどう団地
住所 栃木県栃木市大平町西山田
TEL 0282-43-8288(大平町観光ぶどう園協議会)
ふる里ぶどう園
住所 栃木県栃木市大平町西山田1571
TEL 090-4752-2214
開園時間 8:00~17:00
定休日 無
-
【栃木市大平】シャインマスカットのシーズン到来。大平ぶどう団地も完売必至
続きを見る