日光金谷ホテルのカレーの歴史は大正時代にさかのぼる。
その当時のレシピは今でこそメジャーに使われるようになった食材を100年前から使用していた。
そんな当時のカレーを再現したのが今回食べる百年ライスカレー。
そのこだわりは独特の商品スタイルにも反映されている。
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百年ライスカレー
先日金谷ベーカリーで購入した百年ライスカレー。
主張しすぎないデザインに木目調というなんともシックなパッケージ。
さっそく開封すると現れるのは2つのパウチ。
決して2食分あるわけではない。
なんと具材とカレーソースが別々になっている。
通常、カレーといえば具材をカレーソースと一緒に煮込むイメージが一般的だが、金谷ホテルでは一緒に煮込むことはせずソテーした具材を温めたソースと器の中で合わせるという手法をとっている。
この金谷ホテルのスタイルを忠実に再現した結果、カレーソースと具材のビーフが別々にパウチされることとなった。
調理の仕方
調理する時は、カレーソースと具材を開封し鍋にあけて混ぜ合わせながら弱火で温めるか、パウチのまま熱湯で5分温める、もしくはカレーと具材を容器にあけてラップをして500wで2分半加熱すればいい。
最後に器の中で合わせるという製法に則って、今回はお湯で温めることにした。
熱湯で5分経てば出来上がり。
まずは皿にカレーを投入。
もうこの時点で美味そう。
芳ばしい香りにスパイスの芳醇な香りが書欲をそそる。
ここに具材を投入。
これが牛肉の旨味が溶け込んだブイヨンスープのような深みのある香りが漂うスープ状の液体がたっぷり。
そしてゴロゴロと贅沢に使われた牛肉。
これをしっかりかき混ぜれば完成。
もう匂いがやばい。
食べてみた
さっそくひとくち。
クリーミーな舌触りで、濃厚でコクがありスパイスの効いた程よい辛さ。
ビーフの旨味に玉ねぎやリンゴなどの甘味が効いている。
肉は柔らかく、脂身はトロトロで旨味が口の中にあふれる。
かなり本格派のレトルトカレーだ。
美味かった。
最後に
金谷ホテルのカレー独特のカレーソースと具を別にする方法のおかげか、カレースパイスに負けずにしっかりと肉の旨味を感じさせてくれる。
カフェで食べた時も確かに美味かったが、ホテルのカレー感が強かった。
それに比べて、こちらはなかなかにレトルトカレーとしては本格的な味に仕上がっていた。
レトルトカレーを購入する時の候補の一つに入れてもいいかもしれない。
そんな味だ。
金谷ホテル 百年ライスカレー
価格 円
内容量 220g
エネルギ― 224kcal
タンパク質 13.6g
脂質 10.6g
炭水化物 18.5g
食塩相当量 2.6g