先日長野から上信越自動車道を地元に戻る途中、休憩がてら群馬県にある甘楽PAに寄り道した時だった。
甘楽といえば下仁田ネギが有名なので、ご当地調味料や食材が手に入るんじゃないかという期待をしつつ売り場をブラブラしていた。
そんな時に衝撃のアイテムを発見した。
その名も辛口専用激辛の素。
先日から自作している激辛ペーストを彷彿させるそのビジュアルに、もうすでに存在していたかと絶望しつつもいったいどんな味がするのだろう?と興味深々で購入してみた。
カレーやラーメン、中華料理などなんでも使える万能辛口専用ペーストとやらが如何ほどのものか試してやろうじゃないか。
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辛口専用 激辛の素
辛口専用激辛の素。
群馬県沼田市の丸華製菓という会社で販売されているこの商品。
ネットでも情報が無くご当地系の調味料なのだろう。
原材料には唐辛子、食塩、パプリカ、ラー油、おから粉末などを使用している。
自作激辛ペーストとかぶる材料はあるが、まったく味のベクトルが違うのがわかる。
注釈を見る限りでは、ガチで辛くてやばいアピールがされていることから、一般人向けではないというのがわかる。
そんなハードルを上げて大丈夫か?と思ったりしたが、激辛マニアがその力のほどを試してやろうではないか。
ちなみに開封するとこんな感じ。
オイリー感のない完全にペースト状になったもので、唐辛子の刺激的な香りが際立つ。
舐めてみると、ピリっとした唐辛子の辛味の後に塩気がとても強く感じられる。
例えるなら濃縮した豆板醤といった具合の辛味と塩味で塩辛い印象。
これは辛みを強めようと沢山投入すると塩辛くて食べられなくなる系だ。
豆板醤の代用品として使用する場面では役に立ちそうだが、目指しているいわゆる万能系の激辛ペーストとは違う。
かずちゃんのからあげ飯+激辛の素
せっかくなのでかずちゃんちでカラカラもどきを作ってもらった。
唐辛子が効いていて芳ばしさがある香り。
見た目は赤みがとても強い。
さっそく食べてみた。
鶏肉に激辛の素を揉みこんだものを揚げただけだが、十分すぎるほどに塩味が効いている。
芳ばしさがあり揚げ物との相性がよさそうだが、味に若干クドさを感じてしまう。
揚げ物なのでやはり辛さは飛んでしまった。
かずのタレを入れればうまくなるだろうけど、塩辛さがきわだってしまいそうな予感がする。
そのまま餃子などのタレに混ぜて使ったり、鍋ものや炒め物、それこそ豆板醤を使うような料理系にはとても合いそう。
とにかく豆板醤だ。笑
試してみたい人は上信越道の甘楽PAで購入しよう。
※青森県八戸市の味の海翁堂が製造元のようだが他に販売している場所は不明