栃木市大平町に面白いカレーを出すお店がいつの間にか誕生していた。
そのお店はガラスの器にカレーを盛るという丼カレーが食べられるという。
れれれのカレーという面白い名前で、オープンは5月末だったらしいのだが、まさか1か月以上その存在に気づかないとはやってしまった。
大平町にもこの手のお店ができるようになって、メシの選択肢が増えてとてもうれしい。
果たしてどんなタイプのカレーなのか、もしかしたら本格的?それとも家庭的?
期待が高まるばかりだ。
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れれれのカレー
そんなわけでやってきたのは昼頃。
ここが今回の目的地れれれのカレー(RE RE RE NO CURRY)。
全体が真っ白な建物に黄色に黒の縁取りの店名がインパクトありだ。
なかなかカレー屋らしからぬ外観が逆にいい。
ちなみにこのお店の駐車場は歩いて30秒ほどのところにある。
店を左手に見ながらすぐの公園のT字路を左に曲がり、10mほど進んだ右手の砂利の駐車場がそうだ。
さっそく店内に入ると、右手のカウンターに5席ありその奥に厨房、正面奥にレジ、左手にはテーブル席が3卓といった構成。
オシャレ感がありつつも、どことなくレトロ感を感じさせるテーブルやインテリアの数々、レジには店名のステッカーも販売されている。
カウンターに置かれた器は左から大中小の器になっているので、大体の量は想像できるだろう。
さっそくカウンターに陣取る。
各席にはしょうゆ、ソース、辛味パウダー(未確認)、紅福神漬けとカレーの食べ方への対応力抜群。
メニューはこんな感じ。
※2017年10月現在若干の値上げあり
もうカレーという名すら書かれていないが、まぁよほど理解力が無い人でもなければこれで十分だろう。
シンプルにカレー一種類のみでトッピングでの味変が可能になっている。
ドリンクや夏季限定っぽいかき氷も販売されてる。
テイクアウトも可能だが、小と中のみ。
ちなみに大中小の量を聞いてみたら価格と総グラム数が一致する感じらしい。
すなわちカレーの大は850gというとんでもないボリュームということになる。
そう考えると結構安い値段でがっつり食えるという隠れた大盛り店なのかもしれない。
※それを最初に聞いてから注文するべきだった。笑
きゅうりの一本漬け
まずはとても気になったきゅうりの一本漬け(200円)を注文。
ベストな塩分、ほどよい酸味に旨味加減がクセになる美味さ。
これをつまみにアルコールとか最高だろうな。
カレーを食べた後に口直しでもいいかもしれない。
カレー大+全部のせ
そんなわけで量も確認せずに注文したのがカレー大(850円)+トッピング全部のせ(250円)。
おもいのほかボリューム感がある。
デフォルトのカイワレ、ナルト、そして追加トッピングのマヨネーズ、チーズ、バター、そして生卵。
やはりれれれなだけにナルトなのだろうか。笑
生卵はちゃんと黄身だけ乗せられるよう配慮されている。
チーズは炙ってあるようだ。
生卵ひとつでもカレーには黄身だけ派、全部派、しっかり混ぜてから乗せる派など様々だから、単純に生卵だけじゃないところがわかってるな。
そして側面から見るとこんな感じになっている。
上下カレーの層にご飯がサンドされているという珍しい盛り方だ。
それではまずひとくち。
具材は挽肉にニンジンや玉ねぎなどの野菜が使われほぼペースト状になるまで調理されている。
俗にいうキーマカレーのような風味に仕上がっている。
ご飯を上下から挟むようになっているので、スプーンですくうとカレーのボリューム感がかなりのあってちょっと贅沢な気分になる。
辛みスパイスがほどよく主張(優しいレベルで)し、優しめのビター感、香りもガチ系ではなく家庭的な感じがする香り。
味付けは濃いめのしっかり系で挽肉なのでどこをすくってもその旨味を感じられる幸福感。
シャバシャバ系のカレーのまるっきり反対をいく、粘りがあってスプーンに貼り付く系。
野菜やルーの配合によるとろみが加わることでこの独特な粘りのある舌触りになっているのだろう。
炙りの入れてあるチーズと一緒に食べると濃厚でクリーミーな味で、マヨネーズで食べれば酸味が効いた味になるがマヨネーズの存在感が強めに、そしてバターを溶かして食べればバターの風味が効いたマイルドかつ粘りの和らいだ食感になる。
そしてトドメは生卵だ。
いっきにマイルド感が加速する。
これは投入タイミングを間違えると大変なことになりそうだ。
今回は白身も入れてしまったが、黄身だけ入れるといい感じかもしない。
もしくはしっかりかき混ぜるのもアリかもしれない
見た目を気にしなければ完全にルーとご飯ごと混ぜてしまってもアリか?
生卵は汎用性があるが、逆にカレーの風味、食感そのものを劇的に変えてしまう可能性があるな。
最後に
今回何も考えずに大の全部のせをやってしまったが、カレーの存在感が強いので普通以上に満腹感を感じた。
結果的に150gほど食べきれずにお持ち帰りして夕食もカレーというオチになったわけだが。笑
お店の雰囲気もいいので、注文前に聞いてみるのも手だ。
普段同量の食事を食べられる人もまずは中で様子見をしてから大に挑戦してほしい。
れれれのカレー
住所 栃木県栃木市大平町下皆川2022-2
TEL 0282-45-1977
営業時間 11:00~14:30/17:00~21:30
定休日 月曜
テイクアウト 可(小、中のみ)