まとめ

革製品って使い込むとメンテが必要になってくるよね。セルフメンテの仕方をまとめてみた

2017-04-09

革製品というやつは経年劣化を楽しむという育てる要素が面白い。
使い込まれた風合いやクセというやつがなんともたまらない味を出してくる。

とはいえ、メンテを怠ると製品自体がダメになってしまう。
今回、革職人展に行ってきたわけだが、ついでにスマホケースのボタンが緩くなってしまったので修正してもらったり、財布を磨いてもらった。

せっかくなのでそのメンテの仕方を簡単ではあるが備忘録も兼ねて残しておこうと思う。

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革製品のメンテの仕方

メンテといっても色々あって、革に脂を補給したりパーツの劣化による補修などさまざまだ。
ここではその一部をまとめてみた。

 

ボタンの緩みの直し方

革製品のボタン部分はどうしても使用頻度が高い部分なだけに、使い込むうちに緩みが出てきて安定しなくなってくる。
そんな時にはちょっとしたことで簡単に緩みを直すことかできる。

ボタンをペンチなどでつまみ、ちょっと回転させてやるだけ。

状態にもよるが、これで新品同様のがっちりしたホールド感に戻る。
こんな簡単なことだが意外と知らない人も多いので、お気に入りの革製品だけどボタンが緩くなって使えなくなったなんて放置している人は一度試してほしい。

革磨き

メインに使っているVILLAGE WORKS製の革製品は、しっかりと脂が染み込まされているので内側からそれらがにじみ出るのでそれほど頻繁に補充してやる必要はないが、それでもたまに磨いてあげることで光沢感が全然変わってくる。

1.馬毛のブラシでこすってやる

これだけでもくすみ感が取れて光沢感が出てくる。
定期的にこれをおこなってあげるだけでも十分だ。

2.保湿保革クリームを塗る

財布などなら外側だけでなく、内側の隙間などゴミが溜まったりするので、磨きついでに綺麗にしてやるといい。
※革の裏側ではない

これで革表面の保護や光沢感がより一層復活する。

 

普段から気をつけること

普段から使い方に気をつけることでメンテの手間も省けるし、綺麗に経年劣化させることができる。
それには以下のことを気をつける必要がある。

1.水にぬらさない
水に濡れると模様として残ってしまうので、できれば濡れたらすぐに柔らかい布などで拭き取ってやるべき。
拭き取る時にはこすらずに叩くように拭き風通しの良い場所で陰干しするようにしよう。
しっかりと脂が染み込まされた製品はちょっとくらいなら拭き取ればすぐに綺麗になるが、どうしても安価品はそうはいかないところもあるので、水にぬらさないようにするのがベストだ。

2.直射日光を避けて風通しのよい場所で保管
革は生き物なので直射日光のあたるような場所で保管すると変形、日焼け、ヒビ割れなどの心配があるし、風通しの悪い場所ではカビが発生してしまう場合もあるので、普段保管する場所には注意しよう。

3.拭き取りは柔らかい布でやさしく
できれば専用の布があればベストだが、柔らかい布(化学雑巾は×)でやさしく拭き取りをしてあげると変な傷がつくこともない。

4.定期的にクリーニングや保護をする
どうしても使い込んでくると汚れだったり表面の脂が足りなくなってくる。
汚れは放置していると落ちなくなる場合もあるし、脂が足りなくなればヒビ割れも発生してくるので、定期的にメンテをするのが革製品を長生きさせるコツだ。

 

持ってると色々捗るアイテム

メンテをするときにあると便利なアイテムはこれ。

1.皮革用ワックス
艶だしなど革製品の保護に必須。
磨きなおした革製品の光沢感はたまらない。

2.馬毛ブラシ

馬毛ブラシは磨くだけで革製品の光沢を出すことができるので、とりあえずこれだけでもあればなんとかなる。

 

3.仕上げ用グローブクロス
メンテ後の仕上げのひと磨きで光沢感がアップする。
グローブタイプなので大きなカバンタイプにも使い勝手がいい。

 

 

最後に

本物の革製品は高価なものも多いので、しっかりメンテをおこない長く使って経年劣化を楽しもう。

 

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県の観光に役立つグルメやスポット情報を中心に紹介 | 栃木のグルメ・観光情報の発信(たまに他県も)/気になったことを自由にダラダラ綴ります | 社畜ゆえ多忙になるとメシネタ過多になります。

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