栃木市の蔵の街で毎年この季節になると開催されるのが、蔵の街サマーフェスタ。
街の中心街を完全に通行止めにして開催される一大イベントだ。
そして今年も2016年8月7日に蔵の街サマーフェスタ2016が開催された。
昔だと地域で開催される地域や周辺の人しか来ないようなお祭りが今や市が主催して大々的なイベントにすることで、県内外からの来場者を招き入れる地域活性化のかなめとしての位置づけがされている。
ここ栃木市は地元商店もお祭りに率先して参加し、イベントを盛り上げようというムードがあり、さらにとち介を知ってもらい応援してもらおうという重要なミッションも含まれている。
周辺に多数の駐車場、電車での来場者のための臨時バスも走らせたりと気合は十分だ。
いつも一番暑い昼の12時からスタートする祭りなので、暑いしいいやと敬遠していたのだが今回は重い腰をあげて行ってきた。
今回で10回目となる蔵ふフェスだか、「新たな挑戦」というコンセプトらしく、豊富な企画の中にはなんと15時半から浴衣コンテストなるものがあるというではないか。
これは見ないわけにはいくまいw
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目次(タップできる)
とち介の中に飲み込まれる子供たち
駐車場に車を停め歩くとさっそく何やら巨大な物体が見えてくる。
あれはもしや!?
とち介の参加するイベントに実装された、とち介の中で遊べる「ふわふわハウス」ではないか。
行列ができるほど人気で、次々ととち介の中の飲み込まれていく子供たち。
その前にはとち介への応援メッセージを記入できるスペースがあった。
ここまで応援されては今年は是が非でも1位を獲得したいところだ。
コンビニも気合十分だ
会場内に唯一あるファミマも夏向けの商品やドリンクなどを販売したり、駐車場をすべて休憩スペースにしてイスやテーブルを配置したりと気合十分だ。
あらためて考えてみると、フランクフルトや唐揚げ、フラッペゆアイスだったりとコンビニで取り扱う商品ってお祭りとの相性いいものが多いな。
とち介あらわる
しかし暑すぎる。
この快晴の空にアスファルトの地面だ。
この暑さだととち介はさすがにいないだろうと歩いていると、
この照りつける太陽の元、記念撮影を頑張るとち介が。
これはやばいんじゃないか中のh?????
どうやらとち介の投票所があるらしくそこで活動をしていた。
でもさすがに活動限界があるようで、一定時間が過ぎると一度休憩に入るらしい。
そんな時にもちゃんとお辞儀したりとアピールは完璧だ。
暑いから決めのポーズはいいから早く休憩しなさいといいたいw
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かぐや姫プロジェクト
その向かい側ではかぐや姫プロジェクトなる謎の会場があった。
なるほど参加者はおのおま竹にデザインをするらしい。
それらを巴波川沿いに並べて点灯させるようだ。
なるほどそれでかぐや姫なわけだ。
百八灯流し
夕方から並べられた竹のライトアップに19時すぎから始まる「百八灯流し」は幻想的な風景になりそうだ。
ちなみに百八灯流しとは、
栃木市の無形民俗文化財に指定された『百八灯流し』は日光修験行事「船禅頂」(ふなぜんじょう) になぞらえ
明治初頭に御大院の星覚全という修験者が始めたものです。
巴波川の舟運の安全祈願と百八の煩悩を水に流すための仏教行事であり、
白装束姿の船頭が漕ぐ御神船が巴波川に浮かび、舟の端に108本のろうそくが灯されます。
この行事は、百八の煩悩を水に流すという謂われや108本のろうそくは安産のお守りになるという謂われを持ちます。参考:栃木市観光協会
らしい。
ちなみにその時間帯まではいなかったので詳細は不明だ。
たぶん祭りのクライマックスのメインイベントだと思う。
俺は海賊王になる
メイン通りからとち介アトラクション&応援エリアを左に曲がった銀座通りでも水鉄砲合戦「海賊王」なんてイベントが開催されていて盛り上がっていた。
めちゃくちゃ楽しそうだw
だんだんと祭りっぽい雰囲気が盛り上がってくる
だんだんと祭りムードが盛り上がってきたところに見えてきたのが屋台だ。
やはりお祭りといえば屋台ははずせない。
そういえば学生の頃に一度この蔵の街のお祭りに来たことがあったなと思い出す。
近所の商店もいろいろと工夫を凝らしてお店を出していたりする。
いいねーこの感じ、なんかワクワクしてくる。
この賑わいこそが祭りだよな。
道沿いに並ぶ数々の屋台、射的にあんず飴、バナナチョコ、イカ焼き、たこ焼き、どれも美味そうだ。
大阪焼きとか初めてだ
折角だしなにか食べようとチョイスしたのは大阪焼き(300円)。
要するにお好み焼きのコンパクト版らしい。
干しエビとか目玉焼きなどお好み焼きの具材入ったものに、ソース、そしてかつお節とシンプルでコンパクトにしたやつだ。
まぁ味は想像に任せるとしようw
蔵の街第一駐車場はご当地フードコートになっていた
普段は駐車場として利用されている蔵の街第一駐車場の前にも暑さと戦う戦士がいた。
その戦士の横にある駐車場はご当地フードコートになっていた。
最近のイベントではこの手のブースは定番だな。
そこにはインパクトありまくりなかき氷屋だったりいろいろなお店が並んでいた。
ここもなかなかの混みようだ。
浴衣コンテスト開催中
山車会館の前の特設ステージでは今回の目玉イベントの一つである浴衣Collection2016が開催されていた。
向かい側では投票ができるらしく、参加者の写真の下に投票シールを貼るようだ。
はたして優勝するのは誰か?
表彰式は20時半からだったので、結果は不明w
詳しくは「とちぎ娘町推進委員会」を検索!!
栃っ子ひろばの十千木夜市
その向かい側では十千木夜市という、まさに昔ながらの祭りを彷彿させる景色が広がる。
地元の企業とか店舗などそういったお店が焼きそばやかき氷などを販売しているところが多数見られるエリアだった。
ただ、道路沿いにお店を並べるだけでなく、随所にこういった工夫を凝らしたスペースがある。
消防アトラクションはしご車搭乗体験
中心から離れると屋台もなく、周辺のホテルが屋台を出していたりしている程度でずいぶんと静かになる。
そんな何もないエリアにも結構な人の往来がある。
もしかして先に何かあるのだろうか?
どうやら地元消防団が消防車を展示し、普段触れることのできない消防車を堪能できるというマニアにはたまらなそうな「はしご車搭乗体験」開催されていた。
踊り団体の披露
そうこうしていると17時からメイン通りでは踊りの披露が始まっていた。
なかなかイベントも多くて賑やかだな。
気合いの入った踊りが披露され、周囲にはたくさんの観覧客が集まっていた。
まぁこれも表彰式の時間までいなかったのでどこが表彰されたのは謎だw
幸来橋音祭
メイン道りばかりに目がいってしまいがちだが、巴波川の架かる幸来橋では和太鼓とゴスペルがコラボした音楽祭「幸来橋音祭」が開催されていた。
どうしても音楽祭なので中心の賑やかな場所では開催しづらいので、こんな離れた場所になってしまっている。
そのせいもありあまり混み合っている様子がないのが残念だ。
もっとメイン通りでのアピールや、会場前の道も通行止めにするなどの配慮が必要だろう。
いつもの風景が広がる巴波川沿い
巴波川沿いはイベントが夜からなのもあって、それほど歩いている人はいなかった。
むしろいつも通りのポケモンGOをやっている人々の方が多いくらいだ。
そんな遊歩道沿いに最高のスボットを発見する。
女子が集まって休憩していたので利用はできなかったが、こんな打ち水のされた川沿いの涼しいスポットで休憩とか最高だ。
そして売られているのはかき氷やラムネというこのなんともたまらない感じ。
この金たらいにラムネっていうのが最高。
これが瓶だったらもっと最高だったんだけど、まぁ贅沢は言うまいw
乾いた喉にこのラムネの甘さと炭酸の刺激がたまらない。
最後に
とても賑わいのある蔵フェス。
このあとも、巴波川では百八灯流し、大通りでは蔵おどりなども開催された。
出典:栃木市観光協会
蔵の街全体で盛り上げようというムードがあり、なかなか見どころもたくさんある。
なにより活気があって楽しい。
お昼から開始なので慌てずゆっくり遊びに行けるのがいい。
今年から新しい試みも始まっているようなので、来年はもっと賑わいのあるイベントになるかもしれない。
興味のある人は来年の今頃に蔵の街に来るといいよ。
そんなわけで蔵フェスの熱い1日のレポートは終了。
蔵の街サマーフェスタ2018開催予定
2018年の蔵の街サマーフェスタの予定はこんな感じ。
開催日 2018年8月5日(日)
開催時間 14:00~21:00
パンフレット
蔵の街サマーフェスタ-蔵フェス-
開催日 2016年8月7日(日)
開催時間 12:00~21:00
開催場所 蔵の街大通り/銀座通り/巴波川/栃っ子ひろばなど
主催 平成28年蔵の街サマーフェスタ実行委員会
問い合わせ 栃木市観光協会 0282-25-2356
栃木市観光推進課 0282-21-2374