栃木市嘉右衛門町、昔ながらの古民家が数多く並ぶ街並みの一角にそのお店はある。
意識して通らないと見落としそうなこの路地。
ここが今回の目的地であるカフェバザール-cafe Bazzar-だ。
このお店、中目黒のオーガニックカフェや代々木上原のイタリアン料理店で腕を振るってきたという店主が、生まれ育った地元でオープンさせたというお店だ。
店舗はオーナーみずから古民家をリノベーションさせ、夫婦2人から始めたお店は今年で5年目に突入する。
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入り口の立て看板には丁寧に駐車場の場所を案内してくれている。
道路を挟んで向かい側の砂利の駐車場と、その左の建物を挟んでもう一か所の駐車場がある。
車を駐車してさっそく奥へと踏み入ると、門には店舗の看板がある。
そして門をくぐった先には緑のトンネルが続く。
ここが栃木市の街中ということを忘れさせてくれるような別世界が広がる。
右手のこのスペースはオープンテラスなどにも利用されるのだろうか?
この時は使われている様子はなかった。
そして木のトンネルを抜けると店舗の入り口になっている。
なんとも歴史を感じさせる味のある扉を開け店内へ。
先客が3名ほどいたが帰り際にすれ違い、ちょうどランチタイムが終わる頃だったのでお客は誰もいなかった。
後客も1組ほどと、タイミングが良かったようでラッキーだ。
なんともレトロな感じを漂わせるながらも、ところどころにセンスを感じる。
入ってすぐ右手の通路奥にトイレ、まっすぐ進むと右手が厨房とレジだ。
厨房の前にはカウンター2席、ホールにテーブル席が3卓ほどある。
古民家の梁だったり装飾品がそのまま残るところもあれば、オシャレな装飾がされたものなども混在する面白い店内だ。
店内は先ほど入ってきた東側と、西側の道路沿いのももうひとつの入り口がある。
嘉右衛門町を徒歩で散策しながら訪れる人はこちらの入り口からの方が入りやいかもしれない。
西側と先ほどの店内とは部屋で区切られていて、西側がまさに古民家といった雰囲気で、こちら側は比較的明るい感じの店内となっている。
こちらはテーブル席が3卓のみだ。
壁の黒板には手書きのおすすめメニューが書かれていて、どれも本格的な感じだ。
なかなかの充実した品揃えにどれにしようか迷うところだが、ランチのセットにすることにした。
まずはサラダから。
ほどよい酸味のドレッシングにコーンの甘味がとてもあっている。
そして添えられたパンは表面がカリカリに焼かれていて美味い。
そしてお待ちかねの小エビ、ルッコラ、ズッキーニのカラスミがけオイルパスタ(1,300円)
プリプリの小エビの食感、ズッキーニのサクッとした歯触りがなんともたまらない。
ドライトマトの酸味のアクセントもいい。
カラスミの塩分も加わり、絶妙な味に仕上がっている。
細めのスパゲッティーニがオイルの絡み具合もしつこくなくプリッとした噛みごたえが心地よい。
本格的なパスタなんて初めて食べた気がするが、しゃれおつでやばいねw
そしてセットのドリンクはアイスコーヒーをチョイス。
苦味と酸味がしっかりと効いたコーヒーだ。
そしてセットドルチェから、チョコレートのテリーヌ(+400円)をチョイスした。
もし女子でもいたら、確実に「カワ(・∀・)イイ!!」とかいうことだろう。
皿にはシュガーパウダーがふられ、プラムやマンゴーソース、クッキー、キャラメルソースなどが彩られている。
そしてちょっと見づらいが、岩塩も添えられている。
この岩塩をつけながら食べるのがおすすめらしい。
トロッとしていて濃厚なテリーヌに岩塩が甘さを引き立たせてくれる。
チョコに岩塩ってたまに見かけるがこれはアリだな。
マンゴーで酸味をトッピングしたり、サクッとした食感を加えたりと一度でたくさんの楽しみ方のある面白いドルチェだった。
これはたしかに人気になるのもうなずけるお店だ。
少々場所がわかりづらいのがあるが、なかなか居心地もいいし、料理も美味いしできれば次回は女子と来たいところだなw
そんなカフェバザールでは今週末7月16日の夜からイベントがあるらしい。
夏フェスにも参加するアーティストのライブもあるらしいので、週末に行ってみるといいんじゃない?
カフェバザール-cafe Bazzar-
住所 栃木県栃木市嘉右衛門町4-6
TEL 0282-51-2810
営業時間
月~土 11:30~14:00 ランチタイム
14:00~18:00 カフェタイム
18:00~21:00(LO) ディナータイム
日 11:30~14:00 ランチタイム
14:00~19:00(LO)カフェ&食事
定休日 無休
個室 なし
喫煙 分煙