最近のkindleさんの値下げキャンペーンやセールでのお得感がハンパ無い。
今日も思わずまとめ買いしてしまったものがあるのだが、新世紀エヴァンゲリオンが1巻50円で販売していた。
全14巻を購入してもたったの700円である。
そりゃ買わないわけがないw
欲しい本はセールを狙ってまとめ買いがお得
ずっとではないにしても期間限定で安くなるのだから、定価で購入したり、書店で購入するのがもったいなくなってくる。
現物主義の人や、端末を持っていない人にとってはデータで所持なんて無理とか思うかもしれない。
たしかに昔はそうだった。
現物を手に入れてこそだろうと。
だが、いざkindle版の書籍を購入してみると、画質的にもまったく遜色ない。
しかも補完・・・保管にも困らない、劣化しない、いつでもどこでも読めるというのがあまりにも便利すぎる。
だがこうまで安いと今後の書籍業界はどうなるのだろう?
いづれは読み放題とかが普通になるかもしれない
先日、amazonのプライム会員のサービスに新たに追加されたプライムミュージック。
なんと100万曲以上が追加料金なしで聞き放題。
プライムビデオといい、プライムミュージックといい、こうしてプライム会員向けのサービスが充実してくると、次に来るのはプライムブックではないだろうか?
関連記事:アマゾンプライムビデオを試してみたら意外に使い勝手が良かった
そうなると本は無料で読み放題となるかもしれない。
年会費3,900円でこれだけのサービスが利用できれば、たとえアマゾンでちょくちよく買い物をしない人でも十分元は取れる。
でもそうなってくると本を書店で買う人が減ってくるんじゃないだろうか?
書店で購入する人が減れば紙媒体の書籍は廃れ、書店自体も街から姿を消していくだろう。
ネットが主流になれば書籍自体の価格が下がる。
しかも読み放題なんてものが普通になってくれば・・・いや、これは当然そういうのが当たり前になるだろう。
印税的な問題が解決できるかどうかが鍵
作者の印税の問題だったり、色々と問題点が浮き彫りになってくる。
そうなると書籍のあり方も今とまったく違った形になってくるはず。
読む側からしてみれば安いに越したことはないのだが、作家さんには頑張ってもらいたいのでそれなりの対価は得てほしい。
でも、実際のところ1作品あたりいくらという金額を支払ってあとは好きなだけというオチなんだろうな。
新刊とかはしばらくは公開されないとかそういったものはあるはずなので、どうしても早く読みたい人はお金を払うだろう。
で、需要がなくなった頃にじゃあもう公開してもらっていいです的な感じで最後にまとまった金額を頂くという未来が見える。
実際のとこ、この矛盾ははたしてどう解消されるのだろうか?
そこを解決してから導入して欲しいと切に願う。